11月24日、議会協議会が開かれ、3億円削減に係わる財政シミュレーション案が町から示されました(写真)。これをみると、令和(R)3年以降も財政調整基金は3億円は維持されることになります。しかし、福祉基金は平成7年度で ゼロになること。会染小学校の大規模改修や会染保育園の施設整備費、会染西部圃場整備での非農用地整備費などは含まれておらず更に厳しい財政運営となります。財政危機の責任をとり、町長報酬は10%カット・3年間(令和3~5年度)、副町長・教育長報酬は7%カット・3年間(令和3~5年度)の考えを示しました。また、町民に係わる主な削減案は次のとおりです。※は議会として特に意見した内容です。町はこの案で町民説明会に臨むとしました。
〇やすらぎの風呂:日曜休み、利用料100円値上げ、〇予防接種事業:継続する、〇がん検診事業:大腸がん検診は中止(子宮頸がん・マンモグラフィーは継続)、〇在宅介護者給付金:健康診断書の提出を条件に継続、〇緊急通報システム:町負担を1,000円/件程度とする、〇長寿祝い金: 88歳は1万円を5千円に、100歳は継続(3万円)※88歳の廃止は好ましくない。、〇住宅リフォーム補助金:補助率20%を10%に、上限20万円から10万円に、〇私立高校生徒補助金:継続する、〇児童生徒奨学補助金:対象者を限定(不登校児童生徒・養護学校通学者のみを対象)、〇入学祝い金:小学校 5万円→3万円、中学校 3万円→2万円、※兄弟間で格差が生じるのでしっかりとした説明を。〇就学援助費:近隣市町村と同じ水準である対象を生活保護費×1.5から1.2にする、※生活の厳しい低所得世帯を考慮し、現行1.5の継続を。〇移住定住補助金:現行の半額程度にカット