みのもり雑記

旅行関連が多くなるかと思いますが、ふと書きたくなったことを気の向くままに、という感じで。

2022年宮城旅行 - 3日目その5(鹽竈神社)

2022-10-01 17:00:36 | 2022年宮城旅行
目次

2022年6月4日(土)13:00
さあ、いよいよ鹽竈神社の表参道にアタックする時が来てしまいました。


立派な常夜灯ですね~。


……いざ!


……見た目だけでもすでにつらい


とりあえず途中まで上りました。
傾斜は、45度まではいかないです。すでに結構疲れましたけどね。




さらに上りました。


実はこの石段、途中で踊り場がありまして、それを境に傾斜が増します。
わりとガチで息切れしてしまい、後半は途中で何度か立ち止まって足を休めつつ進みました。

のぼりはじめてから約4分、ようやく登り切りました。
上から見ると、踊り場までの傾斜がなんと緩かったかよく分かりますね。。。


……まあ、目を転じると、ダメ押しの石段が見えるわけですが。


ちなみに今立っているこの場所は、流鏑馬の会場でもあるようです。


さっきの石段を御神輿担いで降りるという恐ろしいお祭りもあります。


さて、では最後の石段といきましょうか。


登り切った!!!


おなじみ(?)文化財マーク


公式サイトいわく、平成14年12月、本殿・拝殿・四足門(唐門)・廻廊・随神門以下14棟と、石鳥居1基が、国の重要文化財の指定を受けましたとのこと。


楼門の左右は武人でした。




神社の建物のこういうところがどうなっているか気になってしまう性質


では、ようやくですが中に入りましょう


気になってしまう性質


門をくぐった先の左右は神鹿でした。




ようやく門をくぐって前を向きます。良い雰囲気です。


1803年に仙台藩の御用商人が寄進した長明燈


お手水。蓋してあるのは、コロナ禍ゆえですかね?


唐門(これも重要文化財の一角)






鹽竈神社拝殿(左右宮拝殿)


右手にある、別宮拝殿


参考までに左手


1792年に寄進された日時計


樹齢500年の多羅葉




さて、では左右宮拝殿にお参りを、と思ったところ、なんか巫女さんが3人立て続けに中へ入っていきました。
周りの人も「なんだ?」と目を向けていましたが、ようやく気づきました。

ご婚礼の最中でしたか~。
どうりで雅楽が聞こえてるわけです。

あんまり近寄っても邪魔になるかと思い、ちょっと離れたところから心の中でお参りしました。



さて、写真で左右に賽銭箱があります。
拝殿の名前もこのときは知りませんでいたが「左右宮拝殿」ですし、扁額にも「左宮」「右宮」とあります。

実はここ、左宮に武甕槌神(たけみかづちのかみ)、右宮に経津主神(ふつぬしのかみ)と、それぞれ別の神様をお祀りしています。
……右宮にしか参拝しませんでしたね私。。。


何にも分かっていない私は、そのまま右手の別宮拝殿へ。
祀神は、鹽土老翁神(しおつちおぢのかみ)です。


こちらは中で婚礼は執り行われていなかったので、ずずいと。



唐門を出まして、ゆるゆると下に降りていきます。

なで牛


時代ですね~


ああ、さっきのご婚礼の。
鹽竈神社で挙式って、どれだけ太いパイプがあれば出来るんだろ。



東神門に向かいます。


鹽竈桜


伊達綱村(4代藩主)人気がすごい


すごくざっくり色々なことに効きそうな!


舞殿。ここは背景に松の木が描かれていたりはしないんですね。


東神門から振り返ってパシャリ


この東神門からまっすぐ伸びるのが東参道と言いまして、ご覧の通り表参道とは比較にならないほどなだらかです。
ちなみに写真左側の空間は、これから行きます。


お手水


かなり広い空間です。


そう、ここは鹽竈神社とならんで鎮座している志波彦神社の前です。
……あ、ずいぶん最近になって遷祀されたんですね。


と、ここでついに地図が!
これまで敷地内の地図が無くて困ってました。パンフレット的なものも見当たらなかったですし。


……ここで初めて、左宮をスルーしてしまったことに気づきました。
ただ時間の都合もあって、「神様ならきっと広い心でお許しくださる」ということで。


気を取り直して、志波彦神社に向かいます。
ちょうど夏越しの祓いの時期ですね。


ちなみにここ、ちょうど縁にあたる場所でして、眺めがよろしいです。


うまい具合に海が見えるように整えてありますね。



さて、ではいざ参拝。


まずは門




拝殿




我ながら、ちょっと雑に参拝してしまった気がします。
もっと隅々までなめ尽くすような見物をしても良かったですね。

へえ、確かに使い勝手の良さそうな石ですね。



さて、では先に進みましょう。


……なんというかこう、用事が済んだ帰り際に名刺を渡されてしまったような気分が。
別の参道を通っているので仕方ないですが。



神龍社


お馬さま……


東参道と平行で、志波彦神社に至る参道があったりします。


そしてその正面には、鹽竈神社博物館が。


へえ、貨幣鋳造を許されてたんですね。




一度に3振とは、奉納する方も大変ですね。


捕鯨!
そうか、さすが宮城県。




よくあることですが、館内は撮影禁止です。


中には、鹽竈神社と志波彦神社それぞれの御神輿が展示してありましたが……本当に天井ギリギリで、どうやってお祭りの時に出し入れするのか謎でした。それともレプリカ?
ちなみに志波彦神社の御神輿の方が、より高いです。というか上の鳳凰の飾りが、天井の梁にぶつかりそうで怖い。

あとは、多数の日本刀。
刀は(も)素人なのであまり見所を分かっていませんが、少なくとも数はかなりありました。
それに日本刀に関する解説がかなり豊富な印象です。

また随所に「ご自由にお持ちください」的な位置づけで神社の歴史・建物・神事や奉納刀に関する解説チラシが置いてあって、非常に親切です。
読んでみて、伊達綱村人気に納得しました。依怙贔屓が過ぎるくらいに塩竈を優遇したんですね。


博物館は2階建てなのですが、2階は製塩だとか、海の生き物系の展示が目立ちます。
展示の中に「庭の除草に塩が大活躍」という記載があって、その展示だけは実に許されざる蛮行だと思いますが。

オサガメとオヒョウってのの剥製が置いてあったのですが、大きいこと大きいこと。
あと丸木舟とか巨大な木製の瓦(八の字型)とかも。

ただ2階は全体的に薄暗くて、どうしたんだろうかと思いました。


博物館の外、大きな貝殻を見つけました。
こりゃ手を挟まれざるを得ない。


ちなみに表参道から博物館にいたるまでに約40分、博物館は20分強でした。


では東参道に戻ります。
「七曲坂」という、ちょうど表参道と東参道との中間地点に降りられるつづら折りの道もあるのですが……今回のルートとして不適当なのでスルーします。


この辺からは、一気に「神域」感が薄らぎます。


おや、何かかなり大きな石碑が。


この細い階段を行けば目の前に出られそうですが……まあいいか!



お、次の目的地である亀井邸の案内が。


案内の矢印が消えかけているせいで、一瞬「え、これが?」と思ってしまいました。


あ、案内板が出てます。
(当時気づきませんでしたが、右奥に壱番館が見えてますね)


正直、事前に観光協会のサイトを見たりして予習したときには「気づかず通り過ぎてしまわないか」と不安だったのですが、これはありがたいですね。


さて、もはや「鹽竈神社」とは言えませんので、ここで区切りたいと思います。


続きます。


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