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2022年6月4日(土)14:14
鹽竈神社の東参道をどんどん下り、ついに次の目的地である旧亀井邸にたどり着きました。
あんまりこの施設のことを解説しているサイトも無くて、どういう感じなのか未知数です。
ちなみにこの情報なら観光協会のサイトに載ってます。
いざ
玄関がタイルというのは、珍しい印象です。
だいぶ凝った仕掛けが多そうな建物ですね。
入ってすぐ左手の部屋、かつての塩竈のジオラマがありました。
ジオラマがあると、それだけでテンションあがっちゃいますね。
ちなみに入場無料なのにカラー刷りの「海商の館 旧亀井邸 引手めぐり」という実質館内図がもらえます。
ボランティアの人(たぶん)が何人もいらっしゃって、だいぶ明るい雰囲気ですね。
お客さんはほんの数人で、ほぼ行き会うこともなく(それゆえ待ちになることもなく)快適に見物できましたが、かつて観光で行った色々な歴史的建造物系と比べると滞在していて居心地がよかったです。
1階縁側の廊下。
ああ、なんか良い雰囲気の廊下ですね。気持ちが良いというか。
ですがお勧め順路に従って、その廊下に背を向けます。
この旧亀井邸は3つの建物で構成されていまして、最初に入ったのが母屋であり一番大きい2階建ての和風建築です。一部洋間(ジオラマがある部屋)もありますが。
こういうのを「和洋併置式住宅」と言うそうです。
これから行くのは洋館です。といっても1階建て、実質1間のみです。
ただ、これまた良い。
この窓が、この洋館最大の特徴だそうです。
なお母屋とは、これしか離れていません。
渡り廊下も完全に壁で囲われていて、行き来で外の空気にさらされることも無いです。
ちなみに当日、「塩竈周辺モチーフの絵と不思議な絵」というテーマで絵の展示即売もやっていました。
この洋館に、それらの中で私が一番気に入った、大漁旗に囲まれたような女の子の絵があったのですが、さすがにその絵をここにアップするのは著作権的に問題あるでしょうから自重します。
絵を買うとさすがにかさばりますので、観光じゃなければね~。
さてこの洋館、ある意味和洋折衷というか、収納スペースは完全に和風です。
母屋の廊下に戻ってきました。
このお花は、展示即売のお祝いですね。ちなみに贈り主のNPO法人は、このあと訪問する場所でも名前が出てきます。
それにしても、ほんとこの廊下よいですね。
突き当たりの丸窓が、また特に良いです。
ちなみに廊下からの眺め。
すぐに崖になっているからか、普通ならある生け垣や塀がありませんね。
そのまま進んで、奥に建っている離れへと向かいます。
※突き当たりを左に曲がると渡り廊下
離れ。こちらも先ほどの洋館と同じく1階建ての1間なのですが、こちらは和風です。
て、手広いですね亀井家。
作品展示。手が込んでます。
亀井邸とは全く関係の無い「日本で初めて建物にガラスを使ったのは3代藩主伊達綱宗の品川居宅」といううんちくを得ました。
おそらくその砂ずりガラス?
さて、受付でもらった「引手めぐり」もこなします。
※一応、さっきからこなしてます。
なるほど、模様が異なる。
さて母屋の、受付まで戻ります。
受付横にある階段から今度は2階に上がりましょう。
この階段で、1階の玄関と台所、2階の2部屋それぞれに上がれるんだそうです。
お客さんの鉢合わせを防ぐための工夫なんだとか。
2階隅の書生の部屋。
実はクイズラリーがありまして、その問題がぶら下がっていました。
この①~⑤の文様が館内のどこかにあるけど、どれだという問題です。
②は簡単です。なにせ同じ部屋にこれ見よがしに展示してありますから。
亀井さん、コウモリが主要な意匠となっています。
引手にも採用されています。
余談ですがこの部屋、天井と壁との間に斜めの部分があるのが面白いです。
ちなみに書生の部屋から見下ろすと、この旧亀井邸の門です。
2階の廊下(洋館側)
改めて、洋館との距離の近さたるや。
廊下から見た客間(2部屋ぶち抜き)
さっき上った石段だ。。。
あ、へー!?
廊下から見た壱番館
造花のアレンジメントですか
公共交通機関利用の観光客にはちょっとハードルが高いので、見送り
さてこの2階客間エリアは、昔の亀井商会や亀井家にまつわる写真が多数展示されています。
わずかですが載せておきます。
106年前の集合写真ですか。
というか、ENEOS!?
御一門
さすが客間
なるほどこれがその「筆返し」ですかね?
2間を隔てる欄間。さすが豪華。
さて、では1階に戻りましょうか。
1階メインの和室
ここは主に展示即売用って感じですね。
さて、そろそろ引き上げましょう。
受付でちょっとした立ち話のつもりで「いやあ、クイズラリー全然分かりませんでしたよ~」的なことを言ったら受付の人が懇切丁寧にヒントを出しまくってくれました。
答えを教えるのはさすがにってことだったのですが、かなりあからさまなヒントをいただき何とか全問正解しました。
「まあ、横が神社ですし、神の声が聞こえたということで」ということで。
ちなみにヒントをいただき確認に行ったうちの1つは、あれだけ褒めそやした廊下突き当たりの窓もありました。
私はいったい何を見ていたんだ……。
全問正解のご褒美は、ご当地ゆるキャラの缶バッジでした。
一部キャラは品切れになってしまったと言うことで、残ったものから選ばせていただきました。
……君に決めた!
「酒えもん」!(F先生に怒られませんよね?)
受付の人その2「それにするかなと思ってました(笑)」
……おおっとぉ?
ちなみにそんな雑談の中で聞いたのですが、ここは下(ほんの数m~10m高いだけですが)より2度くらい涼しいんだそうです。
なんでも涼しさに全振りしたそうで。
※おかげで冬は地獄であることでしょう。
クイズラリーの追加対応で10分くらい滞在が延びまして、ここには45分ほどいましたね。
建物の規模からすると、かなり長居した部類だと思います。
現在時刻は14:58。
たしか最初に観光案内所で聞いた「今日はこれやってるよ」情報が14時半だか15時だかまでなので、ちょいと間に合いませんでしたね。
まあ、やむなし。
とりあえず東参道を最後まで進みましょう。
おお、「あとは右に曲がれば最後の直線」というところに色々ありますね。
視点を変えれば、東参道の鳥居をくぐって最初にぶつかる場所ですから、たしかに何か設置するのに適していますね。
松尾芭蕉、この辺に宿泊したんですね。
さて、ここで右に曲がれば東参道最初の鳥居なのですが……なんか前にも進めますね?
ああ、明治の廃仏毀釈まではかなり有力なお寺(法蓮寺)があったんですね。
勝画楼だけは残っている、と。なるほどそれは拝見せねば。
(そんなの観光サイトにあったっけ?)
……こ、この廃れていそうな石段の先に、本当に観光スポットありますのん?
立ち入り禁止ですとー!?
確かに建物は見えるのになぜ!
……あ~、調査中ですかー。それはしょうがない。大人しく戻りましょう。
……この横穴、なんじゃろ?
(松島だったら「いつもの」レベルでよく見かける光景ですが)
さて、分岐点まで戻ってきました。
鹽竈神社および旧亀井邸の見物も、いよいよおしまいですね。
ありがとうございました。
最後に、下から見た亀井邸を。(写真中央が洋館、その左奥が母屋)
続きます。
2022年6月4日(土)14:14
鹽竈神社の東参道をどんどん下り、ついに次の目的地である旧亀井邸にたどり着きました。
あんまりこの施設のことを解説しているサイトも無くて、どういう感じなのか未知数です。
ちなみにこの情報なら観光協会のサイトに載ってます。
いざ
玄関がタイルというのは、珍しい印象です。
だいぶ凝った仕掛けが多そうな建物ですね。
入ってすぐ左手の部屋、かつての塩竈のジオラマがありました。
ジオラマがあると、それだけでテンションあがっちゃいますね。
ちなみに入場無料なのにカラー刷りの「海商の館 旧亀井邸 引手めぐり」という実質館内図がもらえます。
ボランティアの人(たぶん)が何人もいらっしゃって、だいぶ明るい雰囲気ですね。
お客さんはほんの数人で、ほぼ行き会うこともなく(それゆえ待ちになることもなく)快適に見物できましたが、かつて観光で行った色々な歴史的建造物系と比べると滞在していて居心地がよかったです。
1階縁側の廊下。
ああ、なんか良い雰囲気の廊下ですね。気持ちが良いというか。
ですがお勧め順路に従って、その廊下に背を向けます。
この旧亀井邸は3つの建物で構成されていまして、最初に入ったのが母屋であり一番大きい2階建ての和風建築です。一部洋間(ジオラマがある部屋)もありますが。
こういうのを「和洋併置式住宅」と言うそうです。
これから行くのは洋館です。といっても1階建て、実質1間のみです。
ただ、これまた良い。
この窓が、この洋館最大の特徴だそうです。
なお母屋とは、これしか離れていません。
渡り廊下も完全に壁で囲われていて、行き来で外の空気にさらされることも無いです。
ちなみに当日、「塩竈周辺モチーフの絵と不思議な絵」というテーマで絵の展示即売もやっていました。
この洋館に、それらの中で私が一番気に入った、大漁旗に囲まれたような女の子の絵があったのですが、さすがにその絵をここにアップするのは著作権的に問題あるでしょうから自重します。
絵を買うとさすがにかさばりますので、観光じゃなければね~。
さてこの洋館、ある意味和洋折衷というか、収納スペースは完全に和風です。
母屋の廊下に戻ってきました。
このお花は、展示即売のお祝いですね。ちなみに贈り主のNPO法人は、このあと訪問する場所でも名前が出てきます。
それにしても、ほんとこの廊下よいですね。
突き当たりの丸窓が、また特に良いです。
ちなみに廊下からの眺め。
すぐに崖になっているからか、普通ならある生け垣や塀がありませんね。
そのまま進んで、奥に建っている離れへと向かいます。
※突き当たりを左に曲がると渡り廊下
離れ。こちらも先ほどの洋館と同じく1階建ての1間なのですが、こちらは和風です。
て、手広いですね亀井家。
作品展示。手が込んでます。
亀井邸とは全く関係の無い「日本で初めて建物にガラスを使ったのは3代藩主伊達綱宗の品川居宅」といううんちくを得ました。
おそらくその砂ずりガラス?
さて、受付でもらった「引手めぐり」もこなします。
※一応、さっきからこなしてます。
なるほど、模様が異なる。
さて母屋の、受付まで戻ります。
受付横にある階段から今度は2階に上がりましょう。
この階段で、1階の玄関と台所、2階の2部屋それぞれに上がれるんだそうです。
お客さんの鉢合わせを防ぐための工夫なんだとか。
2階隅の書生の部屋。
実はクイズラリーがありまして、その問題がぶら下がっていました。
この①~⑤の文様が館内のどこかにあるけど、どれだという問題です。
②は簡単です。なにせ同じ部屋にこれ見よがしに展示してありますから。
亀井さん、コウモリが主要な意匠となっています。
引手にも採用されています。
余談ですがこの部屋、天井と壁との間に斜めの部分があるのが面白いです。
ちなみに書生の部屋から見下ろすと、この旧亀井邸の門です。
2階の廊下(洋館側)
改めて、洋館との距離の近さたるや。
廊下から見た客間(2部屋ぶち抜き)
さっき上った石段だ。。。
あ、へー!?
廊下から見た壱番館
造花のアレンジメントですか
公共交通機関利用の観光客にはちょっとハードルが高いので、見送り
さてこの2階客間エリアは、昔の亀井商会や亀井家にまつわる写真が多数展示されています。
わずかですが載せておきます。
106年前の集合写真ですか。
というか、ENEOS!?
御一門
さすが客間
なるほどこれがその「筆返し」ですかね?
2間を隔てる欄間。さすが豪華。
さて、では1階に戻りましょうか。
1階メインの和室
ここは主に展示即売用って感じですね。
さて、そろそろ引き上げましょう。
受付でちょっとした立ち話のつもりで「いやあ、クイズラリー全然分かりませんでしたよ~」的なことを言ったら受付の人が懇切丁寧にヒントを出しまくってくれました。
答えを教えるのはさすがにってことだったのですが、かなりあからさまなヒントをいただき何とか全問正解しました。
「まあ、横が神社ですし、神の声が聞こえたということで」ということで。
ちなみにヒントをいただき確認に行ったうちの1つは、あれだけ褒めそやした廊下突き当たりの窓もありました。
私はいったい何を見ていたんだ……。
全問正解のご褒美は、ご当地ゆるキャラの缶バッジでした。
一部キャラは品切れになってしまったと言うことで、残ったものから選ばせていただきました。
……君に決めた!
「酒えもん」!(F先生に怒られませんよね?)
受付の人その2「それにするかなと思ってました(笑)」
……おおっとぉ?
ちなみにそんな雑談の中で聞いたのですが、ここは下(ほんの数m~10m高いだけですが)より2度くらい涼しいんだそうです。
なんでも涼しさに全振りしたそうで。
※おかげで冬は地獄であることでしょう。
クイズラリーの追加対応で10分くらい滞在が延びまして、ここには45分ほどいましたね。
建物の規模からすると、かなり長居した部類だと思います。
現在時刻は14:58。
たしか最初に観光案内所で聞いた「今日はこれやってるよ」情報が14時半だか15時だかまでなので、ちょいと間に合いませんでしたね。
まあ、やむなし。
とりあえず東参道を最後まで進みましょう。
おお、「あとは右に曲がれば最後の直線」というところに色々ありますね。
視点を変えれば、東参道の鳥居をくぐって最初にぶつかる場所ですから、たしかに何か設置するのに適していますね。
松尾芭蕉、この辺に宿泊したんですね。
さて、ここで右に曲がれば東参道最初の鳥居なのですが……なんか前にも進めますね?
ああ、明治の廃仏毀釈まではかなり有力なお寺(法蓮寺)があったんですね。
勝画楼だけは残っている、と。なるほどそれは拝見せねば。
(そんなの観光サイトにあったっけ?)
……こ、この廃れていそうな石段の先に、本当に観光スポットありますのん?
立ち入り禁止ですとー!?
確かに建物は見えるのになぜ!
……あ~、調査中ですかー。それはしょうがない。大人しく戻りましょう。
……この横穴、なんじゃろ?
(松島だったら「いつもの」レベルでよく見かける光景ですが)
さて、分岐点まで戻ってきました。
鹽竈神社および旧亀井邸の見物も、いよいよおしまいですね。
ありがとうございました。
最後に、下から見た亀井邸を。(写真中央が洋館、その左奥が母屋)
続きます。
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