みのもり雑記

旅行関連が多くなるかと思いますが、ふと書きたくなったことを気の向くままに、という感じで。

2022年宮城旅行 - 3日目その8(マリンゲート塩釜、東園寺・駒犬城址)

2022-10-10 12:12:06 | 2022年宮城旅行
目次

2022年6月4日(土)16:08
本塩釜駅から東進、港の方へ向かいます。

ほんのちょっと歩くともう湾岸エリア(勝手に命名)に出ます。
あー、右手のイオンタウンはyoutubeの震災動画で見たことありますね。。。


震災後に建てられたであろうモニュメント。
ちなみに水はけがよくないようで、環状に取り巻いている通路のうち向こう側は盛大に水没してました。


さて、では先に進みましょう。
ちなみに左手のコンクリートは、防潮堤です。


途中に北原白秋と若山牧水の歌碑がありました。


さらに歩いていくと、土地が少し上がったのか、防潮堤の向こう側が見えるようになってきました。

とりあえず港の奥側をパシャリ


続いて進む方向をパシャリ


おお!
あれなるはお祭りで鹽竈神社と志波彦神社の御神輿を運ぶという船のうち1隻ではないですか!


築港の碑


……この碑文、よりによって2010年3月にここへ移されたんですか。
折れなかっただけでも重畳ですね。



さて、到着しましたマリンゲート塩釜!
途中写真撮ったりしていたので、駅から10分くらいかかっちゃいましたね。


さすがに夕方だからか、まったく人がいない。




おお、でっかいカジキマグロですね。


不謹慎ですが率直な感想として「あ、浸水の深さがそこまででもないな」と。
正直、youtubeで見た動画だともっと凄まじい印象だったので。いやまあ、これも相当えげつないですけど。



夕食の予約まで時間があるため遠回りして海沿いを進んでみましたが、見事に肩透かしを食らった気分ですね。
フェリーの発着場ということもあってか、お土産もの屋さんは営業しているのですが、とにかく館内に人がいない。

が、フロアガイドを見ると屋上に出られるじゃないですか。
良いですね展望スポット、行かなければ。


パラボラアンテナ風ネズミ返し?


塩釜港の俯瞰図


港の出口方向
ちょっと見にくいですが写真のほぼ中央、対岸に波打った長い屋根が写っています。魚市場です。


フェリー発着場




太陽の向きの関係で、ここからの方が鳳凰丸は鮮明に撮影できました。
しかし、結局もう1隻はどこにいたんだろう?


先ほどまでいた方角。
中央やや右の丘が、鹽竈神社のあるエリアです。


この後で行く方角


ちょうどフェリーが到着するようです。


どう接岸するのか見物していたら、めっちゃドリフト決めてました。
まさか反転するとは。


一応ムービーで撮影もしましたが、いやはや、まさか反転してから1分で接岸するとは驚きました。

余談ですがめっちゃ風が強いので、スマホが吹っ飛ばされないかヒヤヒヤしていました。
時間帯的に海への風が強まるのか、それともわりと一日中こんな感じなのか。
先ほど写真を掲載したパラボラアンテナ風の構造物による影響もあってか、かなり風音がすごいです。


……さて、お暇しましょうか。今度は2階の通路を進んでみましょう。
ああ、夕方が近いのだなぁ。


このまま通路を進むとイオンタウン経由で駅に行けるようですが、私はここで左(写真奥)へと進みます。



しかしさすがは港。
トラック系の通行量が結構多いですね。そこまで本数が無いとはいえ、ここにバスを通すとはやんちゃなことを。


……遠いなと思っていたのですが、なんだかんだ10分でお店に着いてしまいました。


さて困った。予約は17時半ですが、現在時刻は16:45です。
仕方ありませんので散歩しましょう。
観光案内所でもらった地図に「狛犬城址」というものを見つけて非常に気になっていました。

道中に塩竈市役所があったのですが、ここにもマグロポストが。
ただ、こっちは駅前と違って彩色されていないのですね。


市役所裏手に断崖絶壁があって引いた。
岩質は松島と似た印象を受けるのである程度頑丈なんでしょうけど、土砂災害大丈夫です?


こんな立地で幼稚園の送迎バスを見かけて「ヒエッ」ってなった。
宗教法人運営の幼稚園のようですが……ちょいと召すには早すぎませんかね?


道からそれたところに階段があったので登ってみたところ、不動明王を祀った祠(?)がありました。



さて、東園寺です。
正直いって狛犬城址へのアプローチをどこからすれば良いのか分からず、手探りでここまで来ました。
さっきの祠も、登山道があるかと期待した結果見つけました。


まったくノーマークでしたが、ここは塩竈の大恩人である伊達綱村さんの菩提寺だそうです。


お~、なかなか立派な建物をお持ちですね。


天上天下唯我独尊!


鐘。ちょうど17時で、お坊さんが鐘をついていました。


……結果論としては、ここでお勤めを終えて建物に戻るところだったお坊さんを捕まえて色々聞いてみるのが最適でした。

お坊さんとすれ違ったあとにこの光景を見て、山がお墓として立錐の余地無く活用されているのは分かりました。


そして山に登るまでも無く、城址の碑がありました。
観光案内所でもらった地図では「狛犬城」ですが、ここでは「駒犬城」ですね。


……はて、上には城の遺構だとか、解説は無いのだろうか。
(往事についての解説板があったりとかは、わりと多い)
あと伊達綱村さんのお墓とかも、見晴らしの良いてっぺんにあったりするのではないだろうか。


現在時刻は17:02。
ここに来るまで15分ほどで、お店の予約まで28分。つまりまだ時間はある。
そして次にここを訪問して、再びこの上を垣間見る可能性があるか、いや、ない!

GO!!!



てことでプチ登山開始です。
お墓としてフル活用されている関係で、階段がしっかり整備されているので助かります。

ある程度登ると道が左右に分かれています。
ざっくりこの小山を右回りと左回りのアプローチが取れるようです。まったく地図がないので1周しているかどうかは定かではありませんが。

が、左をよく見ると黒猫さんがいらっしゃいます。こっちを警戒してますね~。
さすがに別解があるにも関わらず墓場で黒猫さんを押しのけて通りたいとは思いませんので、右ルートを行きましょうか。



市役所の裏手に出ました。


この手前は崖下と通路の間にお墓を1列作れるだけのスペースがありましたが、この辺りは通路を通すだけで精一杯だったようです。
いま地震が起こったら、転落死するのが容易に想像できます。なんなら地面が崩れるパターンもあり得ます。
通路のやや内側よりを、何かにつまずかない程度に足早に突破します。

少し進むと、上に登れるだけの坂というか斜面というか、階段があまり整備されておらず雑木がしなだれかかって通行量のなさを感じさせる道がありました。
これ以上進んでいくのも斜面的な意味で怖いので、ひとまず登ってみましょう。


さて、結果として、城址に関連するものは何も見つけられませんでした。
のぼった先は頂上部分というか、高低差はありつつもわりと平坦な郭といった感じでした。2段くらいになっていたので、城を作るのにはだいぶ適していそうですね。
残念ながらお墓を造営して、遺構は破壊し尽くされたとみるべきでしょう。

また、残念ながら伊達綱村さんっぽい供養塔も見つけられませんでした。
あまりお墓をジロジロ見て回るのも不適当なので、軽く眺めた程度ですが。

……帰りましょうか。(中央が、先ほどまでいた港)




帰りも元の道を通りました。
1周して反対側に出ることも考えましたが、黒猫さんがいると困るのと、そもそもそちらが安全に通れる保証もありませんから。


先ほどの写真時点で時刻は17:08。
予約には間に合うでしょうけど、ちょっと足が疲れてきましたね。
あと靴やズボンが土で汚れてしまっていないかが今さら気になってきました。

続きます。


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