前回は、バスを乗り過ごしてしまい、種差海岸インフォメーションセンターまで来たところです。
来てしまったものは仕方ありません。
仕方ありませんが……通過してしまった観光スポットを見るためには、約1km戻らないといけないんですよね。
ここへ戻ってくることも考えると、あわせて2kmのロスです。
足腰への負担と、時間的な負担がキツいですが……まあ行くしかないですね。
ちなみに時刻は10時45分です。
もろもろ回りきって近くの種差海岸駅14時22分発の電車に乗るのが目標です。
まずは目の前、種差海岸の本隊です。
一面に芝生が整備されていて、なんというか、とても気持ちの良い場所ですね。
写真左側が、今回向かう方向です。
昭和記念公園みたいな平坦な場所はなく、地味にでこぼこしてます。
写真の左から中央奥にかけて走っているのは小川です。
いいですね、気持ちの良い広場と、アクセントとしての海岸(岩)。
先ほどから写真に、上に黄色いものを着けた人たちがいます。
どうも近所の中学生(推定)が清掃活動に来ているようでした。
小高い場所に四阿がありますので、行ってみましょう。
と、たまたま近くにいた中学生グループから男子がたぶん2名ほど、私を追尾するような格好に。
面白い、いいだろう勝負だ。機関全速、振り切れ!
走りはしませんでしたが、そこそこの傾斜を大股でずんずん進みます。
わりとすぐに後方の気配は離れました。
……つまりは追尾されたというのは事実誤認で、ただの骨折り損のくたびれもうけ、だったのでしょう。。。
四阿には先客がいたので、邪魔にならないようささっと周りを見回して撤収します。
左側はどうやらキャンプスペースのようですが……中央の円はなんでしょうね?
ところどころに馬糞っぽいものがあるのに、肝心の馬が見当たらなかった……。
ところでベンチが写っていますが、結構な高低差です。
高所からの絶景、岩場、砂浜、芝生。
種差海岸を濃縮したような場所ですね。
なんか雰囲気があって好きな写真。
さあ、ではいよいよ、乗り過ごした分を取り返しましょう。
「淀の松原」エリアです。
すごい入り組んでいる。よく植林しましたね。そして根付く松はすごい。
また出ましたよ、斜面ギリギリのベンチ。
種差海岸は、こうしたベンチがお好みなんですかね?
ベンチからの眺め。
う~ん、松が元気なためにあまり海が見えない。
でも、経路を進んでいくとこのように海がよく見える場所もあります。
いやあ、実にいい岩と白波ですね。
……え、こんなに下るの?
つまり、帰りはこれを登るの???
おお、なんか神話とかで「神様が剣の一振りで割った岩」感がありますね。
すごい穴だらけ。溶岩ですかね?
コウモリ岩と言うそうです。住み着いているんでしょうね。
さあ、海のそばまで降りてきました。
ちなみにこの辺りだったかと思いますがなんか岩場で海産物の採集をしているっぽい男性2人組がいましたが……例によって密漁なのかどうかは知らん。
お?
なんか良い感じの屋根付き物件が。
これは、「この道を使って見に来てください」と言っているようなものですね。
早速行ってみましょう。
と、中間にある松の木あたりで、手のひらサイズで足が異様に細くて長く、ボディがきわめて小さい蜘蛛(?)が。
……ごめんなさい、生理的にこれ以上は進めなくなりました。
ぜひとも洞窟部分をおがんでみたかったですが……残念。
と、いよいよお目当てのものが見えてきました。
白岩です。ウミウの糞によって白く変色したのだそうです。
奥には鮫角灯台も写っていますね。
おお、また「神様が剣の一振りで割った岩」感のある岩が。
ちなみにこの岩のあたり、上側と下側それぞれに道があります。
メインの道は下側ですが、ちょうど上側はご夫婦が向こうから歩いてきたこともあり、今回は下側を通っています。
さらに白岩に近づいたため、ちゃんとブレを抑えた写真を撮れるようになりました。
ただ申し訳なかったのが、遊歩道を掃除していたおじいさん2名とかち合ってしまい、写真を撮っていたのは短時間ですが、邪魔だっただろうなぁ、と。
遊歩道はこのあと少し進んでみたところ、また海のそばまで下がるようになっていたため、ここで引き返すことにしました。
地味に足が疲れてきたもので。
今度は先ほどの岩の上側を通ってみました。
行きの方向から見ると、上側は邪道というか本来道ではないと思われるぐらいなのですが、帰り道としてみると、確かにこの道は違和感がない。
加えてアップダウンも抑えられるので、足腰に優しい。
行きには気がつかなかったですが、地層っぽい岩が。
さあ、芝生エリアに戻ってきました。なんだかんだで30分かかりましたね。
ちなみに奥に写っているのが、先ほど触れた四阿です。
今回は四阿には行かず、左側(海側)に回り込むかたちで進みます。
海側なので、こうした風景がおがめます。
そこを抜けきると、メインの広場に。
起伏は多少ありますが、芝生がず~っと続きます。
いつの間にか中学生がいなくなっていますね。
人がいないと、なおさら広々とした清々しさが際立ちます。
小川を越えるための橋。
傾斜と岩の角度のせいで、左側だけ見ると写真撮影時に相当ひねくれた角度で撮ったみたいに見えますね。
ほぼ中央っぽい場所に何か設置されていたので見に行ったところ、文化人ネタの紹介でした。
さらに進むには少々足場が悪そうですね。
……え、そんなに風強いの??
さて、バス停の名前でもありますが、種差海岸インフォメーションセンターに戻ってきました。
お勉強的な情報が紹介されており、一度寄ってみると面白いです。
2日目その2で紹介した蕪島、なんとびっくり、北上山地の北端だそうです。
ちょっと一休みもできますね。
参加者はまったくいませんでしたが、こうした企画もやっているのですね。
ただ、ちょっとこの建物を観光の拠点とするには弱い印象は受けました。
「見て終わり」というのをいかに防ぐか、でしょうけど。
インフォメーションセンター前にある冷水機。
このからくり、ひょっとして任意に動かせたのか?
さて、まもなく12時です。なんだかんだ、1時間以上経つんですね。
そろそろお昼にしましょう。
芝亭さん。
運良くまだほとんどお客さんがいませんでした。
窓側の席を選んだので種差海岸を見ながら食事が出来るのも良いです。
「さあ、写真を」と思ったら、車が来てしまいました……。
磯ラーメンにも心惹かれるものがありますが、ここは種差海岸セットで。
ちなみにこのお店も「八戸えんじょいカード」の提携先です。
飲食の方にソフトドリンク1杯サービスということなので、リンゴジュースをいただきます。青森ですし。
ただ店員さんが「八戸えんじょいカード」をあまり認識しておらず、確認でお手間をかけてしまいました。
ひょっとして、あまり「八戸えんじょいカード」を使う人っていないのでしょうか?
うん、おいしい。
……りんごジュースには、徹底的に合わない。
ちなみに海鮮丼は、特筆するほどではなかったです。残念。
一方でこの「いちご煮」は、食べるのを諦めていたので嬉しい誤算でした。
いちご煮とはこの辺の名物で、うにやアワビを具材にしたお吸い物です。
感動的というほどではなかったですが、食べられて良かった。
さあ、腹ごなしも済みました。
電車の時間まではまだ2時間ありますので、たぶん大丈夫でしょう。
長くなりましたので、ここで区切りとします。
今回取り扱ったエリア。下から上、そしてまた戻るという移動でした。
続く
来てしまったものは仕方ありません。
仕方ありませんが……通過してしまった観光スポットを見るためには、約1km戻らないといけないんですよね。
ここへ戻ってくることも考えると、あわせて2kmのロスです。
足腰への負担と、時間的な負担がキツいですが……まあ行くしかないですね。
ちなみに時刻は10時45分です。
もろもろ回りきって近くの種差海岸駅14時22分発の電車に乗るのが目標です。
まずは目の前、種差海岸の本隊です。
一面に芝生が整備されていて、なんというか、とても気持ちの良い場所ですね。
写真左側が、今回向かう方向です。
昭和記念公園みたいな平坦な場所はなく、地味にでこぼこしてます。
写真の左から中央奥にかけて走っているのは小川です。
いいですね、気持ちの良い広場と、アクセントとしての海岸(岩)。
先ほどから写真に、上に黄色いものを着けた人たちがいます。
どうも近所の中学生(推定)が清掃活動に来ているようでした。
小高い場所に四阿がありますので、行ってみましょう。
と、たまたま近くにいた中学生グループから男子がたぶん2名ほど、私を追尾するような格好に。
面白い、いいだろう勝負だ。機関全速、振り切れ!
走りはしませんでしたが、そこそこの傾斜を大股でずんずん進みます。
わりとすぐに後方の気配は離れました。
……つまりは追尾されたというのは事実誤認で、ただの骨折り損のくたびれもうけ、だったのでしょう。。。
四阿には先客がいたので、邪魔にならないようささっと周りを見回して撤収します。
左側はどうやらキャンプスペースのようですが……中央の円はなんでしょうね?
ところどころに馬糞っぽいものがあるのに、肝心の馬が見当たらなかった……。
ところでベンチが写っていますが、結構な高低差です。
高所からの絶景、岩場、砂浜、芝生。
種差海岸を濃縮したような場所ですね。
なんか雰囲気があって好きな写真。
さあ、ではいよいよ、乗り過ごした分を取り返しましょう。
「淀の松原」エリアです。
すごい入り組んでいる。よく植林しましたね。そして根付く松はすごい。
また出ましたよ、斜面ギリギリのベンチ。
種差海岸は、こうしたベンチがお好みなんですかね?
ベンチからの眺め。
う~ん、松が元気なためにあまり海が見えない。
でも、経路を進んでいくとこのように海がよく見える場所もあります。
いやあ、実にいい岩と白波ですね。
……え、こんなに下るの?
つまり、帰りはこれを登るの???
おお、なんか神話とかで「神様が剣の一振りで割った岩」感がありますね。
すごい穴だらけ。溶岩ですかね?
コウモリ岩と言うそうです。住み着いているんでしょうね。
さあ、海のそばまで降りてきました。
ちなみにこの辺りだったかと思いますがなんか岩場で海産物の採集をしているっぽい男性2人組がいましたが……例によって密漁なのかどうかは知らん。
お?
なんか良い感じの屋根付き物件が。
これは、「この道を使って見に来てください」と言っているようなものですね。
早速行ってみましょう。
と、中間にある松の木あたりで、手のひらサイズで足が異様に細くて長く、ボディがきわめて小さい蜘蛛(?)が。
……ごめんなさい、生理的にこれ以上は進めなくなりました。
ぜひとも洞窟部分をおがんでみたかったですが……残念。
と、いよいよお目当てのものが見えてきました。
白岩です。ウミウの糞によって白く変色したのだそうです。
奥には鮫角灯台も写っていますね。
おお、また「神様が剣の一振りで割った岩」感のある岩が。
ちなみにこの岩のあたり、上側と下側それぞれに道があります。
メインの道は下側ですが、ちょうど上側はご夫婦が向こうから歩いてきたこともあり、今回は下側を通っています。
さらに白岩に近づいたため、ちゃんとブレを抑えた写真を撮れるようになりました。
ただ申し訳なかったのが、遊歩道を掃除していたおじいさん2名とかち合ってしまい、写真を撮っていたのは短時間ですが、邪魔だっただろうなぁ、と。
遊歩道はこのあと少し進んでみたところ、また海のそばまで下がるようになっていたため、ここで引き返すことにしました。
地味に足が疲れてきたもので。
今度は先ほどの岩の上側を通ってみました。
行きの方向から見ると、上側は邪道というか本来道ではないと思われるぐらいなのですが、帰り道としてみると、確かにこの道は違和感がない。
加えてアップダウンも抑えられるので、足腰に優しい。
行きには気がつかなかったですが、地層っぽい岩が。
さあ、芝生エリアに戻ってきました。なんだかんだで30分かかりましたね。
ちなみに奥に写っているのが、先ほど触れた四阿です。
今回は四阿には行かず、左側(海側)に回り込むかたちで進みます。
海側なので、こうした風景がおがめます。
そこを抜けきると、メインの広場に。
起伏は多少ありますが、芝生がず~っと続きます。
いつの間にか中学生がいなくなっていますね。
人がいないと、なおさら広々とした清々しさが際立ちます。
小川を越えるための橋。
傾斜と岩の角度のせいで、左側だけ見ると写真撮影時に相当ひねくれた角度で撮ったみたいに見えますね。
ほぼ中央っぽい場所に何か設置されていたので見に行ったところ、文化人ネタの紹介でした。
さらに進むには少々足場が悪そうですね。
……え、そんなに風強いの??
さて、バス停の名前でもありますが、種差海岸インフォメーションセンターに戻ってきました。
お勉強的な情報が紹介されており、一度寄ってみると面白いです。
2日目その2で紹介した蕪島、なんとびっくり、北上山地の北端だそうです。
ちょっと一休みもできますね。
参加者はまったくいませんでしたが、こうした企画もやっているのですね。
ただ、ちょっとこの建物を観光の拠点とするには弱い印象は受けました。
「見て終わり」というのをいかに防ぐか、でしょうけど。
インフォメーションセンター前にある冷水機。
このからくり、ひょっとして任意に動かせたのか?
さて、まもなく12時です。なんだかんだ、1時間以上経つんですね。
そろそろお昼にしましょう。
芝亭さん。
運良くまだほとんどお客さんがいませんでした。
窓側の席を選んだので種差海岸を見ながら食事が出来るのも良いです。
「さあ、写真を」と思ったら、車が来てしまいました……。
磯ラーメンにも心惹かれるものがありますが、ここは種差海岸セットで。
ちなみにこのお店も「八戸えんじょいカード」の提携先です。
飲食の方にソフトドリンク1杯サービスということなので、リンゴジュースをいただきます。青森ですし。
ただ店員さんが「八戸えんじょいカード」をあまり認識しておらず、確認でお手間をかけてしまいました。
ひょっとして、あまり「八戸えんじょいカード」を使う人っていないのでしょうか?
うん、おいしい。
……りんごジュースには、徹底的に合わない。
ちなみに海鮮丼は、特筆するほどではなかったです。残念。
一方でこの「いちご煮」は、食べるのを諦めていたので嬉しい誤算でした。
いちご煮とはこの辺の名物で、うにやアワビを具材にしたお吸い物です。
感動的というほどではなかったですが、食べられて良かった。
さあ、腹ごなしも済みました。
電車の時間まではまだ2時間ありますので、たぶん大丈夫でしょう。
長くなりましたので、ここで区切りとします。
今回取り扱ったエリア。下から上、そしてまた戻るという移動でした。
続く
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