みのもり雑記

旅行関連が多くなるかと思いますが、ふと書きたくなったことを気の向くままに、という感じで。

2018年10月八戸旅行 - 2日目その7(種差海岸)

2019-03-13 00:36:44 | 2018年八戸旅行
長かった種差海岸編も、いよいよ今回で終了です。
ちょうどお昼を食べ終わり、時刻は12時15分といったところから再開です。

さあ、県道沿いにひたすら南下します。
具体的には2kmほど……。

この道のりで何がいけないって、海がほぼ見えないことです。
しかも登りが多い。

てくてく

てくてく

おお、八戸から14kmか!(県道が14kmなのであって、私が14km歩いたわけではない)


ちなみに芝亭からここまでで、350mくらいですが5分かかってます。
つまり2kmですから30分……うん、ペース的には妥当でしょうけど、マジかよまだ25分も歩くのかよ。


そして徐々に別の問題が。

足が痛い。
厳密には、足の付け根が痛い。
おかげでペースが上がりません。つらい。

開始から19分。
ついに到着! あれ、思ったよりも早いぞ。やったぞ。


というか、さっきの「14km」標識以降、この到着までの14分間、写真もメモも何一つ残っていませんね。
思い返しても、「足が辛い」以外に思い出せない辺り、実に辛い。

とはいえ、ついに次のスポット、高岩展望台の入り口(!)に到着です。
……え、これ、この、この階段を、のぼるの???


ひーこら、ひーこら。


……二重の鳥居ってのも珍しいですが、ここまで曲がった木材を使う鳥居は初めて見たかもしれません。


顔を上げる元気がないため足下ばかり見ているので、ふと目に映ったタンポポ。



潮風トレイルと合流。
ちなみに写真だと分かりにくいですが、結構な斜面です。


実は、さきほどまでいた場所から、ほぼ海沿いを進む道があるにはあります。
ただ、Google MAPで見ていただけば一目瞭然ですが、かなり一見さんお断りというか、仮に進もうとしても「ひょっとして自分は道を間違えているのではないか」と不安になること請け合いです。

さあ、展望台へ……うう、上り坂。




カーブしていて先を見通せないのが辛いですね。
なにやら大きな岩が見えますが……隠岐諸島、西ノ島にある高田神社の悪夢が脳裏をよぎって嫌ですね。





と思いきや、進んだ先がすぐに展望台でした。
やれ、着いた。良かった。
……て、先客がいるだと!!?


どうも地元の方のようですが、完全に予想外です。
まさかこんなメインから外れた場所で……。

しかもこの方、ラジオを流しておりこちらに気づく様子がありません。

……まあ、いいか。
こちらはこちらで、展望台を楽しみましょう。

え、ここにもウカ様が?
どこ?


早速下を……高い!!


え、いや、高くないですかこれ??
これまで種差海岸の高い場所は、比較対象物がなかった(岩だとスケールがつかみにくい)のですが、ここは家があるので比較が出来てしまいます。
そのため、高さが強調されます。高い。

さきほどの写真では見切れてしまったので、もう1枚。


左上の防波堤、折れ目辺りに神社があります。
厳島神社なのですが、東日本大震災の津波で流出した鳥居(一部)がなんと約7,000km離れたアメリカ合衆国オレゴン州で発見されたのだとか。
現在の鳥居は、返還された鳥居(一部)を使っているのだとか。

……え、いやいや、行かないよ?
あそこまでさらに2kmありますからね?
往復で4kmですからね?
(近くの大久喜駅から電車で帰るという選択肢もありますが)

反対側(種差海岸芝生エリアの方向)。
ちなみに先客は、最初の写真を撮ったところで私に気づいて去ってしまいました。なんかすみません。


さあ、いよいよ展望台の突端に……。
え、やだ何これすっごい怖い。


写真で見ると大したことないですが、実際には両サイドが崖になっており、しかも戦艦アイオワ(下図)の艦首並みに急速に細くなるため、とても心細い。


おっかなびっくり前に出て、写真撮影。
い、いま崩れたら確実に死ぬ。


少しだけ戻って、今度はちゃんと芝生エリアが写るように撮影。
思えば遠くに来たもんだ。



さて、戻るとしましょう。

ちなみにこの展望所、入り口に小屋(?)がありまして、「警察官立寄所」の文字が。
え、こんな所にまで来るの? ご苦労様です……。


小屋の裏側。う~ん、ウカ様の祠が見当たらない。


同じく、岩の上(たぶんこの高岩の最高地点)。やはり見当たらない。



帰り道も、元来た県道をそのまま戻ります。
このときは、潮風トレイルを進むとどう進むのかまったく把握していなかったので。

……うう、いよいよ足が限界かもしれない。
ただ、下りなので気持ちは楽ですね。


おお、はるか向こうに採掘場っぽいものがある!
なお八戸には「八戸キャニオン」というものがありますが……今回訪問は見送りました。


ちなみにどの程度「はるか向こう」かと言うと、このくらいです。


実は種差海岸駅はこの採掘場のすぐ隣なので、ようはだいたいこの採掘場ぐらいまで歩く必要があります……。


道ばたの木の実。



さて、足に余裕はないのですが、少し寄り道をします。
漁港の近くになにやら神社があることは事前にリサーチ済みなのです。

おお、鶏が放し飼いされている。
写真を撮ろうと近寄ると逃げられる。


神社その1


神社と言うよりは祠ですね。
ちなみになぜこんな遠くからなのかというと、手前に写っている鉄パイプの柵に「観光客お断り」感を察して遠慮したためです。

その2
同じく遠慮して遠くから。


……さて、引き返しますか!
ちなみに道が細いのですが、漁港があるためかときどき車が通ります。気をつけましょう。



……。
足が限界です。
もはや、前に進むのに苦労するレベルです。

どのぐらいかと言いますと、必死に足を動かしているのに、後ろから来たおばあさん(腰が曲がった状態でのよくイメージされる移動速度)に追い越されたレベルです。

あ、あかん!


13時20分。なんとか駅に到着です。昼を食べてから1時間ちょっとかかってしまいましたね。


と、なんとバス(うみねこ号)が来るではありませんか。


電車は、14時08分発です。
バスは、13時28分発です。
このあと陸奥湊駅に行くのですが、慌てて調べてみると、ここでバスに乗って鮫駅へ行っても、ここで乗るはずだった電車に乗れることが分かりました。

であれば、より海側を行くバスですね。


ということで乗車。
種差海岸インフォメーションセンターのバス停でそこそこ人が乗ってきましたが、中国の方が多いですね。
三沢空港には特に国際線の乗り入れはありませんが……よくぞ八戸に。

海岸線の見納め、撮り収め。


バスは八戸シーガルビューホテルにも立ち寄ります。
なるほど、この立地だと車前提ですね。


鮫駅に着きまして、JRよりさらに早く行けそうなバスはないかと物色しましたがイマイチだったので、大人しく電車で陸奥湊駅へ。
おお……朝市が終了していると、実に閑散としている……。



順調に予定を消化できたので、1時間ほど余裕が出来ました。
今の足には、とても重要です。

今回のエリア。


続きます。


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