みのもり雑記

旅行関連が多くなるかと思いますが、ふと書きたくなったことを気の向くままに、という感じで。

創世紀1602シナリオ8-2その1

2019-07-21 00:25:31 | 創世紀1602
創世紀1602というゲームをご存じでしょうか?
もう20年くらい前の箱庭シミュレーションゲームでして、プレイヤーはマップ上の島々を開拓して住民を増やしていくというものです。
ちなみにドイツ産のゲームで、その日本語版(withプラスキット)を買ってありました。


最近、また遊ぶようになったのですが、すでに日本で販売していた会社も製造元との契約を解消してしまったようで、ネットでタイトルを検索してもほとんどヒットしない状態です。

ということで、せっかくなのでプレー記でも書いてみます。
シミュレーションゲーム、しかも箱庭シミュレーションゲームはわりと明確な終わりがないのですが、今回はシナリオ(目標あり)を取り扱います。
※それでもあきたら止めますが。


タイトルにもありますが、シナリオその8です。
その1~7は創世紀1602、その8以降は創世紀1602プラスキットで収録されているものです。

その8は4面(特に何かが引き継がれるわけではない)からなっており、1面はもうクリアしてしまったので、2面からスタートです。
やや切りは悪いですが、まあ、どちらにせよこの投稿自体が自己満足ですので。。。

1面の、クリアが近い状態より



ちなみに2面は現時点でまだクリアしていないです。
というか、今回書く内容までしかプレーしていないです。



では、スタートです。

ぽつーん


中央に見えるのが、プレイヤーの船です。
「MS Allmine」号というのですね。

最初ですので、少しだけ画面について説明しておきます。
まず右端が各種情報/操作を行うためのパネル、それ以外の大半、海っぽいものが写っているのが、世界を眺めるためのメインパネルです。
左上は、資金ですね。
船の左側に何かいますが、これは鯨です。特に襲われたりはしませんし、逆に捕鯨もできません。

右端のパネル
上部は世界地図です。
灰色が島、右端の小さい青い点がプレイヤーの船、それを囲っている破線がメインパネルで表示しているエリアです。

その下、コンパス。これはメインパネルの表示を90度回転させるためのものです。
虫眼鏡、これはメインパネルの拡大縮小を行うためのものです。3段階あります。

その下に4つ列んでいるアイコンは左から順に、建設、戦闘、情報、システムです。

その下は、メインパネルで選択したりしたものの詳細情報が表示されるエリアです。
今は、選択している船(MS Allmine号)の情報が表示されています。
大砲搭載量、ヒットポイント、自動交易ルートや自沈、売却のメニュー、そして積み荷です。
積み荷は、開拓に必要な初期アイテムがそろっています。

特に重要なのは道具(トンカチのアイコン)です。
何を作るにしても、ほとんどはこれを消費します。
ある程度開拓地が成長すれば自分で生産できますが、それまではマップ上に配置される別の国や"フリーの商人"から買うしかありません。



さて、この面のクリア条件は、3つの島で貴族を500人ずつ育てることです。
このゲームでは住民を「開拓者」「移民」「市民」「商人」「貴族」と進化させていくことが出来ます。
貴族ですので、最終形態(?)ですね。

と、ここでこの面の特殊な部分があるので説明しておきます。
通常、その面には他のNPCプレイヤー(1~3)がいます。
面によっては、同じ場所から船で一斉スタートしたり、あるいはすでに島をある程度開拓しているということもあります。

が、今回の面では他のプレイヤーが存在しません。
それどころか、フリーの商人もいません。


これは非常に深刻な問題をもたらします。
そう、開拓で何をするにも必須である道具(トンカチ)の補充が出来ないのです。
自分で生産できるようになるまでに底を尽いたら、それでクリア不可能が確定します。

積み荷の道具79トン(1トンがこのゲームでの最小単位)をいかに効率よく使って自国での道具生産にこぎ着けるかにかかっています。

ということで、最初に入植する島は慎重に選びましょう。
幸い、他のプレイヤーがいないので、通常どうしても発生する「良い島を先に取られる」ということは発生しません。


(各島の調査中)

調査の結果、嫌な事実が分かりました。
道具の生産には鉄が必須なのですが、鉄鉱石の鉱山が中央の一番小さい島にしかありません。
しかもその島、端に火山があります。
このゲームでは、火山によっても異なりますがランダムに噴火が発生して建物を燃やしてくれます。
そんな島で開拓を進めても、効率が悪いに決まっています。

残りの大きな島、左上と右下も中央寄りに火山がありますね。

ただ、ここで考えなければいけないのは酒の確保です。
このゲームでは住民がレベル(進化度合いと人数)に応じて「あの産物がほしい」「この建物を作れ」と要求を出してきます。
そして、それらは大抵、住民を次の段階に進化させる前提条件なので、かなえる必要があります。

序盤で必要になるのが、酒なのです。
というか、住民からは税金を取るのですが、酒の有無で大きく税収が変わります。

酒も当然ながら島で生産することになるのですが……。
実は各島々、生産可能な農作物が決まっています。
例えば右上の島では「煙草:100% - ブドウ:50% - 砂糖きび:50%」となっており、表示すらされていない香辛料などは生産できません。
また「50%」となっているものは、農場を設けても半分ほどの収量しか得られません。

酒はブドウまたは砂糖きびから生産できるのですが、私としてはブドウから作る方が生産に必要な施設が少ないので好きです。
そして唯一ブドウ100%なのが、火山を抱えた左上の島という……。

あとは判断です。
選択肢は、ブドウの島を、農場と割り切ってしまうという方法と、ブドウの島に入植するという方法です。
道具が限られるので、序盤にあれもこれもと島を開拓する余力はありません。


ということで、左上の島を開拓しました。(画像は、道具を生産できるようになった後のもの)


各施設を建てるには、例えば「移民40人以上」などの前提条件があります。
まずは道具の生産施設を作るのに必要な移民120人を目指しましょう。

道具の生産施設一式(鉄鉱山、製鉄所、木こり小屋、道具工場)は、木こり小屋以外は維持費も馬鹿にならないため、税収確保の面で酒も生産します。

……あれ?
ちょっと道具がぎりぎりじゃない?

火山に近づきすぎないよう横へ横へと島を開拓していったのですが、ちょっと余計に施設を作ることになってしまったでしょうか。
ええと、残りの道具が28トンで……必要な道具が26トン。
うん、ギリギリセーフですね。


……だがしかし、ここで大きな問題が。
開拓者を移民に進化させたところ、一気に食料消費量が増えたために食料の在庫がみるみる減っていきます。

ですが、お手軽な食料生産施設である釣り小屋は道具を3トン消費します。……1トン足りない!!!


こうなれば時間との勝負です。
この時点で食料の在庫は15トン、まだ「移民120人」を達成していないため、もう少し住民を増やす必要があり、
つまりは時間あたりの食料消費量はもう少し高まります。

となれば、道具を1トン生産するのが先か、食糧が尽きて住民にそっぽを向かれるのが先かという時間との闘いです。

うおおおお!!
全力で住民を規定まで増やしつつ、道具生産用施設の建設準備をします。
まずは中央の島に入植して、あとは必要資材をメインの島から輸送して……よしさあ作ったぞ!!

生産した道具を抱えて、一路メインの島に急行します。
このとき食料の在庫は3トン! あ、危なかった。。。


なお、実際には新規施設が食料を生産するまでにタイムラグがあるため、残り1トンまで進みました。
ほんとにギリギリ……。


さて、生産が落ち着いてしまえばこちらのものです。
中央の、鉄島にも釣り小屋など作りつつ、さらなる発展を目指して生産にいそしみます。


他のプレイヤーがいないので、今回は大砲とか陸軍ユニットとかを作らなくて良いので、その点は気が楽ですね。


順調に各種資材も溜まってきたので、「移民」を「市民」に進化させるべく、左下の島に入植して香辛料を生産します。




ですが、そう何もかも順調にはいかないものが開拓です。
鉄鉱石が取れなくなった。


このマップで唯一の鉄鉱山です。
ですが、まだ山の上には鉄鉱山であることを示すアイコンが回っています。
これはつまり、まだ奥の方にはあるけど、今の施設で採掘可能な範囲は掘り尽くした、ということを意味します。

実際、生産施設には「鉄鉱山」と「鉄鉱山(大)」があります。
そして「鉄鉱山(大)」の建設可能条件は、「市民450人以上」です。

……なん、だと?(まだ順次進化中のため、ただ今68人)



幸い、すでに鉄鉱石から42トンの鉄(道具生産の原料)があるため、当分は困りません。
よほどの浪費をしない限りは大丈夫そうです。



3つの島の生産品をガリガリ輸送する作業を繰り返していたところ、突然「ジャンッ」という聞きたくない音が。

か、海賊だ~!


船が撃たれたので、あわてて戦闘パネルで白旗を掲げます。
なおこのとき積み荷があると、持って行かれたりします。


まさか、このマップには海賊が出るのか……。
※1面でも出た。

面にもよりますが、海賊はある程度ゲームが進むと自動配置されます。
海賊の拠点も作られますが、小さい、生産力も低い島が選択されるので、通常は生産面であまり大きな影響はありません。

さて、拠点はどこかな……って、同じ鉄島の反対側かよ、同居かよ!!




確かに、小さい島ってここだけですね。
しかし邪魔なところに……。


地味に船の輸送を妨害(海賊船とぶつからないよう待ったりとかする)されつつ、なんとか「市民450人」を達成です。



その間に海賊の拠点はさらに拡張され、砲台まで4箇所設けられていますね。
付近を通るときは気をつけないと……。


通常、海賊には賄賂を渡すことで一定期間攻撃されないようになるという便利な機能があるのですが……。
なんと、賄賂メニューは出てくるのに、受け付けてもらえませんでした。これは困った。。。



ちなみに、市民450人を目指している間にまたしても問題が発生していました。
第2次食料危機です。

いっきに人口が3倍程度になったため、とてもではありませんが賄えなくなりました。
しかも前回は食料だけが問題でしたが、今回は酒と布も需要に対して供給が追いついていません。

酒と布はまだ在庫に余裕がありますが、とにかく食料がすごい勢いで減っていきます。
あわてて釣り小屋を増設しましたが、この時点ではまだ「鉄鉱山(大)」を作れていないので、無茶も出来ません。

鉄島に穀物生産系を作って、なんとか生産が消費に勝るようになりました。
……海賊船対策でメイン島に輸送できず、一時期は食料の在庫が1桁トンにまで落ち込み本当にピンチでしたが。


酒もメイン島で増産して、緩やかに在庫が回復。
布は、右下の島を開拓して綿畑から生産を開始しました。メイン島との輸送経路上に海賊の拠点があるので極めて気を遣いますが。


ただ、明るいニュースもありました。
市民450人達成に伴い、バランスシート(収入と支出の差)は大きくプラスになり、造船所を建てて新たな船を作ることが出来ました。
造船所では、船の修理も出来ます。ようやく「MS Allmine」号も修理できました。

そして新規建造を開始します。造船所では小型交易船と小型戦艦を作れます。海賊船対策で、足が速い小型戦艦を作りましょう。


完成。これで、片方の船が海賊船の通過待ちをしていてももう片方の船が海賊船のいない海域で輸送を継続できます。
攻撃されないよう、より注意深く見ていないといけませんが。

新造艦、吹雪。
最近の私のトレンドとしては、小型戦艦の船名は旧海軍の特型駆逐艦から拝借しています。



将来の海賊討伐も見据えて、大砲製造も開始しました。

次の目標は、大型戦艦を建造できるようにすることですね。
市民を次の段階である商人に進化させる必要があるので、なおさら輸送をがんばらねば。。。


たぶん、続きます。

次回


最新の画像もっと見る

コメントを投稿