ヨーロッパに恋して

ヨーロッパが大好き。でもなかなか旅行に行けず。
気ままに旅行や食べ物の放浪記やレシピを掲載

餅焼き網でビア缶チキン

2010-08-07 | グルメ
アウトドア向けのクッキング特集がテレビで見かける事が多いですね。

そこで初めてビア缶チキンなるものを知りました。

日本バーベキュー協会の上級インストラクターの方も紹介してました。ネット検索するとアウトドアを良くされる方のブログなどでもヒットしました。
アメリカでは結構しられているBBQの一つでChicken on the Thron(王座の上のチキン)、Beer Can Chicken、Beer in the Butt Chickenなどと言うのだそうです。

これ専用のスタンドも売られているそうです。確かにスタンドがあると安定性よさそうです。

器用にバランスをとってコンロの上に載せて焼いている方もいました。
上から押さえつけて、しっかりとビア缶に座れば安定して立ちます。

ちょうどハウス「特選本香り」シリーズの試供品<生わさび・からし・生しょうが・生にんにく>をゲットしたので、生にくにくを使って家で簡易版を作ってみよう。

※レシピブログの「和風スパイスレシピコンテスト」に参加中です

実は、チュープや調味料などのニクニクすりおろしが入った製品苦手なんです。食べた後のいおいが口に残るし、胃もたれするんです。
この商品、期待してなかったんですが、自分ですりおろしたニクニクの匂いが同じ。ちょっと期待できるかも。

鶏一羽丸抜きではなく、お試し簡易バージョンで鶏もも肉をスパイスで味付けして、試しに餅を焼く網で家でテスト作成してみよう。

■ビア缶チキン

ビール缶を鶏のお尻からお腹に入れたまま焼くBBQ料理です。
とっても柔らかくてジューシーに焼きあがります。
ビールの炭酸と水分が蒸発して肉が柔らかくジューシーに仕上がるそうです。
特にビールでなくても、炭酸水、ワインでも、オレンジジュースでもOKだそうです。

肉にビールの香りが移るので、チューハイとかオレンジとかブレンドしていもいいのかも。

今回は、一羽でなく「鶏もも肉1枚」を半分にカットした缶の上に被せて焼きました。
ビールは1/3程度使用。全部蒸発しないので1/4でもいいかも。

【材料】
鶏もも肉 300g
塩    1.8g 肉の重量に対して0.6% (塩=肉の重量/100*0.6)
(op)ローズマリー、セージ 各小さじ1 (フレッシュなら1枝づつ)
ビール  1缶
オリーブオイル 適量
(op)ニクニクすりおろし 小さじ1
(op)粗引きコショウ

【作り方】
①鶏肉に塩を揉み込み、ハーブをまぶして常温で下記の時間以上置く。
 1時間: 唐揚げサイズ、胸肉
 2時間: もも肉
 2時間以上:骨付きもも肉
 1日: 鶏一羽 (この場合は、冷蔵庫で保存し、焼く1h前に常温にもどす)

※塩分5%の塩水に漬けこんでもOK ハムを作り時に漬ける液と同じ。
※塩麹などでも美味しくできます。漬け時間は、1日くらいかな。
 
<焼く準備>
・BBQコンロの場合、炭をおこし、蓋をして網を温めておく。
 ・グリルオープンの場合は、180℃に余熱。
 ・餅やき用の網の下にアルミフォイルを敷き、網をのせ、温める。
  蓋になる鍋を用意。空き缶を半分にカット
  

②鶏の余分な水分を拭き取り、鶏肉の皮にフォークをさして穴をあける。
 オリーブオイルを塗る表面に塗る。 ニクニク、コショウを振りかける。
 お好みのハーブを振りかける。

③ビールの缶の上を開け、小さめの鶏肉ならピール半分、大きめなら1缶用意。
 
・鶏1.5-2kgで過熱時間 1時半~2時間の場合、ビールは1缶。

 鶏一羽丸抜きを使う場合、お好みで鶏のお腹に乱切りした玉ねぎを入れてもOK。
 ビールの缶をお尻からお腹に入れ、座りがいい様に上からギュッと押しつけます。
 (この時、鶏が踊っているように見えるのでダンシングチキンとかいって場を盛り上げられるよ)

 今回は、焼き網の上にビール缶半分にカットしたものにビールを注ぎ、肉を被せます。
 

④ 油うけのアルミを下に敷く。③の鶏を置き、蓋をして焼く。

  BBQコンロの場合、炭から遠い火のところに③の鶏を置くのがベスト。 
  グリルの場合:165~180℃で30分~1時半(肉の中が火が通るまで)
  網焼きの場合:蓋してもも肉の場合 中火5分⇒弱火20 で焼きあがり。
  

  <op:ソースを2回塗る>
  焼きあがり時間の半分たったら、お好みで肉の表面にソースを塗る。(醤油、照り焼きなどお好みで)
  焼きあがり少し前に、再度ソースを塗り表面が乾燥したらOK。

  <焼きあがりをチェック>
  肉の厚い部分に、金串を2∼3 秒突き刺し、串を抜いて下唇に当て、人肌と同じならOK。冷たかったら、まだ焼けてない。
  温度計がある場合、中心温度が46度~49度までならできあがり。

⑤ 焼きあがったら、肉を取り出し、10-15分休ませ、切り分けてサーブします。ビール缶はとても熱いので、取る時に要注意です。
  
  *網焼きで作った場合は、温めたフライパンで油を挽かずに皮の部分下にしてフライ返しで抑えつけ、余分な脂をキッチンペーパーで取りながら皮をパっリと焼きあげます。


ニクニク臭ほとんどない。上品な仕上がり。とってもジュージー。
切りたては、ハーブとビールの香りがほんのりします。

そのままでも美味しいですが、お好みで粒マスタード、ケチャップなどで食べても美味しいです。

網焼きでも、一様焼けました。これなら魚焼きグリルでも出来そうです。

今回ハーブは、ローズマリーとセージを使いましたが、ビールにはローズマリーはイマイチだったかも。
ビールの香りが付くので、使用するメーカーによってハーブの組み合わせ変わりそう。

塩麹を使った場合は、日本酒がいいかな。
柑橘系炭酸飲料でもいいかも。


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