高木ますおブログ

日々の出来事や感じたことなどを綴っています

「宇宙航空研究開発機構」で「はやぶさが命をかけたおみやげ」を見てきます

2010-11-18 23:37:52 | Weblog
 中国のスパコンの演算速度が世界一となった。1位を目指していた日本のスパコンは、事業仕分けで予算の追加は得られず、2位確保も厳しい状況に追い込まれました。

 6月20日のブログでも、「次世代スーパーコンピューター開発」仕分けでの「世界一でなければいけないんですか。2位ではダメですか」を厳しく批判しました。

 「拙速な成果要求」は、技術立国「日本」の将来に大きな不安を抱く。科学・教育などは、国の根幹をなす分野であり、資源に乏しいわが国に於いては、教育や基礎研究といった分野には、逆に「予算の大幅増」があっても良かったのではと批判しました。

 そして、中国が世界一。何と皮肉なことだろう。尖閣でこけにされ、レアアースで首を絞められ、政権さえも媚びをふる中国に追いつき追い越されたのです。軍を中心に、技術開発に「国家戦略」として取り込む中国との競争は、今後長い年月、追いつ追われつの厳しいデッドヒートが予想されます。

 そんな中で「はやぶさ」の成果が評価されており、今後も大いに期待されています。そして、今日、「パフォーマンス事業仕分け」で「はやぶさ2号機」の予算が縮小されることになりました。

 日本の生命線の科学・化学技術。このままで良いのだろうか。来年、4月に再雇用されたら、岡富中学校がやっているような形で、小学生や中学生の数学や理科の勉強の手伝いをしたい。実験や実習も取り入れてと心は弾みます。幸いUターンした若い技術者も町内にはいます。手伝ってもらおう。

 まだ間に合う今こそ、これこそ政治主導で「国家百年の計」で「日本の立つ位置、生きる道を何処にするのか、するべきか」を真剣に考え方向性を出すべきではないだろうか。答えは「技術立国」という答えしか無いとは思うが。

 明日、つくばで、「はやぶさ」の生みの親「宇宙航空研究開発機構」で「はやぶさが命をかけたおみやげ」を見てきます。