高木ますおブログ

日々の出来事や感じたことなどを綴っています

内田理佐議員のブログで

2008-09-29 23:23:12 | Weblog
北川町議会でも「シュシュ」へ行ったことがあります。

北川町議会の産業建設常任委員会の委員長の頃、政務調査で「シュシュ」へ行ったことがあります。
 10年くらい前になるでしょうか。竹林国興前北川町教育長が企画課長の時に、「私達と同じ年の人が会長して頑張っている」推薦できる視察先として選定してくれ、案内してくれました。
 大村湾、大村空港を望む高台にあり、オープンして間もない頃でした。農園に囲まれ、地場の野菜や果物がたくさんあり、美味しいパン工房がありました。大村湾を望むウッドデッキテラスで地元産の食材を使ったバーベキューをご馳走になりました。矢野仁祺議員も議員になってすぐの頃ではなかったかと思います。一緒に行きました。
 私と同じ年の「シュシュ」の会長は、山(大崩山)あり、川(北川)あり、海(北浦・島浦)ありの「北川・延岡」を話したところ、「大村よりずっといいですね。一緒に頑張りましょ」と激励され、当時は祝子川温泉オープンを間近に控えており、大変勇気を得て帰ってきたものでした。
 その後、手紙、電話、年賀状等での交流が続き、「うち辺にもいつか来て見てくんない」「地元のおっドンにゃいいとこが見えんワイ。あんたの眼で見てくんない。」と言っていました。

 知り合って5年後の新春の年賀状。
「夫は昨年6月に脳溢血で亡くなりました。頑張り続けた一生でした。お世話になった皆様にお礼も出来ずに逝ってしまいました。
「シュシュ」には後継者もでき、頑張っています。皆様の長い間のご厚情、誠にありがとうございました。あなた様の益々のご活躍をお祈りいたします」奥様よりのお礼と決意の年賀状でした。

 内田理沙議員のブログで、なつかしさとあの頃の自分達のやる気を思い出しました。ただ単に10年近い年月を重ねただけではないのかと自問しました。

「初心に帰って頑張らなくちゃ」

 よーし!「北浦・南浦・島浦」のグリーンツーリズム軌道に乗せるぞ!!
「 お大師さん軽トラ市」まずはやってみようぜ!!

迷ったら「前へ進め」「前ってどっちだ」「君が向いてるほうが前だ」


宝くじは買わなきゃ当たらない

2008-09-22 05:07:43 | Weblog
宝くじは買わなきゃ当たらない

 稲田雅之議員ブログ、「10代でもわかる」シリーズはおもしろい。彼なりの目線で「若者」に分かりやすく訴えている。今は、「企業誘致」を取り上げている。

 稲田雅之議員の言う通り、企業誘致の現状は、「用地造成は、誘致できるかどうかは分からないから、話があってからにしよう」では間に合わない。世界戦略を考えるような大手企業は特に、「造成が終わるまで、悠長に何年も待ってられる時代じゃないって事」

 「篤姫」時代のように「下にー下にー」で20日もかけて江戸から大阪に行く時代から、「アメリカやヨーロッパ」で起きた事が、全世界に瞬時に伝わる情報化社会の現在では、「今、一瞬一瞬」が勝負と言う事なのです。

 リスクを背負ってもオーダーメイドからレディーメイド方式にしなければなりません。市長も言うように「座して死を待つ」訳にはいかない。
 たとえが悪いかもしれないが、「宝くじを買う」と言う事は、「当たらない時は買ったくじはただの紙切れ」と言う事になる。しかし、「宝くじは買わなきゃ当たらない」

 今の時代、企業誘致はどこの自治体(県・市町村)も「用地造成が終わって」待っているんです。リスク無しのオーダーメイドは時代にそぐわないって事です。

 市当局も議会も、クレアパーク構想から15年近く、オーダーメイド方式を継続してきた事については、「時代の流れを読めなかった」と指摘されても仕方がないと思います。
 責任逃れをする訳ではありませんが、北川町議会議員だった12年間は、クレアパークのオーダーメイド方式については、「用地は買収してあり、造成はオファーがあった時」だと思っていた。
 市議会議員となって1年半、思い込まなく確認しておくべきだったと反省しています。今からは延岡市のシステムすべてを検証していかなければと考えています。
 
 とにもかくにも、今回、オーダーメイド方式からレディーメイド方式に。積極的企業誘致にリスクを背負って踏み出します。

 有効求人倍率40%~50%台を行ったり来たりの延岡市。
 地域間競争が激しくなり、勝ち組・負け組が際立ってきた昨今。東九州高速道路に目鼻がついた現在、企業誘致と県北医療問題(県病院とドクターヘリ)は延岡市にとって、命運を掛ける最大の問題です。市長は「この2点だけに専念してもいいのでは」と思ったりもします。

 国・県の公共工事の削減。高速道路工事の地元が受注出来る工種の終了。五ヶ瀬川河川激特事業の完了。21年度予算から実施される予定の「道路特定財源の一般財源化」等による影響は、延岡市の今後に大きな問題として浮上してくることは間違いありません。
 以前に議会で「建設業22年度問題」について、当局の考えを問いただした時に、企画部長が「建設業協会との意見交換会ではそんな話は無かった」と答弁した。それが本当とするならば、協会はノー天気。
 質問の後、延岡市当局がこの問題に対して真剣に取り組んでいないとすれば、親方「日の丸」だ。しかし、その頼りの「日の丸」も雲いきが怪しい。

 これから10年が、延岡市の生き死にをかけた真剣勝負となる。
「嘆いてばかり」はいられない。「足引っ張ってばかり」はいられない。世の中は予想以上のスピードで動いている。
 みんなで知恵出して、みんなで力合わせて、頑張ろうや。

 「いい思いしたかったら、人より倍、知恵出せ・汗出せ・懸命に働け」「稼ぐに追いつく貧乏無し」

その稼ぐ場所を誘致しよう。


お大師さん 軽トラ市2

2008-09-19 08:36:45 | Weblog
山下商店街応援団の方へ

 7月10日のブログに「川南町商工会が毎月第4日曜日にやっている「軽トラ市」を「全天候型山下軽トラ市」として、山下通りのアーケード内でやったらいいちゃがね」
 「まずは人まねからでもいいから、とにかく初めては! あれこれ考えず、まずやってみたら? それから自分達のものを創ったら?」と提案しましたが、どうなったのかな? 検討しましたか?

 都城市では現在実施に向けて計画中との話をニュースで見ました。川南町商工会によりますと、再三、視察観察に来たとの事です。また、都城に先を越されますよ。いいんですか。

 民間団体からは「延岡駅を橋上化して駅前の活性化を」という提言がなされました。
 駅舎橋上化・駅前整備事業には多くの事業費とその後の維持費がかかります。議会の都市建設委員会でも20年度の調査事項として勉強中であります。

 しかし、先日のメリージュでの講演会では「駅舎を橋上化するだけでは活性化にはならない。日向は鉄道高架と駅周辺の区画整理を同時に実施したが、状況は好転していない」との事でした。

 駅舎橋上化が実現すれば、確かに駅はきれいになる。が、それだけじゃ人は来ない。来ても一過性だ。

 10号線から駅への乗り付け。東口から西口への通り抜け歩行が出来るようになるし、JR利用も西口乗場に回らなくて良くなり、多少は利便性が向上する。

 しかし、私も「街は、駅前商店街はそれだけでは活性化はしない」と思う。
この地区でのいわば最後の大手術です。これでだめなら・・・・
手術前に体力を着けなきゃ。

 山下アーケード通りを日曜昼間通っても人通りはまばらです。
軽トラ市をやったらその日だけでも人は来ます。波に乗ったら月に2日も考えましょうや。

 「交流拠点都市?」「中心市街地活性化?」「商店街再生?」
駅舎橋上化でどれだけ人出が期待できますか。「アーケードリニューアル」でどれだけ人出が増えましたか。
 市当局・商店街・商工会議所は調査しているのでしょうか。

 9月28日(日)、川南軽トラ市は2周年イベントを計画準備中です。詳しくは「川南商工会ホームページまたは商工会の元浦由博さんへ。私は大阪出張で行けませんが、川南商工会に連絡して行ってみたらどうですか。

 山下商店街は全天候型の商店街です。応援団の延岡市商工観光課の皆さん。内田理沙さん。たびたび議会で商店街活性化を訴える同僚議員の三宅為二さん。応援してやってください。協力は惜しみません。やってみましょうや。

月に1回 街に集まる「ふるさとの幸」

とにかく前へ。



北川町内の手作り敬老会

2008-09-17 00:10:13 | Weblog
北川町内の手作り敬老会


公民館長に許可をいただいて、
9月14日 日曜日 本村・家田
9月15日 月曜日 飛石・川坂

「本日はおめでとうございます。合併後、補助金の大幅な削減で、敬老会をやめる地区もありますが、私達団塊の世代が入るまで、どうか続けてください。一度やめると再開は非常に困難です。どうか後輩の為よろしくお願い致します」と挨拶した。

続けて、「現在の市政の北川に大きく係わる大きな問題として、
①「北川ダム更新」 清流守る為、みんなで頑張りましょう。
②「ドクターヘリ」 山間僻地・離島の医療格差是正が目的。県病院がある宮崎県北に絶対必要です。署名運動の際はよろしくお願いします。
③「高速道路」 皆さんの協力で国土交通省は、27年度開通を3年前倒しして24年度中での開通を目指しています。
北川県境間は一部用地買収が済んでいないので完成年度の前倒しの発表はされていません。

昨年は「あと8年元気にしておいてください」と言いましたが、「あと4年。遅くとも5年後」と言うところまで来ました。

元気で高速道路の開通を見届け、孫の運転で「ただの高速道路を、延岡へ、北方へ、北浦・蒲江・佐伯へ」4年後に高速を元気に走りましょう」
お年寄りと話する中で、「いろんな事を話してくれてありがとう。市政報告会をやらんとね?」と言われました。

私達の町にはそういう習慣がありません。
「この前も言われました。矢野戦一郎さん達とも相談をしますわ」と答えました。
大きく世の中が揺れ動いているが、分からない事が多い。せめて市の動き位は知っていたい。知りたい。と思うのは当然の事だと思いました。

それにしても、70歳以上の人ばかりのはずなのにみんな若い。
農業している人。ボランティアに取り組んでいる人。まだ会社に行っている人もいた。
来年も元気で明るい笑顔を見せてください。



感動 北川中学校の運動会

2008-09-16 06:25:13 | Weblog
北川中学校の運動会

 14日日曜日、朝7時半に中学校へ行ってみた。
 途中で青年の運転する事故った車が空き地にとまっていた。自損事故でプラスチックのフロントバンパーが壊れていた。
 「大丈夫?」「大丈夫です」それじゃーまずは中学校へ行く事にする。昨夜の雨で水が溜まってはしないかと心配したが、ベストコンディションだ。

 さっきの事故のあんちゃんが気になる。
 まだいた。「何かかしするこたねーか?」「ジャッキ貸してください」見れば前輪左側がパンクしている。「軽トラじゃき、乗用車のジャッキを取って来るは」
「俺は運動会に行くき加勢は出来ん。一人ででくじゃろ?」「出来ます」「ジャッキはそこんガードレールんとこに置いちょってくれりゃいいわ」

 運動会が始まる。人が少ない。公民館の館長さんが「敬老会をすっとこがあるき少くねちゃが」「ずらしゃいいかったつよな」と私が言う。「皆、日曜日じゃねーとちぇなわんかったちゃろじゃねーか」「運動会に来てもんもおったちゃろがな」
日曜日じゃねーといかんかったもんは役員の組みが何人かじゃったちゃろがな。事実、うちへんを含めて残り半分の地区が15日(月)にやるんです。

 延岡東(現在星雲)高校と北川中の運動会はいつもすばらしい。
 今年も大いに期待して来た。胸を張った入場行進。生徒代表の挨拶。選手宣誓。その後の応援合戦。素晴らしい。
 しかし、11時からの敬老会で13時まで抜ける。

 帰って来てみると来賓席には町田訓久教育長ら二人しかいない。
 教育長は午前中「島野浦中学校」の運動会に出席したとの事。島浦談義・教育談義で弾みました。
 教育長は所要で帰った。「対団リレー」まで葉見れなかった。一番のとこ見ていただけなかった残念。

 競技は進んで最後の「対団リレー」
 毎年、北川中学校の対団リレーは実におもしろい、楽しい。勝っても負けても彼らの頑張る姿が実にすがすがしい。
 赤白1チームずつ、1年女子からスタート。両チームとも一歩も譲らない。2mの差、白リードでアンカーへ。アンカーは白(大久保)赤(伊藤)2人とも小さい頃から知っている。2人とも野球部だ。負けるな。

 第2コーナーから赤が詰める。がんばれ伊藤。バックストレッチで並ぶ。負けるな大久保。第3コーナーまで横並び。第4コーナーを回って白胸一つリード。頑張れどっちも。まさに締めくくりにふさわしいデッドヒート。ゴールテープに赤の伊藤がヘッドスライディング。来賓席からは10m位先がゴールで斜めでしか見えない。
 白の大久保逃げ切ったか?審判に注目。旗があがる。白そして赤。運動場全体大騒ぎ。白団の喜びは半端じゃない。泣いてる子もいる。

 閉会式。いよいよみんな注目の成績発表。小さいときから知っている矢野君がした。
 この発表がまた素晴らしかった。
「赤298点」ここまでは普通通りだ。「白2百9十」これから言わない。親も子もみんなシーンとなって聞き耳を立てる。「早く言え」と思う寸前。抜群のタイミングだ。「白2百9十」すこしもったいぶる。そして「白、296点」大歓声。校長先生が「こんな僅差は記憶に無い」という。

 それにしても、アンカーといい、成績発表した矢野といい、順調に成長しているな。「ほっ」として、ちょっと親に嫉妬して、「今度は入試ぞ。頑張れよ」と込み上げる涙をこらえてつぶやいた。

最後は北川中学校恒例?のみんなで手をつないでの万歳三唱。いい運動会だった。

子供達の夢 天まで届け


首藤正治市長ありがとう。やるじゃないか。

2008-09-12 06:57:44 | Weblog
首藤正治市長ありがとう。やるじゃないか。

 20年3月議会で質問した[ケーブルテレビ網整備]

北川・島浦で開設に向けて工事がなされており、テレビ、インターネット、共に大きな進化をとげます。ケーブルメディアワイワイに次の2点を今後3年間で検討していただきたい。

①【問】契約方式の再検討を
現行は「基本チャンネル数51の一括契約」のみ。個人のニーズ・料金負担の軽減等を考慮し、2~3のプランを追加し、いろいろな選択肢を。

【答】実現は難しい。要望します 
いろいろなプランを設けることは1つの選択肢とは考えるが、経営収支の面から実現は難しい。今後、事業者に要望していきます。

②【問】地上デジタル放送移行時の対応の検討を
2011年7月。あと3年足らずで地上デジタルへ移行します。
多くのお年寄りにとって、テレビの買い替え、ケーブルテレビの契約や料金支払い等大きな負担増となります。
プランを追加して、たとえば年金生活の高齢者のみ対象のプランを開設するとか、料金の負担を軽減し、多くの方が契約・視聴できるような商品を検討しては。

【答】 事業者に要望します 
ケーブルテレビに加入すれば、自動的に地上デジタル放送対応となるので最も手がるな方法です。
料金の軽減については、経営的な課題もあるので、提案の趣旨を踏まえ、事業者に要望していきます。

以上の提案をしていたら、昨日の一般質問で「山奥などの視聴が困難な地域には今までと同額程度のメニューでケーブルテレビを提供する」旨の答弁がなされました。

「議会で取り上げて、年寄と山ん中もんを守っちやっちくり」と言って、質問するよう強く提案してきた「森谷日出夫飛石区長」に報告しました。

大変ありがたい事で、「首藤市長やってくれましたね」「島浦の災害復旧」といい、本当にありがとうございます。心からお礼を申し上げます。
現在山奥のお年寄りで「一般メニュー」に加入中の方が「特別メニュー」への切替が出来るかどうかは等の詳細は明日報告します。

「東九州道」開通はもう目鼻がつきました。今の延岡市の喫緊の課題は、「県病院に代表される医療問題」と「高速道開通後の延岡市の将来像」です。

今後とも、「地域がよくなる」「弱い立場の人と子供達に光が当たるような」「こうしたら延岡が良くなる」「日本が良くなる」「田舎が良くなる」「ふるさとが良くなる」というような、前に一歩前進の「提案型」の一般質問をしていきます。

 そういう議員は、仲間はたくさんいます。彼らと一緒に頑張り、自分の中に今でもくすぶる「合併せん方が・・・」を払拭して行きます。


9月議会一般質問

2008-09-07 18:49:06 | Weblog
14名の議員が登壇し、首藤市長と市政全般について質疑をします。
今回私は1番バッターをおおせつかりました。議会中継をご覧になって御意見・感想等をお聞かせください。

市長の政治姿勢

1.北川ダム契約更新について
  ①北川ダム対策検討委員会の最終報告書について
     (1)提出時期とその内容、また市長の感想
     (2)その後の取り組みと現在の状況
  ②今後の市長の北川ダム問題に取り組む姿勢(予定等)について

2.建設業(土木・建築)について
  ①入札制度について
  ②工事予定価格・最低制限価格・落札率についての所見
  ③請負契約と設計変更による契約変更について
  ④中間前払金制度、単品スライド条項の運用状況について

3.救急救命センター県立延岡病院とドクターヘリについて
4.ツーリズム観光について

安心安全なまちづくりについて

1.ごみ有料化について
  ①不法投棄に対しての対策について
  ②不法な野焼き(ゴミ焼き)の行政指導について
2.南延岡駅前周辺整備(駅前駐輪場)について
  ①現状に対する所見と現在までの経緯
  ②今後の対応・計画について




宮崎県建設関連産業危機突破総決起大会

2008-09-03 19:10:10 | Weblog
建設関連産業危機突破総決起大会
       入札改革の見直しを決議
 9月2日(火)午後から宮崎大淀川河川敷で宮崎県の総決起大会(3500人出席)が炎天下の中実施され、私も市町村議員研修会が午前中に宮崎観光ホテルであったので午後はみんなと帰らずに大会に出席した。

 江藤拓・外山斎国会議員・党派を超えたほとんどの県議会議員が出席して実施された。東国原知事は少し遅れて来た。

19の協会団体が主催
 建築業・電業・管工事・板金・塗装・造園・法面・建築士事務所・測量設計コンサル・地質業・生コン組合・ブロック協会・コンクリート製品組合・骨材組合・砕石組合・資材販売・舗装協会・リース業・建設業協会

 主催者の挨拶で「7年連続の公共投資削減」「性急な入札制度改革、それによる価格競争の激化」「原油価格高騰による燃油・資材価格の高騰」等による相次ぐ倒産・廃業。我慢の限界だと厳しい現状を訴えた。

坂 口博美議長が心のこもった来賓挨拶
多くの来賓を代表して「坂口博美」県議会議長が、56社が倒産廃業、7521人が失業し、県はその失業者がどうなったかも全く把握していない。また、履行心配工事(工事が労災事故・手抜き等が無く安心安全な工事ではない工事)として529工事があり、その一部を県OBなどで編成した「監視班?」がチェックしたが、回数は1回で「それでチェックか」と言いたくなる現状。

 (「赤字覚悟の落札で、粗悪な工事を助長する。県にも責任の一端はある」とでも言いたかったのだろう。)

 入札制度・設計単価・予定価格・変更契約等。そして関連団体以外の「異例の要望」が、「商工会連合会」から「建設業関連の現状を憂い、入札制度の見直しの要望」が県知事・県議会それぞれ当てに提出された事を、20分近い時間をかけて、本当に詳しく、理路整然と厳しい口調で県側(知事)を叱咤した。

 坂口議長は物腰の柔らかい方で、とても今日のような厳しい口調で知事に対して言うような方では無いと思っていたので、より建設関連業の厳しい現実が伝わった。炎天下であったが長い時間には感じられなかった。それだけ言葉に心がこもって力があった。

大会決議

県に対して7項目

知事・議長に対して、直接手渡した。
①国に対して、景気対策としての20年度補正予算を要望する事。
②国に対して、道路特定財源の一般財源化に伴い、従来以上の道路事業費を「地方枠」として確保する事。
③最低制限価格を90%以上に引き上げる事。
④総合評価落札方式の見直し。予定価格の入札後公表。
⑤予定価格2000万円未満の一般土木工事は指名競争入札とする事。
⑥測量設計等委託業務は現行の指名競争入札を継続する事。
⑦地域に密着し貢献度の高い地元企業が受注しやすい環境を整備する事。

 知事は「柔軟に対応しますが改革は進めたい」とコメントした。県内各市町村にとって建設関連業は地場産業だ。「改革終わって田舎無し」では始まらない。
手腕が問われる。知事にとってもここは正念場だ。 

国に対して4項目

①現在の不況を打破し地方が活性化するよう、国策により、緊急に20年度補正予算を編成する事。
②道路特定財源の一般財源化に伴い、従来以上の道路事業費を「地方枠」として確保する事。
③地方への総合評価落札方式の全面導入と予定価格の事後公表を徹底する事。
④道路特定財源関連の税収5兆4000億円の一般財源化に伴い、現在の揮発油税等を1兆円程度減税し、国民の負担を軽減する事。

国会議員

 来る予定が無かったのか、挨拶は無かったが、江藤拓代議士は開会前にテレビ局よりインタビューを受けていた。「建設業の問題」か。はたまた「政局」かは分からなかった。

炎天下のアピール行進

 会場から県庁までの1kmをアピール行進した。
「まだここに顔を出した会社はいい。出せないような会社に勤めている人達はもっと大変だろうな」「坂口議長が言っていたように、県も市も失業者の動向再就職の状況にはノー天気だな」と考えながら、何年ぶりかに会った仲間達とお互いの元気を祝いながら歩いた。

工事予定価格・最低制限価格とは?

 簡単に分かりやすく言えば、ある工事をやるに当たって「より良く・より安く・より早く・より安全に・そして健全に(会社の必要経費も)」出来るためには、どの位の事業費が必要かを、①測量②調査③設計④積算を経て、たどり着いたのが「工事設計価格」です。
 それを基に工事費が決定されます。この額が工事予定価格です。その後入札が実施されますが、入札時に「これ以上の低い価格で落札するとマンロクな工事が出来ない。手抜きがあるかもしれない」と言う事で設定されるのが、最低制限価格です。おおむね80%~85%で設定してあります。本来の健全な予定価格の80%と言う事です。健全価格に20%足りません。会社が赤字になることさえあります。
 人件費や下請けにしわ寄せが行き、「仕事がないよりまし」で泣きます。
知事は「残った20%を集めてまた工事を出します」と言った。それをまた80%、また赤字工事を受注。赤字にならないためには人件費と下請けにまたしわ寄せ。悪循環。「飯が食えるだけでもいいじゃねか」と言う判断をせねばならない時代なのか。

 3K(きつい・汚い・危険)でイメージアップ運動があった時期があった。あの当時よりもっとイメージダウンした感がある。
やる気のある優秀な人材は多い。男気のある優秀な技術屋や職人はいっぱいいる。耳にたこが出来るくらいいつも言うが「何百年も先人の血と汗と涙と命で培ってきた技術は世界に類を見ないとまで言っても過言ではない。
大事にしてやりたい。やって欲しい。


全員無事で2学期始業

2008-09-02 02:31:28 | Weblog
全員無事で2学期始業

 堤防は子供達の通学路だ。下に市道があるのだが、堤防が「スポーツ刈り」にきれいに刈り込んである為、みんな上の堤防を通る。
 夏場はもちろん、北風吹きすさむ真冬でも、風に向かって、元気に堤防を歩いてくれる。中学生は自転車だ。
 「今日は寒いから下の市道だろう」と思っていても、やはり500m先から堤防に上がってくる。うれしい。きれいに刈り込まれた堤防を寒さをこらえて歩いてくれる。川が見えるからかもしれない。

 夏休みが終わって彼らがまた来る。堤防を道草しながら楽しく歩いてもらおう。
30日、堤防の芝生をスポーツ刈りに仕上げた。31日は小学校の奉仕作業。町民ミニバレーの方に出るので、6時から8時まで、南門の付近の草刈をした。後は片付けてくれるだろうと「半分」位しか集積しなかったら、「天候不良のため中止」との事。また自分で片付けか、よだきーな。

 まーそういうわけで、子供達の通学路はきれいになった。
 9月1日は「子供見守りたい」が久しぶりに全員出動して「おはようございます」「夏休みいっぱい遊んだか?」「どっか行ったか」「少しは勉強したか」「川でおぼくれんかったか」「怪我はせんかったか」「一時見らんかったら大きなったな」「夏休みの工作か。うまいと出来ちょるな」

 歩いて来なかった子供達が何人かいた。明日から車で送らないで。お願いしますおかあさん。

 元気で登校が何より。
別宮正司校長が「事故が無かったことが一番です。よかった」と朝お会いしたらしみじみと言っていました。
 本当にそう思います。
 また明日から元気な声で「おはようございます」のプレゼントをおじさん達に下さい。

 そんな素敵なプレゼントから私達の1日は始まります。