高木ますおブログ

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尖閣ビデオ流出は政府中枢に入り込んだスパイの目くらまし。ごまかされるな

2010-11-06 14:57:56 | Weblog
 「なぜこの時期ネットで公開?」。テレビも新聞もあなたも私も。「なぜでしょう。なぜこの時期でしょう」と無い頭をひねる。

 民主党は民主党で、尖閣での衝突ビデオがネット上に流出したことを「マスコミを使って、センセーショナルに犯人探し」で国民の目をたぶらかそうとしている。「目くらまし」は彼らの常套手段であることを国民は早く気づくべきである。

 何も着手できない改革に国民の不満がたまらないよう「事業仕分け」で高給取りの高級官僚を徹底的に痛めつけ、国民のみか自分達のフラストレーションのはけ口にさえする始末。政権のひ弱さ危うさを指摘されると、今度は小沢さんを引き出して目をそらさせる。マジシャンの常道手段だ。白装束の蓮舫に、小沢さんに国民の気をそらさせ、いつの間に嵐は過ぎ去りかごまかし完了。

 今回もマスコミや国民の目・世論を「政府の責任論」から「犯人探し」へ更にエスカレートさして誘導してくるだろう。考えることをやめた国民はまた「みのもんた」のワイドショーで煙幕を張られ、猫だましに簡単に引っかかり何もなかったかのように静まりかえるだろう。

 しかし、懸命な我々は、一歩後ろに下がって、もう一回回りをじっくり見回して見ようや。一貫して提出・公開に消極的だった政府。厳重な流出防止策を取った政府の防御システムをいとも簡単にくぐり抜けた流出ビデオ。

 皆さんもちょっとおかしいことに気づくでしょう。近頃、何か国の存亡に関わる重大な事件は無かったでしょうか。
あったあった。公安外事警察の資料が流出した「テロ対策マル秘文書」が流出した事件があった。これこそ重大な問題で、ビデオどころの騒ぎではない。

 昨日も言ったように、公安から「テロ対策マル秘資料」が流出した事は「国防の第一線にスパイがいる」という事なのです。

 その「スパイ狩り」を阻止するために、もっと端的に言えば「政府中枢に入り込んだスパイ」を守るためにあえて、目くらまし用の次に重要な尖閣ビデオを意図的に流出したのではないでしょうか。流出というより、放出です。

 そう考えると、公開に尻込みし厳しい管制を敷いてきたのに、いとも簡単に流出したことに合点がいきます。私の仮説が被害妄想のスパイ小説まがいの戯言であって欲しい。ビデオ流出は義憤を感じた若き青年将校の内部告発であって欲しい。

 もし、仮説が真実なら「政府中枢に入り込んだスパイは生き残り、今日もまた増殖を繰り返し、もっと心臓部に食い込んでいっている」ことになるから。尖閣ビデオ流出は政府中枢に入り込んだスパイの目くらましかもしれない。あぶり出せ。