二月の朔日を「太郎の朔日」と呼ぶという。
この日は山の太郎が河の太郎と交替する日だから、こう呼ぶのだという。
河の太郎とは、河童のことで、九州では河童は山に入ると山の神になり、河に下って河太郎となるといわれる。
これは春に山の神が降って田の神となる信仰の変形である。
この日は山の太郎が河の太郎と交替する日だから、こう呼ぶのだという。
河の太郎とは、河童のことで、九州では河童は山に入ると山の神になり、河に下って河太郎となるといわれる。
これは春に山の神が降って田の神となる信仰の変形である。