昨年のたかち芸能祭の記事が、昨日の新潟日報に掲載されていました。
24面の佐渡版「祭りを歩く」、松田祐樹さんの記事です。
太鼓、踊りの宝庫実感 たかち芸能祭
芸能の宝庫である高千地区の祭りに今まで機会がなく、行けなかったのだが、その芸能を一堂に集めた「たかち芸能祭」が八月十三日の夜七時から高千中学校のグラウンドで開催されるというので、昨年、テント持参で出かけた。
このイベントは、お盆に帰ってきた人たちに故郷の芸能を楽しんでもらおうと、平成十五(二〇〇三)年に地元の人たちが始めた。
昨年は、入川の子供御輿(みこし)から始まり、千本、後尾、北立島、石花の潟上流鬼太鼓、南片辺の御太鼓、北川内の豆まきと三匹鹿(しし)踊り、北田野浦の花笠踊りと鹿踊り、北川内弥生会による踊り、中学生による文弥人形が行われ、最後は盆踊り大会で終わったのだが、あらためてこの地区の芸能の豊富さに驚いた。
以前、高千地区の潟上流鬼太鼓は、椿から峠を越えて伝わったと書いたが、後尾では伝承の過程を表すように青鬼、赤鬼をそれぞれ、青椿、赤椿と呼んでいた。ここではさらに天狗(てんぐ)の面をつける鬼太鼓があった。
南片辺の御太鼓は、たすきがけの人が太鼓のリズムに合わせて踊る、ここならではの芸能で、「かわら太鼓」「小木太鼓」「昔太鼓」の三種類のスタイルがある。
北川内の豆まきは、ジジとババと呼ばれる二人の翁が交代で、軽快なテンポの太鼓に合わせて踊るもので、翁が一対というのは佐渡ではここだけだろう。
北田野浦の花笠踊りは、芸打ち太鼓、花笠踊り、三匹鹿が同時に踊り、華やかで見ごたえがある。
今年も十三日午後六時から芸能祭が行われるので、ぜひ見てほしい。
EC参加で世界へPR
そして、今年はさらにアース・セレブレーション(EC)期間中の二十一日に小木の町の中と木崎神社で南片辺、千本、後尾、北田野浦、北川内、石花の芸能が行われる。
ECには、日本だけでなく世界各国から多くの人が訪れる。その人たちに佐渡を知ってもらうため、今年から鼓童が新たな試みとして佐渡の芸能を披露する時間を設けたのだ。
当日は、約九十人が参加するが、これだけの人の参加が実現したのも、「たかち芸能祭」を成し得た結束力と芸能に対する思いがあるからなのだろう。
(2005年8月12日 新潟日報より)
新聞記事には、北田野浦の芸能「花笠踊り」の写真も載っていました。
なんか、見たことある顔が写ってるなぁ・・・。
今年の芸能祭は出演団体が増え、さらにパワーアップしています。
個人的にはカカロモダンサーズが 心配 楽しみです。
にぎやかになりそうですよ!!
いよいよ、第3回 夏の彩典 たかち芸能祭の当日を迎えました。
今週に入り、天候が心配でしたが・・・晴れました!!
昨日はどしゃ降りでした。あぶなかった~。
芸能祭は、予定どおり、野外会場(高千小学校グラウンド)で行われます。
ポスターでも言っていますが、
こんけにゃ しおしる!!
どうぞ、高千の伝統芸能を楽しんでいってください。
会場変更のお知らせです。
開催要項及びポスターでは、会場が「市立高千中学校グラウンド(雨天時 高千小学校体育館)」と、なっていますが、「市立高千小学校グラウンド(雨天時 高千小学校体育館)」と、変更されました。
今回、中学校の体育館を使用できないことから、運営をスムーズに行えるよう、小学校側へ舞台を設置するためです。
と言っても、同じグラウンドの中学校寄りか、小学校寄りかだけの違いですので、会場付近で迷うことはないと思います。
にぎやかな方へ行っていただければ祭をやっています。
会場は、道路(佐渡一周線)沿いの分かりやすい場所です。
相川町内から車で約30分。
バスなら「入川南」バス停留所。
もし迷っても、そのあたりの人をつかまえて「高千の学校」と言えば分かります。
また、会場付近には、交通誘導員もおります。
ドライブがてら、いらしてくださいませ。
※一部のポスター(初回刷り)では、雨天時の会場が高千中学校体育館となっているものがあります。
高千中学校体育館は、今のところ改修中のため使用できません。
(昨年のまま書いてしまいました。すみません)