突破力~完全復活までの記録~

この局面をどう乗り切るか
さあ、復活はすでに始まっている

◆誇り-PRIDE-

2013-12-27 23:52:53 | 経過

キャプテン翼で有名な高橋陽一さんが新たなテーマで連載を始めている。
微妙な登場人物、微妙なスチュエーション、そして私にとっては(私たち家族にとっては)、あまりにも微妙な主人公の境遇。
お世辞にも画力は十分とはいえないが、引き込まれるものがある。
大きく分けて2つのテーマの内、1つは復帰、あるいは復活である。
読み進めていくうち、コウスケの想いと、主人公の想いがクロスオーバーする。


          



どうしても主人公を応援してしまう。

頑張れ! 河野弘明


◆再び

2013-12-11 00:15:30 | 復活への階段

要請は突然だった。

12月7日(土)8日(日)西日本トレセンフェスタが開催された。
山口県トレセンから、息子が『どの程度回復し、どんなプレーができるか確認したいいので、トレセン活動に参加して欲しい』という要請がクラブチームに入ったらしい。

コウスケにとってトレセン活動は久々だった。

西日本トレセンフェスタはコウスケの本格的な復帰の場となった。
そして、多くのトレセン仲間と再会し、同じピッチに立った。
動き自体はまだまだだが、サッカーに対しての情熱やアイデアやモチベーションなどは、全く衰えていなかった。

或る程度のプレーが評価されたようで、次のステージへのステップアップが許された。

1年前は病院のベッドで回復を待ち、そろそろ本格的なリハビリが始まる。そんな時間軸であった。
山口県のトップレベルでプレーできることが、こんなに早く訪れるとは思っていなかった。

さあ、現実的な夢のレンガを積み重ねることにしよう。
いろいろな方々に、感謝。

 


◆最後に笑えれば。母から友人へ、そして息子へ。

2013-12-04 00:11:31 | 経過

親子共々仲良くさせて頂いてるオヤジ様が、Facebookに素敵な記事をあげておられた。
いつも素敵な曲と一緒に記事があがっている。

息子が大怪我して私達が落ち込んでいた時、素敵な曲と一緒に応援メッセージを頂き励まして頂いた。今でも忘れない。そして勇気づけられた。

そのオヤジ様が自分の息子に捧げたFacebookの記事の選曲が、ウルフルズの『笑えれば』だった。私も好きでウルフルズは聞くが、久しぶりに聞いたら思い出しました。
息子の笑顔がみたくて、サッカーの応援をしていたことを。息子が笑っていれたら、幸せだったことを。

『最後に笑えれば』
サッカーから帰ってきた息子が、学校から帰ってきた息子が、笑っていてくれれば。悩み苦しんでも、最後に笑えれば。
その為の過程だったと、受け止めよう!って。

Restartする彼が、彼のサッカー仲間が、『最後に笑えれば』いいなぁ。


◆最後の診察。1年8ヶ月は長かったか?短かったか?

2013-12-02 23:22:24 | 経過

11/28(木)右膝前十字靭帯再建手術から丸1年、主治医の先生の受診の日である。

受付を済ませて整形外科へ。まずMRIの撮影。大きな機械の中で、何回目のMRIだろうか?
待合スペースで待っていると、ほどなく名前を呼ばれた。診察室へ。

主治医の先生は、出来立ての画像を見ながら、我々両親にも丁寧に”画像の見方”を説明された。
「ここが前十字靭帯で、ここが後十字靭帯。画像で見る限り、前十字靭帯もはっきり黒く写っています。しっかり再建されているようです。」
我々両親も当然だが、息子本人も安堵したようだ。そして触診へ。膝を色々な角度から触診。
「うん、ヒザがしっかりしている。」

「経過は良好です。手術後1年経ちますし、MRIの画像、触診両方で確認しました。これで今回のケガの通院は終わりにしましょう。卒業。」
主治医の先生が優しく話された。


「でも、いいか。次はないぞ!もうケガすんなよ反対のヒザも気をつけるんぞ。もうここへ帰ってくるなよ。国体選考で逢おう。」

 
       

 

整形外科からリハビリセンターへ移動。
リハビリ療法士(専属トレーナー?)の先生を尋ねた。
しばらくするとO先生が息子に合いにきて下さった。
「調子はどう?進学先、決まった?どうやら今度は敵のようだね。塩を贈らないと。」
でも、リハビリ療法士の先生の目は、笑っていた。
「ボクが拘わった一番長い患者さんだった。頑張れ。今度は国体の練習で逢おう。」
そう言って下さった。

ケガをして1年8ヶ月。最終の靭帯再建手術から1年。最後の診察が終わった。
今から考えると、長かったような、短かったような、何とも複雑な心境だった。
コウスケ、よく頑張ったぞ!母さんも、本当にご苦労さま。

絶望の淵から生還し、明るい希望へ。
この病院で、いろんなものを授かった。

ありがとうございました。ひたすら、感謝。