突破力~完全復活までの記録~

この局面をどう乗り切るか
さあ、復活はすでに始まっている

◆アスリートを復帰させるための本格的なリハビリが始まった

2013-01-31 21:33:43 | 復活への階段

手術後、約2カ月半。アスリートを復帰させるための本格的なリハビリが始まった。
サッカーに造詣の深いリハビリ療法士の先生は、どうやら息子を患者ではなく、アスリートとして接しているようだ。
ヒザへの負荷をかけることと、ヒザへの負担を軽減するためのプログラムを組み実践する。
スクワット。ランジ。股関節の可動域を拡張するための動作。いろいろなメニューを淡々とこなす。
そして、近々、ランニングが始まるらしい。
ランニングといっても、”おっさんのヨロヨロジョギング(主治医の先生の表現そのまま)”から始まる。
ランニングマシンで時速6kmを10分。
サッカーのためのスタートラインに立てそうだ。


◆山口地区トレセン対抗戦。彼はどんな気持ちで仲間たちの戦いを見守っていたのだろうか?

2013-01-21 23:44:57 | 47番の想い

1月19日(土)・20日(日)の2日間に亘って、U-14/U-13山口県地区トレセン対抗戦が行われた。山口県の7地域(開催地域の1地区を加えた8チームが参加)の各地区のトレセン選手が一堂に会す恒例のサッカー行事である。

息子のチームは厚狭地区代表として参加した。
昨年は厚狭地区の中心選手として参加した。

7地域の中に、自他共に認めるライバル地域があり、山口県の最高峰の戦いと言っても過言ではない対戦がある。
選手も指導者も育成者も、この”ガチ勝負”を楽しみにし、注目している。
今回は2度対戦する機会があり、1勝1敗の痛み分けである。
昨年は息子の同点ゴールで、2-2のドロー。
2年間の対戦成績は、1勝1敗1引分。完全にドローである。

そんな戦いがある。

コウスケはベンチから”声”で、ゲームに参加した。仲間を鼓舞し続けた。
試合前のウォーミングアップのメニューを考え、時間管理を行い、気合いを注入して仲間を送り出す。今、彼ができることはそれが全てだった。

相手チームのほとんどが顔見知りで、ケガをする前は、山口県代表として戦っていたチームメイトがたくさんいる。
そんな彼たちとグランドで”ガチ勝負”することはできなかった。この対抗戦はU-14までが対象で、今回が最後の対抗戦となる。
だから、来年このステージは用意されない。

彼はどんな気持ちで仲間たちの戦いを見守っていたのだろうか?

しかしながらこの2日間、彼の目は不思議と輝いていた。

 

 


◆目標値 屈曲角度120°

2013-01-15 23:56:19 | 復活への階段

右膝前十字靭帯再建手術から約2ヶ月。
息子のリハビリテーションが本格化された。
右膝に徐々に負荷をかける。
そして曲げる。
現在の目標値は、屈曲角度120°である。
更には、つま先立とスクワットトレーニングも加わった。


リハビリは辛いけど頑張ろう。その先には素晴らしい時間と空間が待っている。


◆ユメセン JFAこころのプロジェクト 安永聡太郎さん来宇

2013-01-09 23:31:04 | 折れない心

日本サッカー協会の活動の一環として、JFAこころのプロジェクトという組織があります。
毎年、宇部市でJFAこころのプロジェクトとして、『宇部出身Jリーガーサッカー教室』が開催されます。

横浜Fマリノスや清水エスパルスなどで活躍された、安永総太郎さんを中心に、小学生を対象としたサッカー教室が、1月6日(日)催され、約500人の子供たちが参加しました。

対象が小学生ですから、当然のことながら息子は参加できません。

しかし『宇部出身Jリーガーサッカー教室』という言葉を聞くと、感慨深いものがあります。
コウスケは5年生・6年生とこのサッカー教室に参加させていただきました。
5年生この時のブログ・6年生この時のブログの時の2回とも、地元子供たちの代表として、Jリーガーとの試合に参加させていただいたことが思い出されます。
6年生の時は、参加選手の中で一番最初に色紙を手渡していただきました。

そんなサッカー教室が今年も開催されたことは、とても喜ばしいことです。

そして今年は「松田直樹メモリアル」として命の大切さも伝えられたようです。
安永さんは2011年8月4日34歳で亡くなった天才サッカー選手・松田直樹さんとは横浜Fマリノス同期入団で、無二の親友でした。

二人の間で、こんなエピソードがあったようです。

松田選手の火葬の際、松田選手が生前右ひざの手術で足に入れたボルトが出てきて、安永さんはそのボルトを遺族から形見として受け取りました。安永さんはは「このボルトは直樹を苦しめていた痛みを救ってくれたもので、直樹の熱い想いも支えてくれたもの。これにありがとうと言いたい」と、亡き松田選手を偲んだとのことです。

そんな素晴らしい選手たちが本当に身近で(6年の時コウスケは怖い物なしで、安永選手にショルダータックルをしました)躍動してくれます。そして子供たちに夢を与え続けてくれています。

 


◆祈り・願い・誓い

2013-01-05 01:04:05 | 願い

2013年を迎え、初詣をすることにした。

初詣と言えば、大抵”三社参り”が普通なのだけれど、今年は息子の全快と復活を期して”五社参り”になってしまった。

元旦。先ずは、所属のクラブチームの全員でお参りした赤崎神社。
1月2日。氏神様である地元の松江八幡宮。
1月3日。宇部市で一番参拝者が多いとされる琴崎八幡宮。
そしてここ3年お参りしている熊野神社。
さらには足を延ばして、山口市の瑠璃光寺へ。

息子は、祈り、願い、そして誓った。

意気揚々と飛躍を疑わなかった2012年。しかし、大きなケガにみまわれ、殆どサッカーできずに2012年が侘びしく去っていった。

2013年が明け、しっかりと両足で歩きながら祈り、願い、そして誓った。たくさんお参りすれば良いわけではないだろうが、我々両親が今の息子にしてあげられるのは、この程度のことだった。
『必ず、サッカーに復帰できますように・・・・』
見え始めた光に向けて、2013年がゆっくりと明けた。
さあ、リハビリ頑張れ!チームのために力を尽くせ。

2012年より良くない年は二度とないから・・・・・。


◆息子にとって試練の2012年がようやく終わった。2013年が彼を復活させてくれる。

2013-01-01 00:50:19 | 復活への階段

明けましておめでとうございます。
2013年が始まります。

   

コウスケにとってあらゆる試練を受け入れざるを得なかった2012年がゆっくり立ち去っていきました。
ある方から、こんなメッセージをいただきました。

                       *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  * 

日常生活の中では、よほど高い志を持ち続けなければ心を鍛えることは出来ません。きっと自分が思い描いていた1年とは、真逆の年になってしまったかもしれませんが、同世代の仲間がなかなか鍛えることが出来なかった武器を鍛え、磨くことが出来た1年であったと思います。どん底から這い上がり、既に見えている光を目指して、焦らずに突き進んで下さい!『冬は必ず春となる!』


冬の後には必ず春が来ます。
春が来れば、景色が変わります。
コウスケの表情が明るくなり、ゆっくりと走り出し、リフティングを始め、ボールを蹴りだします。
そして仲間の元へ戻っていきます。
歓喜するために・・・・



2013年は、コウスケにとって、素晴らしい年になることを願っています。