死者は男女3人に=男性救出意識なし、突風が原因か-特急脱線・転覆事故
山形県庄内町のJR羽越線で25日夜、特急「いなほ14号」が脱線、転覆した事故で、県警などは夜を徹して先頭車両に閉じ込められた男女2人の救出活動を続けた。しかし、26日未明、女性の死亡が確認され、死者は3人となった。午前9時すぎ、男性も救出されたが、意識がない。負傷した鈴木高司運転士(29)は庄内署の事情聴取で、「鉄橋を過ぎたあたりで強風が吹き、車体が浮き上がった」と話しており、突風が原因との見方が強まっている。現場直前の鉄橋は風の影響を受けやすい構造とされ、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は同日、車両部門が専門の宮本昌幸委員(明星大理工学部教授)ら5人を派遣、原因究明に乗り出した。同省鉄道局幹部も現地入りする。県警は同署に捜査本部を設置し、実況見分を始めた。
県警によると、死亡が確認された女性2人は秋田市新屋松美町の主婦畠山祐紀さん(51)と新潟県長岡市宮本町の保育士浮部真裕美さん(22)と判明した。
JR東日本新潟支社によると、現場は第2最上川橋梁(きょうりょう)を過ぎて約270メートルの地点。事故直後の25日午後7時16分、車掌(26)から「激しい揺れがあって、同時に緊急停止した」と連絡が入った。架線の電圧低下の時刻などから、事故発生は同14分とみられる。また、6両編成の全車両が脱線していることも分かった。
(時事通信)

亡くなった方へのご冥福、また、負傷された皆さんへのご回復をこの場を借りて心よりお祈り申し上げます。

また脱線事故ですか・・・。大きく今年2回目の列車脱線事故。
本当にJRの社員らはこの状況で何を考えているのか・・・。JR西日本に重点を置かれた今年。次は、JR東日本に重点を置かれるようになった。
その事故当時、暴風雪警報が出ていたにも関わらず速度制限をしなかったというJR。「強風で何か事故があってはならないので速度制限をしないといけない」という意識はなかったのだろうか?
列車は大きな武器というか人を殺してしまうようなものになる。環境要因であっても、これはJRの責任であろう・・・。
また鉄橋を過ぎたあたりから強風が吹いたとあるが、その鉄橋に風の受けやすい構造になっていたという事はそれだけ鉄橋を渡るときに風圧が強かったのではないかと思う。直線で脱線することは、まず低い。だが、横風などで風圧がかかると車体も大きく揺れる。大きく揺れる分、車輪とレールによる摩擦も非常に大きくなる。そして、車輪が浮き車体が浮いたままになり、レールから外れて脱線する。
早期原因究明が求められることとなるだろう・・・。またこの事件によって他社も深く考えさせられる事となるだろう・・・。
特急「いなほ14号」脱線事故に関するお詫び
12月25日19時14分頃発生した、羽越本線砂越~北余目間最上川鉄橋付近における特急「いなほ14号」の脱線事故により、多くのお客さまが死傷されました。
この事故によりお亡くなりになられた方、お怪我をされた方、さらにはご家族の皆さまに対し深くお詫び申し上げます。また、近隣の皆さまをはじめ多くの関係する方々に多大なご迷惑とご心配をおかけいたしましたことを、心よりお詫び申し上げます。
弊社といたしましては、再びこのような事故を起こさぬよう、関係各方面のご協力をいただきながら、事実関係の把握と原因の究明に総力を挙げて取り組んで参る所存です。
2005年12月26日
東日本旅客鉄道株式会社
(=同社HPより全文抜粋。)
山形県庄内町のJR羽越線で25日夜、特急「いなほ14号」が脱線、転覆した事故で、県警などは夜を徹して先頭車両に閉じ込められた男女2人の救出活動を続けた。しかし、26日未明、女性の死亡が確認され、死者は3人となった。午前9時すぎ、男性も救出されたが、意識がない。負傷した鈴木高司運転士(29)は庄内署の事情聴取で、「鉄橋を過ぎたあたりで強風が吹き、車体が浮き上がった」と話しており、突風が原因との見方が強まっている。現場直前の鉄橋は風の影響を受けやすい構造とされ、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は同日、車両部門が専門の宮本昌幸委員(明星大理工学部教授)ら5人を派遣、原因究明に乗り出した。同省鉄道局幹部も現地入りする。県警は同署に捜査本部を設置し、実況見分を始めた。
県警によると、死亡が確認された女性2人は秋田市新屋松美町の主婦畠山祐紀さん(51)と新潟県長岡市宮本町の保育士浮部真裕美さん(22)と判明した。
JR東日本新潟支社によると、現場は第2最上川橋梁(きょうりょう)を過ぎて約270メートルの地点。事故直後の25日午後7時16分、車掌(26)から「激しい揺れがあって、同時に緊急停止した」と連絡が入った。架線の電圧低下の時刻などから、事故発生は同14分とみられる。また、6両編成の全車両が脱線していることも分かった。
(時事通信)

亡くなった方へのご冥福、また、負傷された皆さんへのご回復をこの場を借りて心よりお祈り申し上げます。

また脱線事故ですか・・・。大きく今年2回目の列車脱線事故。
本当にJRの社員らはこの状況で何を考えているのか・・・。JR西日本に重点を置かれた今年。次は、JR東日本に重点を置かれるようになった。
その事故当時、暴風雪警報が出ていたにも関わらず速度制限をしなかったというJR。「強風で何か事故があってはならないので速度制限をしないといけない」という意識はなかったのだろうか?
列車は大きな武器というか人を殺してしまうようなものになる。環境要因であっても、これはJRの責任であろう・・・。
また鉄橋を過ぎたあたりから強風が吹いたとあるが、その鉄橋に風の受けやすい構造になっていたという事はそれだけ鉄橋を渡るときに風圧が強かったのではないかと思う。直線で脱線することは、まず低い。だが、横風などで風圧がかかると車体も大きく揺れる。大きく揺れる分、車輪とレールによる摩擦も非常に大きくなる。そして、車輪が浮き車体が浮いたままになり、レールから外れて脱線する。
早期原因究明が求められることとなるだろう・・・。またこの事件によって他社も深く考えさせられる事となるだろう・・・。

12月25日19時14分頃発生した、羽越本線砂越~北余目間最上川鉄橋付近における特急「いなほ14号」の脱線事故により、多くのお客さまが死傷されました。
この事故によりお亡くなりになられた方、お怪我をされた方、さらにはご家族の皆さまに対し深くお詫び申し上げます。また、近隣の皆さまをはじめ多くの関係する方々に多大なご迷惑とご心配をおかけいたしましたことを、心よりお詫び申し上げます。
弊社といたしましては、再びこのような事故を起こさぬよう、関係各方面のご協力をいただきながら、事実関係の把握と原因の究明に総力を挙げて取り組んで参る所存です。
2005年12月26日
東日本旅客鉄道株式会社
(=同社HPより全文抜粋。)
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