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日本に『民主主義』を起業する

日本や世界における『民主主義』の起業、政策インフラやシンクタンクの構築等についての動きを伝えます。

シンクタンク等についての講演

2006-06-04 13:05:43 | ソーシャル・ガバナンス論
 6月2日、「政策創見ネット21」で「政策競争時代を生み出すためのシンクタンクの役割」について講演。同ネットは、主に経済分野を専門とする若手を中心とする研究者グループで、内何人かは以前からの知り合い。当日の講演は、東洋大学の大手町のサテライトオフィスで開催された関係もあり、同大の授業との共同開催で、社会人学生等も参加。熱心に聞いていただき、積極的な質問もでた。
 その後は、友人の横江公美さんの自宅でのホームパーティーに少しだけ顔をだし
て、色々な方々と意見交換。刺激になった。
 6月3日は、政府若手職員主催の官民協働ネットワークCrossover21の第5回会合に、政策市場形成の「挑戦者」として参加、別グループで2度これまでの経験を織り込みながら、政策市場形成のために「シンクタンク」構築の活動をどのように行ってきたかについて話した。時間は限られていたが、多くの質問をいただいた。このネットワークには、官僚、企業、NPO、大学(研究者、学生)などの分野から、多くの若い世代(一部別の世代の方も参加)が参加し、非常に熱心な議論が展開された。
 この2つのイベント(?)に参加し、様々な分野の若い方々(私自身も、自称15歳で若いが!?)と意見を交換でき、刺激とパワーをいただいた。感謝感激(^^)Y!
 今後も、色々な分野や世代の方々から、学びつづけていきたい。
 写真は、Crossoverの会合の様子。

政治家証券市場

2006-04-18 20:38:43 | ソーシャル・ガバナンス論
 NPO法人で政策学校である「一新塾」主催の講演会「あの政治家はいくらなのか?韓国50万人が参加する政治家証券市場~e-デモクラシーは日本の民主主義に火をつけるか?~」に参加。株式市場のモデルを政治家にあてはめ、政治家を評価する「ポスダック(POSDAQ)」について、その仕組みをつくったシン・チョルホ氏から話を聞いた。そのシステムを日本に無償で提供して、日本にも根付かたいと熱く語った。シン氏は、学生時代からこのシステムを構築、ご自分では電子政府などのeポリティクス事業をおこなうビジネスマンでありながら、このシステムを運営してきた。若干34歳。Yahoo Japanの「みんなの政治」もこのシステムを活用したい意向があるとか。日本人や日本社会のメンタリティーが、このシステムとうまくマッチできるかどうかわからないが、新しい試みとして、試す価値はあるのではないか。
韓国語ではあるが、次のサイトを参考にしてください。
http://www.posdaq.co.kr/

希望製作所設立記念シンポ@韓国

2006-04-03 09:50:45 | ソーシャル・ガバナンス論
先月27日、韓国の新しいシンクタンクである「希望製作所(The Hope Insitutute、ネーミングがユニークで面白い!)」の設立の記念セミナー(タイトルは、"Think-tanks and the Search for Hope")
に呼ばれて、日本の政策形成とシンクタンクについて話をしてきました。他のスピーカーは英国のデモスの研究員や米国の政策研究所(Institute for Policy Studies)の研究員、韓国の大学教授らであった。希望製作所やそれらのシンクタンクは市民との関係を重視するシンクタンクであり、プロアクテイブであるので、私の現在関わっているシンクタンクとは傾向が異なるので、若干居心地が悪かった。ただ、希望政策所のやろとしていることは、社会企業家やコミュニティービジネスの考え方とも密接に関わるもので、オンラインの市民アイデアバンクの運営などを通じて市民のさまざまなアイデアを社会をよくするために活用しようといく試みであり、新たなる「シンクタンク」の可能性のモデルを提示するものといえる。韓国では、これまで政府系や大企業のシンクタンクはたくさんあったが、この希望製作所のような市民のシンクタンクとしては、初の試みである。
 そのシンクタンクのHPは、http://www.makehope.org/である。
 今回、なぜシンクタンクの立ち上げで忙しいところを無理に韓国に言ったかといえば、この希望製作所設立の中心人物は、人権弁護士で参与連帯の「落選運動」のキーパーソンで、韓国全域でリサイクル活動や慈善活動を展開する「美しい財団(the Beautiful Foundation, http://www.beautifulfund.org/beautifulNew/files/english/main.htm)」の設立者の一人でもある朴元淳氏である。朴さんの日本での講演も数年前に聞いたことがあるが、その飾らないチャーミングな人柄が素敵な方です。今回もお話する機会があったが、以前同様すばらしいかたであった。この新しい組織も朴さんがやろうとしているので、多くの方々が支えていると感じた。韓国の方とも話をしたが、彼らから朴さんへの敬慕の念が伺えた。韓国の方も言っていたが、「韓国でも、朴さんのような方はめったにいない」とのこと。
やはり、そうなのだと納得。
 今回のセミナーの発表は下手な英語で行ったが、いい経験になった。また滞在中(26日午後から28日朝まで)多くの韓国の方々のホスピタリティ-に感謝、感謝。カムサハムニダ。
 久しぶりの韓国であったが、だいぶ雰囲気が変わってきていて、以前の金融危機のころに比べると、街の活気と明るさが印象的。また外見においても、日韓での差が本当になくなったと感じた。
 写真は、セミナーでの発表の様子。

シンクタンクの事務所開設に向けての動き?

2006-02-28 18:39:46 | ソーシャル・ガバナンス論
今日、28日は2月最後の日。もう2月も終わり。本当に日が経つのが早い。
今日は、シンクタンクの事務所の電話回線等の工事で、事務所と自民党本部を行ったり来たりの一日。遅れ気味ではあるが、事務所開設に向けて、少しづつ、だが確実に進んでいる。その合間に、日本財団主催の「ブログ道場」に立ち寄る。写真は、その様子です。
昨夜は、以前に理事をしていた政策学校一新塾の塾生が行っているプロジェクト「やっぱ選挙でしょ」(16期・馬場政彰さんら)の説明を受けた。日本社会で民主主義を深めたいという意気込みに感動。壮大なテーマだが、私も問題意識とも重なるものであり、是非継続して活動をしていただきたいと思う。

新しい社会システムの模索

2006-02-23 20:22:54 | ソーシャル・ガバナンス論
 「環境・持続社会」研究センター(JACSES)(http://www.jacses.org/index.html)主催のシンポジウム「持続可能な福祉社会の展望~環境と福祉の統合は可能か?」に参加。環境と福祉を統合的に考える視点や実践例に関する議論がなされた。すでに完成形のモデルがあるわけではないが、国内外でもいくつかの試みがなされていて、今後このようなクロスオーバーな試みから従来の資本主義や第三の道を越えた新しい方向性がみえてくるのではないか。その際に重要なのは、「労働」のあり方だと感じる。実は、その話は、「小さな政府」の話や英国のブレアの試みの中でも、非常に重要な意味を持っていると考えている。難しいテーマではあるが、このシンポジウムの企画は、意義が大きいと思った。JACSESの事務局長の足立さんとは旧知で、シンポジウムの合間にこのテーマについて立ち話もできた。

「道州制」シンポ開催情報

2006-01-23 09:04:59 | ソーシャル・ガバナンス論
私が以前に理事をしていた政策学校「一新塾」のOB/OG有志が企画するシンポジウムが開催されます。これまでは、絵空事に近かった「道州制」の議論も、「国のあり方の見直し」「地方分権」、「三位一体」等々の観点からも、自民党の部会での「道州制」の議論等からもかなり現実味を帯びてきました。
 是非、このシンポジウムに参加して、「道州制」について考えてみてはどうでしょうか。

「道州制」を理解し、まちづくりを体感するシンポジウム
「市民がつくる道州制」 ~まちづくりは国づくり 市民発の政策提言~
参加者募集中!
● 日  時    : 2月4日(土)14時~17時30分
● 場  所    : 大田区産業プラザ(大田区南蒲田1-20-20)
● 主 催 者    : 道州制.com( http://www.doshusei.com/)
● 基 調 講 演   : 穂坂 邦夫氏(前埼玉県志木市長、NPO法人地方
自立政策研究所理事長)
● プログラム(仮):1)「道州制.COM」から市民の視点での道州制発表!
           2)全員でワークショップ
    3)基調講演「地方から国を変える!」 穂坂邦夫氏
    4)穂坂邦夫氏を交えてのデスカッション
● 参加費用  : 1000円

開催のお知らせ
2006年2月に政府の諮問機関である第28次地方制度調査会より、「道州制」を含
めた最終答申が予定されています。私たち道州制.comの考える「道州制」とは、
単に中央から地方へ権限移譲するだけではなく、地域の活力を最大限に引き出し
ていく仕組みであり、身近なまちづくりに直結しているともいえます。しかし、
答申発表が直近に迫った今の時点においてさえ、多くの国民は答申の存在すら知
りません。
そこで、私たちは、道州制に関する国民的議論を巻き起こすために、道州制の制
度や意義を知っていただくと同時に、道州制本来の目的である活力あるまちづく
りを生み出すためのノウハウを盛り込んだワークショップ型シンポジウムを企画
いたしました。
今回のシンポジウムは、有識者をお招きしてお話をきくといったありきたりのシ
ンポジウムではなく、これまで道州制.comチームが築きあげてきた市民参加のノ
ウハウを盛り込む参加者主体のシンポジウムにする予定です。又、参加者の声で
ある「市民発の政策提言」は2月末に道州制に関する国民的議論として発表予定
です。
 私たち市民の手で、まちづくりのための「道州制」を創っていきましょう。皆
様のご参加を心よりお待ちしております。

申し込み方法
<http://form1.fc2.com/form/?id=74530> ホームページ申し込みページからお
申し込み下さい。申し訳ありませんが、定員になり次第締め切らせて頂きます。
定員200名
主催者;道州制.comとは?
「生活者主権の道州制」を実現するために2002年から活動を開始。メンバーは
NPO法人一新塾OB/OGを中心とした一般市民78名。これまでに小冊子を3冊
発行。「道州制」をテーマとした講演とワークショップを2005年は10回実施。
HPは累積カウント80万回。「道州制」検索ナンバーワンサイト。



議員秘書セミナー

2006-01-19 18:45:46 | ソーシャル・ガバナンス論
 先週から、平成17年度議員秘書セミナーが行われているので、時間がある時に参加したいます。登録すれば、一般の方も参加できるようです。神野直彦東大教授、寺島実郎三井物産戦略研究所所長の話をすでにいかがました。お二人のお話は刺激的でした。今夜は、政治・選挙サイトの「エレログ」を運営している㈱イーハイブの平井良明取締役のお話を伺いました。写真は、平井氏講演の様子。

立法スタッフネットワーク懇親会

2005-12-22 23:14:36 | ソーシャル・ガバナンス論
 12月22日夜に、立法スタッフネットワークの懇親会開催。8月から始めた勉強会の4回目にあたる。今回が、懇親会なので、立法スタッフに方々以外の方々にもご参加いただいた。話が尽きない会合となった。今後の様々な展開が楽しみ。
 同ネットワークは、今年始めたばかりだが、来年以降、勉強会ばかりでなく、様々な活動が始まる可能性があるので、楽しみ。今後もキチンと継続していきたい。今年参加していただいた方々に感謝。今後ともよろしく。