季節のシルクロード

遥かなるノーファインダー
写真の楽しみを求めて。

バーチャルウォーター

2010-08-24 21:21:15 | バラエティ、本、映画、ゲーム
 グリムスのメールを読んで驚きました。
日本は、農作物を輸入の割合が多いです。
バーチャルウォーターの観点からみますとなるほどと思いました。


みなさん、バーチャルウォーターって何のことだと思いますか?

これは、ロンドン大学東洋アフリカ学科名誉教授の
アンソニー・アラン氏が発表した概念で、
食料を輸入している国が、その輸入した食糧を
自国で生産した場合に必要な水量のことをいいます。

つまり、牛肉を輸入した場合、
その牛の餌になる草を育てるのに必要な水や、
牛を食肉に加工するのに必要な水など、
牛肉を生産するうえで使用した全ての水量を
バーチャルウォーターと言うんです。

なるほど。。。
目からウロコな考え方ですよね。

日本の食料自給率は、カロリーベースで約40%と、
食料は大きく輸入に頼っています。

バーチャルウォーターの考えで言えば、
食料を輸入しているということは、
海外の「水」を輸入していると
言い換えることができるかもしれません。

日本のバーチャルウォーターは年間640億m3にも上り、
これは日本で食料を生産する時に使用する水の量を上回っているそうです。

それだけ日本は自分の国の水を使わずに済んでいるということですよね。

バーチャルウォーター。
水の大切さと、色々な角度からモノを見ることの大切さを学びました!

グリムスのメールより

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