
Nikon D100 COSINA 20㎜ F3.8
自分がなぜこの古い看板を撮ったか。それはこの看板を見た瞬間、眠っていた記憶が見事に蘇ったからだ。
小学生の頃、ある日の、ちょうど夕食を食べ終わったくらいの時間帯に、家に若いセールスマンが、何やら怪しげな学習用の機械を売りに来たことがあったのだが、ずっと忘れていたその機械の名前こそ「マイティーチャー」だったのだ。
生活に余裕のなかった我が家ではもちろん買えなかったのだが、その後、世間で二度と見ることがなかったことを考えると、きっとあまり売れず、すぐに消えてしまったに違いない。にもかかわらずこの看板は30年以上ここに掲げられていたわけだから、ちょっと感動的に思えて、これは自分には貴重な1枚なのである。
しかし、リコーにもこんな過去があったのね、といった感も否めないところだが・・。
ちなみに、このすぐ後に自分たちの世代の目の前には、あこがれの機械としてラジオ付きカセットテープレコーダーが出現する。
京都市内。
自分がなぜこの古い看板を撮ったか。それはこの看板を見た瞬間、眠っていた記憶が見事に蘇ったからだ。
小学生の頃、ある日の、ちょうど夕食を食べ終わったくらいの時間帯に、家に若いセールスマンが、何やら怪しげな学習用の機械を売りに来たことがあったのだが、ずっと忘れていたその機械の名前こそ「マイティーチャー」だったのだ。
生活に余裕のなかった我が家ではもちろん買えなかったのだが、その後、世間で二度と見ることがなかったことを考えると、きっとあまり売れず、すぐに消えてしまったに違いない。にもかかわらずこの看板は30年以上ここに掲げられていたわけだから、ちょっと感動的に思えて、これは自分には貴重な1枚なのである。
しかし、リコーにもこんな過去があったのね、といった感も否めないところだが・・。
ちなみに、このすぐ後に自分たちの世代の目の前には、あこがれの機械としてラジオ付きカセットテープレコーダーが出現する。
京都市内。
CMの最後の部分だけを除いて、そこまでの記憶がありません。自分より3つ年齢が下のようですが、よく覚えていらっしゃいますね。脱帽です(笑)。
別のCMで「遊んでばかりに見えるけど、何故かできる~、あれが噂のかんた~ろう~、予習復習1時間、リコ~~、マイティ~チャ~」という男性ボーカルと夕方まで遊ぶ男の子の映像を覚えています。
1965年、神戸出身です。
コメントありがとうございます。
今もあるというのは凄いですね。自分も実物を見たくなりました。もう40年近く前、一度ちらっと見たことがあるだけなのに、何故かインパクトがあったこの商品を(笑)。
リコーマイティーチャー。
1970年生まれの私が、確か3、4才の頃に
母が買ってくれました。
教材シートは年齢に合わせて幼児向けのものです。
懐かしいですね。
小さなマイクがついてました。オプションかな?
無地のシートに録音して、消す時は磁石でシートの上をなぞるんです。
ものすごくアナログチックな、しかしカセットテープより、録音の原理がよく分かるシロモノでした。
印象に残っているのは、幼児を飽きさせない効果音。
雷、雨、風などの気象や、車、電車、飛行機などの
通過音。
とても楽しかったですよ。
また灯を入れてみたくなりました。今度の休日でも。
コメントありがとうございます。自分が知らなかっただけで多くの方がリコーの学習用機械を使ってらしたようですね。
パソコン夜明け前の製品として記念に持ってらしたらどうでしょうか(笑)。
山の手は教育程度が高いので下町を中心に、というのはわかる気がします。自分の住んでいたのも尼崎市で、まさに下町でした(笑)。
でも我が家を含め、そういうところの家庭が買うには相当の決断が必要な機械だったのかもしれません。
当時に比べると日本全体が物質的には豊かになったなあと思います。
約38年ぐらい前ですね!
リコーも特約店を作っテ関東に何社とか・・・
売れそうで売れませんでしたね、いい機会ですが(笑)都内では下町を中心に!売っていました。
山の手では教育程度が高いので、墨田、葛飾辺りに会社の指示であるきましたね。
なかなか売れなくて、機械も重くて半年くらいで辞めました。
懐かしい思い出です。
現在・・62歳男性ですw
そういう方のご意見を聞くと、自分はどうやら偏見を持っていたのだと思わされます。
リコーマイティーチャー持っていました!
なっつかしいです。
田舎だったので、兄弟三人が塾に行くことを思えばということで買ってくれたのだと思います。
マイティーチャーのおかげで、私は中学3年間、英語だけは得意でしたよ~
CMに記憶がなくて、製品自体の記憶もなくて実のところ自分にとっても何者?とあらためてお聞きしたい製品であります。
学研のチューターパックというのは初耳です。いろんな学習器具があったんですねえ・・。
A4の裏面が磁気のシートで
音声が出るってやつでしたね
当時、僕は学研のチューターパックで勉強していましたが、それを下取りしてくれてた記憶があります
そんなCMがあったのですか。知りませんでした。リコーも力を入れてたんですね。
「天才、秀才、ガリ勉くん、点取採り虫にはなりたくない、土と緑と太陽と~、友達なんだ僕たちは、ガリ勉不要!リコーマイティーチャ~」だったかな?
いい思い出をお持ちなんですね。そういう方もいらっしゃるのに勝手なことを書いて申し訳ないです。
コメントありがとうございます。
自分が知らなかっただけで、これでしっかり勉強された方もいらっしゃったんですね。値段は覚えていませんが、当時の我が家では多分簡単に買えるような値段ではなかったのでは、と思います。
本当は、自分はちょっと欲しかったのですが、両親の様子をうかがってあきらめたのでした(笑)。
でもすぐ後にラジカセが登場したのですが、それは買ってもらいました。勉強に使うことはなかったのですが・・・。
きっとあまりに勉強しない娘に何んとかしなくては、と親も考えてくれたのでしょうか?
ちなみにわたしの周りの友人に持ってる人は誰もいませんでした。
マイティーチャーのおかげで英語(英語しか学習した覚えがありません)の入試は完璧だったと思います。授業には全くついていけなかったのですが面白いほど頭に入ってきて、英語だけは楽勝でした!値段は高かったんですか?学習のプリントがソノシートになってて、スイッチ入れるとレコードが流れ学習できる仕組みですよね。
私にとっては『マイティーチャー』さまさまでしたよ。確か無地のシートもあってそこに好きな音楽を録音して使って楽しんだりした記憶があります。懐かしい!
コメントありがとうございます。
自分は実はそれがどんな機械だったのか、記憶がほとんどありません。(売りに来たとき少し触っただけなので)
「勉強しなくちゃ~」って歌うんですか。興味深いです。
今も実物をお持ちの方っていらっしゃらないんでしょうかねえ・・・。
そうですか、持っていらしたんですか。自分のまわりにはいなかったのですが、ひょっとしたら隠していたのかもしれませんね(笑)。
自分は、これは売れなかった商品なのだと思い込んでいましたが、考えをあらためないといけないのかもしれません。
もし、これが大ヒット商品になっていればまた別の人生があったのでしょうか。コメントをありがとございました。
まだ小さかった自分としては実はちょっと欲しかったのですが、両親に目で抑えられたのを今でも覚えています。やはり今お聞きしても相当高価な機材だったのですね。当時の自分の家庭で買うのはとても無理だったろうと思います。
高度経済成長の時代でしたし、こういう製品が求められる素地はあったのでしょうけれども、ちょっと時代を先取りしすぎた商品だったのかもしれませんね。
看板でわかるように専門の販売会社を作ってるくらいですから相当に力を入れていたんでしょうね・・。
とりあえず、インターネット・サービス関連の売り込み電話がうるさいです、、、NTT系列会社。
これは貴重な看板。
やっぱり、うちにもセールスマンが来たような気がします。