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Life with Leica

ライカ片手に写真散歩

ヤシカフレックス

2008年01月26日 | カメラ

KONICA MINOLTA α-7DIGITAL AF50mm F1.4

とうとう二眼レフを手に入れた。
憧れのローライではなく、ボロボロのヤシカフレックスだ。
外観もボロなら中はほこりだらけで、レンズにも曇りがある。それでも絞りはきちんと動くし、シャッター速度もほぼ正確なようなので(1秒は1.5秒くらいありそうだが)、リバーサルフィルムを入れて試したところ、結果は予想以上に良好だった。
どうやらしばらくはこれで遊べそうである。
持っているフィルムスキャナーが35㎜専用なのがちょっと残念。

ちなみにこれを撮ったα-7Dも、今となっては古いデジタルカメラだが、実に使いやすいカメラだ。こちらもまだまだ現役である。

上海紀行・ライカと旅する

2008年01月03日 | カメラ

Shanghai
RICOH GR DIGITAL

たった5日間の上海旅行へは、もちろんライカM2を携える。
ライカを握りしめながら、上海の街を、あてもなく彷徨ってみたかったということ。(実質たった3日間なのだけど)

「旅というのは世界の色々な場所で、ある目的地に急ぎながらライカの丸い両端を感じたり見たりすることなのだ。そこで写真を撮影するなどというのは無論、二の次の話なのである。」
(田中長徳「語りだすディテール」より)


ライカと旅する、という記事はこちらも。

カメラ

2007年10月24日 | カメラ

先日受けた健康診断の結果を受け取った。
見ると、胃部検診の結果が思わしくないようで、胃カメラを飲むように書いてある。

それ以外はまあ問題なしだが、実に困った話である。
これまで生きてきて胃カメラなんぞ飲んだことがない。いくらカメラが好きだといってもカメラは飲むものではない。

「どうせ飲むならライカでお願いします」といってみるか。
しかし医者に「じゃあ、レンズはエルマーにしますか、ズミクロンにしますか」などと返されたら言葉がない・・・。

弱った話だ。

付録カメラ

2006年10月10日 | カメラ

α-7DIGITAL 24-85㎜ F3.5-4.5

どうやらピンホール写真が静かなブームのようで(?)自分も撮りたくなってきた・・で、思い出したのは以前に買った学研「大人の科学」の付録。
付録とはいえ、一応れっきとしたカメラで、お手軽にピンホール写真が撮れるようになっている。早速モノクロフィルムを入れて何枚か撮ってみたが、どんな写真になっているかちょっと楽しみである。

ちなみにこのカメラ、そのままではあまりにプラスチッキーなため、プラモデル用のラッカーでボディーをマットブラック、軍艦部を銀色に塗装したところ、ちょっとカメラらしくなった。
しかしライカⅠ型に似たこのデザインには、全部ブラックの方が良かったかもしれないな、と後で思ったのだが、これはまあどうでもいい話である。

パーマ屋

2005年12月18日 | カメラ

Leica M2 NOKTON 40㎜ F1.4

「この重さがよい。重量こそ、存在の証と思えてしまう。大きさがよい。左手に載せ、右手を添えたときの収まりのよさは、これ以上でも以下でも納得できないサイズなのだ」「景色がよい。ファインダーを覗いた途端、すべてが懐かしいのだ。これぞライカ・ワールド、つまりは写真の世界」「もちろん全部がよい。ディテール、中身、信頼感、それらすべてが滲み出て形となるのだ。デザインがよいとはこのことなのだと思ってしまう」
とは、油井昌由樹氏が世界文化社のライカに関する本に寄せたエッセイの冒頭部分である。
正直、残念ながら自分はM6TTLでこの感覚を実感として味わうことはできなかったが、M2を手にすることで味わうことができた。氏の愛機はM4なのだが、ライカはM4までだ、という一部の意見は十分に納得できる。理由はいろいろあるので、その詳細はまたあらためて書きたい。
ちなみに油井氏の肩書きは「夕陽評論家」だが、映画「影武者」で徳川家康の役をされた方だ。

ファーストショット

2005年11月24日 | カメラ

Leica M2 NOKTON 40㎜ F1.4

先日手に入れた1962年製ライカM2の自分にとってのファーストショット。西宮にあるスーパーの階段室だ。購入して最初のフィルムなのでモノクロではなくポジによるテスト撮影である。
自分にとっては1本目のフィルムだが、43年前に西ドイツで生まれて以来、これまで幾人かの人間の手を経ているわけで、どれほどのフィルムが通されてきたかはもちろん知る由もない。M2はジャーナリストに好まれたモデルなので、もしかしたらベルリンの壁の崩壊をこのファインダーで見たかもしれない、などという想像も可能であろう。
ともかくテスト結果は問題がないので、今からは自分の視覚装置である。

リコー35R

2005年03月20日 | カメラ

阪神電車の運転席である。
いい大人がこういう写真を撮っていると、間違いなく「鉄ちゃん」と思われるだろう。

使ったカメラはリコー35R。
フラッシュを発行停止にして、フォーカスをマニュアルで1.2mにセット。外光の影響を考えて露出をプラス1段補正。シャッター速度を確認しつつf11まで絞り込んで撮影。

1万数千円で入手したコンパクトカメラでそんな撮影ができる。写りも問題なし。これは絶対お買い得のカメラだ。
作りが安っぽくてシャッター音が大きいのはご愛嬌ということで。