福祉施設ぴぃたぁパン視察

今日は路面が凍ってて車がスリップした、いかわたいきです。
本日（２月２日）に日田市内にある福祉施設「ぴぃたぁパン」を視察させて頂きました！しかし、天候はあいにくの雪・・・。




普通なら３０分で行ける所も倍以上の時間が掛かりました。さて、ぴぃたぁパンでは、最初からちゃんと見て頂きたいとの事で朝のパン作りからの紹介です。就労継続支援B型であり、この内の作業はパン部門、喫茶部門、BDF部門があり、生活介護事業もやっており、そちらでは珈琲焙煎事業を行っております。

まずは、朝の戦場状態だったパン作りから。











喫茶部門でも朝は戦場。





本日は、職員３名と通っているメンバー（障がい者）約８～１０名ほどパン製作を行っており、正直な話、誰が障害者で誰が職員か区別できない位僕が思っている以上に皆様がちゃんと真剣に作業を行っておりました、しかもキッチリ、細かく。種類は約４０種類ほどのパンを作っております。


次がBDF部門。



ここでは、廃油を１L１円で回収し、それを軽油に似たBDF（＝バイオディーゼル燃料）に変える作業をやっており、ぴぃたぁパンの自動車はこの軽油を使用しております。もちろん販売も行っています。確か１L１００円くらいと話していました。




これは、廃油から軽油への生成過程。


次が生活介護事業の珈琲焙煎作業。



本格的な直火式焙煎機。ミルもKlita製です。ここでは重度の方を対象とした事業であり、主に珈琲豆の選別や軽量、小分け、袋詰め。その他細々とした事をやっています。




写真は朝の朝礼風景。


次が喫茶部門です。




喫茶部門はランチもやっており、カレーやパスタ等ありますが、この日はオムライスでした。僕がクレープが好きと言ったため職員の方の計らいで店内用に少し取っておいてくれました。　（写真では左上にある四角い物です。勿論、後で購入し真っ先に食べました(笑)）




メンバー（障がい者）も接客はします。うまいとかではなく一生懸命さが伝わってきます。


先ほど焙煎していた珈琲豆も店頭で販売しています。



少量でも配達を受けております。僕も珈琲豆を購入しましたが、今度市役所に配達して貰い時間があればメンバーを市議会内の案内したいなと淡く考えております。


施設全体を見た後、施設長との意見交換を行いました。施設の成り立ちや設立までの経緯、日田市の中の障がい者の現状、周りの施設との協力関係、今後の展望、行政対応や僕達議員に望む事等、僕の聞きたい事はほとんど聞きました。ウソは言わないハッキリとした口調で受け答えをして頂き本当に分かりやすかったです。

同じ障害者福祉計画策定委員会で一緒だったのですが、ここまで話せたのは初めてでしたし、時間があればもう少し話していたかったですね。


そんな施設長の渡辺さんです。




今日は本当に学ばせて頂きました。この芽がいつ咲くか分かりませんが、必ずこれからに生かしていきます。


では、また。