議会閉会後の翌日6月28日に早速るんびにい保育園に訪問させて頂きました。
この園はお寺と併設されており、そういう意味では園庭はかなりの広さとなっていました。
この園の特長を挙げるとしたら「食育」と言えます。
たくさん良い所があり、申し上げたいのですが…。
1つはご飯を釜戸で炊くという事。準備から薪から全て園児達と一緒にやる事です。
これが園内にある釜戸です、僕のばあちゃんの家には釜戸や薪式のお風呂とかあったので小さい時から慣れ親しんだモノですが、今の子供達には中々触れる機会もありませんし、電子炊飯器に入れれば炊き上がっているので、ご飯が出来るまでの行程とかを知り得る事もできます。
当たり前ですが、釜戸で炊いたご飯は美味しいですね。
これは園児が米を計量し、磨いで水を入れてご飯を炊くようにしています。園児によって磨ぎ方にバラつきはあるものの自分がやったというのがあれば必然とご飯を食べるようになります。
それに家でもお母さんが外出中に電話で「ご飯3合炊いといて」と言われれば園児は炊いておくし、ご飯だけ炊けてるだけでもお母さんの負担は減りますね。
簡単な事かと思いますが本当に凄い事だと僕は思います。
これは園児達が畑から取ってきたタケノコを干したものです。5月9日に干して11日に回収したという意味です。(ちなみに5月11日は僕の誕生日でもあるので奇遇も感じました(笑))
この日は園児達が食べる給食も頂きました。このご飯は勿論園児達が炊いたお米ですし、梅干しも園児達が塩漬けから作った梅干しです。
すっごく美味しかったのは言うまでもありません!
この園では味噌も作っており、3月になると父母と近所の方も招いて園児達の手料理を振る舞うというのがあります。父母は口は出してもいいが、手をだしてはいけないというルールも決めて。その時に園児達が作った味噌、干しシイタケ、梅干しを使います。
その他にもおにぎりの日というがこの園にはあり、園児達がおにぎりを家で作ってくる日があります。これにも同じ様なルールがあります。
上記の事は、僕も今書籍を読んで興味を持っている弁当の日というのを取り入れられていたので非常に感銘を受けました。
ちなみに調べたら日田市の小中学校では、この弁当の日を早くから取り入れています。
弁当の日実践校 ※るんびにい保育園も載っています。
食育に力を入れているので素材は九州産の物を使用し、地産地消をモットーに。それに加えアレルギーに関する知識や信用はかなり高いと言えます。
仲睦ましい岩橋園長、副園長、食育について熱く語って頂き本当にありがとうございます。
では、また。