甲子園きっぷ  yama’s stadium☆彡

~球児たちの あしあと~

負けたのは人のせいなの??

2012-06-14 | 春夏秋冬 こつ こつ と...日記

先日、お知り合いの方から驚くべき話しを聞きました。

これは私が聞き、感じたことなので「いや!違う!」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが・・・

「いや!違う!」と思われる方は当事者だけにして欲しい話しですが・・・。

その話しを聞いて、全くそのチームとは無関係なのですが、勝てない理由が垣間見えました。

その話しを聞いて、全く無関係なのに何だか気持ちはモヤモヤ、イライラ。

こんな考えで野球をしていて楽しいか?

こんな考えが子供たちの成長を妨げている・・・と思うとモヤモヤ、イライラせずにはいられません。


・・・モヤモヤ、イライラの背景は、その試合を観ていたわけでもなく、

その人たちや選手に直接状況や気持ちを聞いた訳じゃありません。

その話しや状況が本当かどうかも分かりませんが・・・


その対戦、結果は残念ながら敗退。

試合の大事な場面、いつもはレギュラー?で出場のない選手が指導者の采配で出場したそうです。

こういうことはよく見掛ける場面ですよね。

例えば、ビハインドを追った9回 2アウト満塁、サヨナラの場面。(その対戦の場面は知りませんが)

指導者の采配で代打が起用された・・・

しかし・・・がんばりの甲斐なく三振、試合終了。

・・・なんてことはよくあること。


こんなとき負けたことを、打てなかった代打の選手や、采配をした指導者のせいにする球児っているのでしょうか?

負けたことを、その代打の選手や、采配をした指導者のせいにする保護者の方っているのでしょうか?

話しを聞いて本当に驚きました。

モヤモヤ、イライラしました。

あり得ないと思いました。

野球やる以前の選手だと思いました。

色々な背景があったようですが、何より大切なのは『自分が全力でやったか』ってことじゃないのでしょうか?

その足りなかった状況に、どれだけチームの一人ひとりが『自分が打つんだ!守るんだ!』と力を出し切れたかどうかじゃないのかな?

『何でこの場面であいつが出るの?』

『何でこの場面であの選手を使うの?指導者の采配はおかしい!』

・・・という発想になるのか、全く理解がでず驚くべき発言です。

実際現場でこういう気持ちや言葉のやり取りが行われていること、残念でなりません。

もし、その代打の選手が9回2アウト満塁・・・

サヨナラ満塁ホームランを打ったなら・・・

こういう選手や親は、

『いつも試合には出してもらえないのに、コツコツと一生懸命練習してるから~野球の神様がご褒美くれたのよ』

・・・なんて言うのでしょうね。

その代打の選手があなたの子なら???同じこと自分の子に言いますか?

と言いたくなる、聞きたくなかった呆れる話しです。


負けたことを人のせいにしているようじゃ勝てるものも勝てないと思います。

それこそ野球の神様は味方してくれないでしょう。

じゃ、自分は打てたのか?守れたのか?

調子のよくない仲間に、自分が打って守ってカバーするんだ!という気持ちでプレーできたのか?と、

負けたことを人のせいにする前に自分自身を見つめ直して下さい。

思うのは勝手ですが、心の中で一人で思って下さい。

負けたのは自分たちの力が足りなかった、練習が足りなかった、だからもう一度がんばって練習しよう、そうは思わないのか?

とても不思議な考えをもって野球をしている選手たちだと思いました。

全くその選手と親たちとは関係ないので、私がモヤモヤ、イライラしても仕方ない話し・・・ですけど。