災難に見舞われる。

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いよいよ作成中の横断幕（通称ダンマク）が完成する。3週間弱かかった。

途中、ベランダで干そうとしたダンマクが風に煽られ、他への被害を
最小限にするべく塞がっていた両手の代わりに顔でダンマクを受け止めたところ
代償として塗料が顔にかかり「バカ殿様」のようになってしまったり、
とアクシデントもあったがなんとか無事にここまで来た。

後はハトメを打ち込み紐を通すだけである。ハトメを通すのにポンチで布地に穴を
あけなくてはならないのだが、この作業だけは屋外でしたほうがよいだろうということで、
住宅の駐輪場前にある作業スペースに行ってみる。

ここではぬれたダンマクを干したりしたこともあり大変便利な場所だ。
準備をしてプラスチックハンマーをポンチに打ち込みながら、ふと駐輪場を
見てみると画像の自分のバイクのヘッドライトのカバーがバイクの前輪の
ところに落ちている。

慌てて自分のバイクを確認してみると、なんとヘッドライトが外され
配線が引き出されむき出しになっている。

さらによく見るとキーシリンダーまで壊されている。
これすなわち「バイクの窃盗未遂」という奴だ。

幸い、このハンドルのロックは外れておらず、またこのバイクのエンジンを
掛けるのに配線の直結だけではダメだということを犯人が理解できなかったか
あきらめて立ち去ったようだ・・・

呆然としてしまったがとりあえずポンチでの穴あけは続けることにする。
作業をしながら「やっぱここは警察に被害届だわなぁ・・・」などと考える。
警察に行って事情を説明するととすぐに現場まで同行してくれて、
写真を撮影したり、指紋を採取したりしてくれた。

なんでも、先日も似たような窃盗未遂事件があったらしい。
なんというか本当に憤慨している。

このバイクはあと10日ほど乗る予定がなかったので、ダンマク作りのために
駐輪場に来てみなければこの事件の発覚が遅れるところだった。

そういう意味でも有意義なダンマク作りだったということになろうか？
無論作ったダンマクが選手を後押しできればいうことはない。はぁ～。