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ドナーを検証する。

2020-01-13 19:28:12 | ジャンクPC

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 大須の老舗中古パソコンショップで購入したジャンクノートPC HP 4230S お値段¥3700。昨日届いたドナーから主要なパーツを移植してみごとOSのインストールに成功した。ドナーは既報のとおりかなり状態が悪い。なにしろフリマサイトでの商品説明が「通電OK BIOS NG」である。とはいえドナーにはCore i5が搭載されているということでここで置き去りにするのではなく、なんとか検分したい。

とりあえずACアダプターを接続し電源を入れてみると・・・

 このように一面真っ白である。バックライトは生きているということだけは分かる。電源投入後しばらくしてアラームが鳴ったりもしているのである程度ブートシーケンスを実行していると予測が立つ。そこでこのドナーのHDMI端子からテレビにつないでみることにした。すると

 このようにシステム情報を表示することができた。マザーボードは生きている。ところで写真に収めることはできなかったが初期画面で指紋認証かパスワードの入力を要求された。つまりこのマザーボードは生きているもののBIOSロックがかかっている状態で再利用はかなり難しい。マザーボードのボタン電池を外したくらいではロックは解除できないだろう。CPUはフリマサイトの情報どおりCore i5 2540Mが搭載されている。これを移植すればパワーアップが見込めるのでこれで十分、と考えたそのときあることに気が付いた。

 内蔵無線LANカードのモデルがレシピエントのものと違っている。そしてこの無線LANカードはBluetoothも内蔵している。レシピエントのカードにはこの機能はなかった。HPのパソコンは汎用の無線LANカードが使用できずHP専用のものでないと動作しないとされている。無線LANカードは漠然とBluetooth対応のものに換装できればいいな、と考えていたのでこれには心躍った。

 というわけでお値段¥2800のドナーからはHDDマウンタ、SATAケーブル、裏蓋、バッテリー(予備として)を取り出すことができ、さらにパワーアップ用としてCPUと無線LANカードを活用できる見通しが立った。そしてレシピエントと同じモデルであるということはCPU換装の際、分解の練習台としても活用できるということ。リスクを減らすにはもってこいである。

 このようにドナーはドナーでしっかりと余すところなく活用し成仏させてやらねばなるまい。

 

 

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