最近これまであまり聴いてこなかった室内楽作品をちょこちょこ聴くようにしていますが、やはり根本的にオーケストラ作品の方が好きなのかグッと来る作品にはなかなかめぐり合わないですね。音のダイナミックさにどうしても欠ける分、よほどメロディがしっかりしてないと引き込まれないです。その点、今日ご紹介するメンデルスゾーンのピアノ三重奏曲は親しみやすいメロディの宝庫で、室内楽が苦手な人にも取っつきやすいのではないでしょうか?第1楽章は冒頭こそ哀愁に満ちた旋律で始まりますが、続いて夢見るような美しい主題が現れます。第2楽章も優しく穏やかなアンダンテ。第3楽章は浮き立つようなスケルツォで弦楽器とピアノの掛け合いが絶妙です。第4楽章は一転して激しめの演奏で情熱的なフィナーレを迎えます。

CDはアンドレ・プレヴィン(ピアノ)、チョン・キョンファ(ヴァイオリン)、ポール・トルトリエ(チェロ)によるトリオのものを買いました。トルトリエのことは恥ずかしながらあまり知りませんでしたが、指揮者でも活躍するプレヴィンと世界的ソリストのチョンの組み合わせは豪華そのものですね。1978年の録音ということで、2人とも若い!なお、本CDにはカップリングでシューマンのピアノ三重奏曲第1番も収録されています。こちらもロマン派を代表するピアノ三重奏曲とのことですが、メンデルスゾーンの作品に比べるとかなり落ちる気がします。特に第2楽章、第3楽章は全体的に不安げな旋律で取っつきにくいです。最終楽章だけは華やかな雰囲気で救われます。

CDはアンドレ・プレヴィン(ピアノ)、チョン・キョンファ(ヴァイオリン)、ポール・トルトリエ(チェロ)によるトリオのものを買いました。トルトリエのことは恥ずかしながらあまり知りませんでしたが、指揮者でも活躍するプレヴィンと世界的ソリストのチョンの組み合わせは豪華そのものですね。1978年の録音ということで、2人とも若い!なお、本CDにはカップリングでシューマンのピアノ三重奏曲第1番も収録されています。こちらもロマン派を代表するピアノ三重奏曲とのことですが、メンデルスゾーンの作品に比べるとかなり落ちる気がします。特に第2楽章、第3楽章は全体的に不安げな旋律で取っつきにくいです。最終楽章だけは華やかな雰囲気で救われます。