晴れ 国際コンクール

2007-05-24 14:53:44 | Weblog
今日からペーザロの音楽学校でチェンバロの国際コンクールが行われているのだが、今朝、木曜なので、ガンバのレッスンを受けに学校に行ったら、師匠から「コンクールの通奏低音伴奏を君がすることになった」と言われた。
早速楽譜が渡され、その場ですぐ練習を開始した。
曲目は今は言えないので明日のコンクール終了後に紹介します。
この通奏低音は当日実施のものです。
先日、Finaleの演奏会で優勝者と演奏することは聴いていたのだが、まさかコンクール本番で演奏するとは思わなかった。

晴れ バロックヴァイオリンの特別レッスン

2007-05-23 20:32:50 | Weblog
バロックチェロのNaddeo氏に特別にレッスンをしていただいた。
秋に行われれるであろうチェンバロの人の試験を手伝うためだ。
先日も、多分、書いたがバッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバソナタNo.1をチェンバロ、チェロとヴァイオリンでします。
ヴィオラ・ダ・ガンバも持って行ったので彼がメロディーを演奏して、僕が通奏低音を弾いた。
作曲者は、Salvatore Altezzaでナポリ人です。1751年に書かれたもの。
僕は初見で何曲か弾いた。
明日からここペーザロの音楽学校でチェンバロの国際コンクールがあるので受験者が集まってきた。
共通の友人を介しての出会いもあり、昔懐かしい話に花が咲いた。
そうそう、受験者の一人で僕の友人ととてもよく似た名前の人がいた。聞いてびっくりしたのだけど・・・、この受験者はElisabetta Ferriという名前です。この人を例えば山田花子とすると、友人の名はElisabetta del Ferroなので山の田花子って感じか・・・。

晴れ 特記事項なし

2007-05-21 22:42:39 | Weblog
音楽史の補習授業。
先生が大事なことをおっしゃったので書き取ったが、横にいた生徒が僕のノートを見て書き写していた。
今日は2年目の補習だったのだが、2年目のテストは範囲は全で今日授業を行ったものはギリシャの悲劇でした。これは1年目のものと共通していてとても参考になる。
その後、チェンバロのマスタークラスに参加した。
初めはバロックヴァイオリンを弾き、その後違うグループのものでヴィオラ・ダ・ガンバを弾いた。
後のものはヴェラチーニのヴァイオリンソナタニ短調。初見。
最近はよく、自分の部屋に缶詰になるので楽器の演奏をすることでとてもリラックスできた。

晴れ 辞書

2007-05-20 18:05:42 | Weblog
音楽史を勉強。というより暗記。
今日再発見したのは、イタリアで使われている音符の読み方が昔のアルスノーヴァ時代の言い方がそのまま残っていると言うことだ。()の中は今使われているもの
左から音価の大きい順に、maxima – longa – brevis – semibrevis(全音符) – minima(二分音符) – semiminima(四分音符) 。
思うに、イタリアで生まれたこれらの言葉、まぁラテン語だが、がイタリア人にとって誇らしいのでそのまま使っているのだと。
僕が使っているイタリア語の辞書では載っていない単語があり、イタリア人の友人も知らないものがあったので、図書館でイタリア語イタリア語の辞書と、ラテン語イタリア語のもので探した。
写真の左がイタリア語イタリア語の辞書、右がラテン語イタリア語の辞書。

晴れ バーベキュー

2007-05-19 22:42:00 | Weblog
先日、4月初めに、詩人のStefanoの家の前で、したところと同じ場所でバーベキューをした。
最近は試験勉強等で家にこもりがちだったので、リラックスが出来た。
先日も感じたが、バーベキューのかまどの作り方がとても思う。
今日来ていた人の中で日本に興味がある子がいて、多分、日本語を書いてほしいと言ってきたので「ひらがな」「カタカナ」」「漢字」を少し、書いてあげた。
「木」「林」「森」、「木」が増えると規模が大きくなることを知らしたら感心していた。
「未」「末」では意味が反対とか、あと何言ったっけなぁ・・・、
「手紙」、日本と中国で意味が全く異なることも言った。
前、紹介したかも知れなけど・・・、中国では「手紙」はトイレットペーパのことです。
写真は僕に日本語を書いてほしいと言った人たちです。

晴れ バッハ:ガンバソナタ試し弾き

2007-05-19 15:05:46 | Weblog
ペーザロにいる男4人でバッハ:ガンバソナタNo.1を試し弾きした。
見えにくいが、僕のバロックヴァイオリン、右がチェロのNaddeo氏、その右がヴィオラ・ダ・ガンバのPelikli氏、奥がチェンバロのAndrea(名字がわからない)氏。
ヴィオラ・ダ・ガンバソナタの楽譜を使って、ソロ部分をヴィオラ・ダ・ガンバでチェンバロの左手をチェロで通奏低音をチェンバロで、そして右手が僕のバロックヴァイオリンで演奏した。
バッハが自分でトリオソナタ用に作り直してあるが、これは2つの高音楽器のものです。
これは9月か10月にチェンバロの彼の卒業試験で演奏するようです。
このような試し演奏は日本ではあまりないが、大変勉強になる。
というのは完成された音楽を違う編成で演奏する、つまり作り直すと言う意味で「自分たちの考え」が必要になるからだ。
Europa Garanteに所属されるNaddeo氏の意見を参考に練習を進めた。

晴れ 音楽史

2007-05-18 17:38:58 | Weblog
ということで、2年分のものをパスしなければいけないのだが、今年になりさらにパスするのが難しくなったようだ。
1年目のものはまだやさしく、自分の好きな題目を選んで(あらかじめ準備しておくことが可能)試験を受ける(選んだテーマを発表します。僕が選んだのは対位法の誕生) ことが出来るが、2年目のものは当日、試験会場に入って1年目の範囲から1つ、2年目の範囲から1つそして音響の1つ、全てで3つ(しかも全部抽選)を全部、パスしなくてはいけない。
音響学、そして1年目のものが今までのものよりさらに内容が広がって深くなったようだ。
まぁ、しんどいが、面白い発見もある。
日本では勉強しなかったことを学べた。
タルティーニ3度と言うもので、2つの音を同時に鳴らすと、うなりの関係で倍音関係にある下の音が聞こえると言うもの。
例えば、3点ホ音とト音を同時に鳴らすと1点ハ音がうなりの関係で聞こえるというもの。
3点ホ音とト音は1点ハ音の5倍音と6倍音にあたり、同時に鳴らすと1倍音(つまり1点ハ音)がなる。
あと、音律の話にもなって、ド#とレbは違うものですと、ピアノの鍵盤に慣れそして耳が平均率化してしまったわれわれがなかなか理解しにくいことを、当たり前のように教えられたことがうれしかった。

晴れ レッスン

2007-05-18 11:38:13 | Weblog
今日もまた予定の変更を余儀なくされた。
以前、音楽事務所で確認を取って、6月に8年生用の試験を受け、9月に10年生用のものを受けられると思っていた。
しかし、今日師匠から言われたのは「音楽史の試験(2年分両方)が全て終わる15日以前は8年生用の試験を受けられない」と。
そういう決まりなので仕方がない。
だから9月に8年生用のものと10年生のものと受けることになりそう・・・。
そもそも6月5日に音楽史の1年生のもの、15日に2年生のもの、両方受からないといけない。
あーぁ、誰か助けてーーーーーぇ。
うれしい話がひとつ、来週23,24,25,26にこの音楽学校でチェンバロの国際コンクールがあるのだが、主催されている方から僕に通奏低音の演奏の依頼を受けた。
26日にFinale演奏会があり、これに僕は登場します。
先日、バロックギターとの、あっそうだバロックギターの試験にも参加します、練習のとき偶然このコンクールを主催されている方がおられて僕の演奏を聴かれたので、僕に演奏を依頼されたようです。

晴れ ペルゴレージのオルフェオ

2007-05-17 23:47:43 | Weblog
6月16日にある演奏会の練習を行った。
といっても、大体の時間は知らされてあったが、僕のヴィオラ・ダ・ガンバのレッスン中に演奏者が入ってきたので、流れで、開始した。(イタリア風時間)
今日は2つのヴァイオリンそしてヴィオラ・ダ・ガンバに歌。
ヴィオラ・ダ・ガンバの師匠も参加してのものだった。
ところでペルゴレージという作曲家、「スターバトマーテル」で有名だがイエジ、Jesiというつづり、の出身でペーザロと同じマルケ州の町です。
彼は同時としては斬新なホモフォニーを活用して、オペラ「奥様女中」などを書いた。
天逝と言うのだろうか・・・、彼は26歳と言う若さで結核により生涯を閉じた。
「スターバトマーテル」はポッツオーリ(ナポリの近郊)にあるフランチェスコ修道院で結核の療養中に作ったものだ。