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テーブルのたのしみ

くらしのたのしみのスタッフブログ。大のパン好き。そして器好き。
主に都内パン情報やテーブルを彩る楽しみをご紹介します。

大好きな絵本

2014-07-21 | たべもの


先日、父が物置をがさごそと…。

しばらくすると、ホクホクした顔で、すごく嬉しそうに大きな段ボールを抱えて、

「しゅりぼう、あったよ♪」

(↑父は私のことを「しゅりぼう」と呼びます。
私が赤ちゃんの時、髪の毛が全然生えずに、よく男の子と間違われていたため、

「しゅり坊主」→「しゅりぼう」になったようです。

それから30年、いや、40年弱になり、髪の毛はフサフサになりましたが、
いまだにその呼び方は健在なのです(笑)。)


おおお☆
ムスティじゃないですか!!

何を探しているのかと思ったら、
姉の赤ちゃんにあげようと、姉と私が小さい時に読んでいた絵本を探していたようです。^^

ムスティは私が小さい時に、とってもとっても好きだった絵本です。

私たちが大きくなってから、
ムスティシリーズはどなたかに差し上げたというようなことを聞いていた氣がするので、
もう家にはないのだとばかり思っていました。

まさかまさか、こんな近くにいてくれたなんて☆



何が好きって、この愛らしさ♪
今見ても、本当にかわいくて、胸がきゅんきゅんしてしまいます。
色合いも、今見てもすごーく素敵♪



表紙の裏に本の持ち主の名前を書く欄があったようです。
母が書いてくれていた名前を真似して書いたのだと思いますが、
その所有意識の強さというか…。

「私のもの!!!」感が強すぎますね…(笑)。
(「船」というのも意味不明です…)
それだけこの本が好きだったということでしょうか…。



あっ!

「地獄のそうべい」もある!!!


これは上方落語の「地獄八景亡者戯」を題材にした落語絵本です。
意味はよくわからなかった氣がするのですが、これも好きだったんですよねぇ☆


赤ちゃんが大きくなったら、遊びに行くたびに一緒に本を読むなんて楽しいかも~
なんて想像は膨らみます。

でも、地獄のそうべいは関西弁なので、
読みこなす為にはかなりの練習が必要かもしれません…。
今からコソ練ですね(笑)。



さてさて…。

先日姉から強引にブログの話題を提供して頂きましたので(笑)、
ちょっとだけそのことに触れさせていただこうと思います。

先日のお盆のときのメニュー。

ポテトサラダは「青山ぼこい」さんのポテトサラダのレシピで作りました。
これは有名グルメ雑誌で「世界一」と称賛されたポテトサラダだそうです。
著作権などの関係でここで作り方をご紹介させていただくことは出来ないのですが、
以前テレビの情報番組でレシピの紹介があったようです。
「青山ぼこい ポテトサラダ レシピ」で検索していただくと出てきます。

メークインを使うことが鍵だったようです。


そして、筑前煮のレシピは野崎洋光さんの「和のおかず決定版」という本に記載があります。

以前ブログでも紹介させていただきましたが、私は野崎さんのレシピが大好きで、
野崎さんの本だけで10冊ぐらい持っています。
その中には何度か筑前煮のレシピが出てくるのですが、それぞれレシピが異なります。

持っている野崎さんのレシピ本の筑前煮は全て作ってみて、
結局私が1番好みの味はこちらのレシピだということになりました。

ここ2年ぐらい、おせちもここに記載の作り方を参考にしています。

もしご興味がございましたらご参考まで☆

おいしいお豆腐を求めて

2014-07-14 | たべもの


私はMなのだろうなぁ…とたまに思うことがあります。

…と、こんな出だしで始まるの、
くらしのたのしみ的にはNGかもしれませんね。失礼しました…。


今年もヨガ断食に参加をしてきました。

去年もブログにてご紹介をさせていただいたのですが、
私が参加をさせていただいたヨガ断食は、
普通の生活を続けながら断食をするというもの。

できる限りヨガのレッスンに通って心身共に健やかに過ごしながら、
数日かけて徐々に食事を減らしてゆき、
2日の本断食(その期間は指定のドリンクのみOK)を経て、
その後10日~半月ほどかけて徐々にもとの食事に戻してゆくという方法です。

去年はなんと、一週間で7kg減に成功!

その爽快感、達成感と言ったら、言葉では言い尽くせないほど素晴らしく、
やり遂げたという自分に対しても少しばかり自信が持てるようになり、
そして、周りからも痩せた痩せたとお褒めの言葉をいただき、
それはそれはとても素敵な体験でした☆。

その後もしばらくは暴飲暴食に走ることなく自分を律することが出来ていたのですが…。


いつからかまたゆるゆると戻ってしまい、
いつの日か、去年の断食前よりすっかりオーバーしてしまうほどになってしまいました…。



よし!あの(断食後の)素晴らしい日々をもう一度♪

ということで、今年も参加を決意することに!


…と、勢い勇んで申込み開始日、すぐにお申込みをしたものの、

…やはり心は揺らぐのです…。
とってもとっても揺らぐのです…。


去年の断食の時、

減食期間、頭痛がすごかった氣がするなぁ…とか、

断食期間はとにかく眠かったよなぁ…とか、
体力がなくなってヘロヘロだったよなぁ…とか、
自分は食べられないけど、家族のご飯を作っているときの誘惑はハンパなかったなぁ…とか、

復食期間は大好きなパンやスイーツを1か月ぐらい我慢することになるんだよなぁ…とか、
お友達ともしばらくお食事に行けなくなってしまうなぁとか…、

そういうことをいろいろ思い出してしまうと、やっぱり軽くブルーになってしまうのです。
そんなつらさをわかっているのに、参加を希望するなんて…
Mなんですかねぇ…、Mなんでしょうねぇ…


でもでもでも!!

今年も何とか頑張ってきました。^^

今年は去年より振り幅は少な目の6キロ減。

去年はフラフラになりながらも、ジムに通ったり、走ったりとかなり頑張っていたのですが、
今回は去年よりもジムに通う回数が減ってしまっていたので、運動量が少なかった分の違いなのかなぁとも思います…。


とにかくつらいのは断食後の復食期間。
食べ物にもかなり制限があります。

去年はとにかく、断食後最初に食べたおみそ汁のおいしさに感動して涙が出そうになったのですが、
今回は最初の固形物である、お豆腐がソレでした。

この甘みったら!
そしておいしいだけでなく、
少し食べただけでも得られるこの満足感たらっ!
お豆腐って素晴らしい!!!
お豆腐万歳~!^^


…ということで、
せっかくなら普段買わないようなちょっと高級なお豆腐を、この際買ってしまおうではないか!
と、新宿伊勢丹へ。

ありました、三之助豆腐

しかもたくさんの種類がありました。
迷いに迷って、2種。

期間限定で今しか販売していないという、「借金なし」。
埼玉県伝承大豆「借金なし」を使用した朧(おぼろ)豆腐です。

そして、「和ら絹」。
絹豆腐好きにはたまらない、柔らかさの極限を目指したという絹豆腐。


やばいですね。たまらないです。

…と、お仕事の時にも熱くお豆腐のことを語っていたら、翌日、

「これ、しゅりさんに差し入れです☆」とスタッフさんより。



きゃ~♪嬉しい!!!

「ふわふわ」じゃないですか!

すごく食べてみたかったのです☆

ちょうどHPのレシピで「ふわふわ」を使ったメニューで氣になっていたものもあったのです。

これなら、硬いものが苦手な家族にも食べてもらえそう!と、
氣になっていた「ふわふわの白みそ仕立て

そして、まさかのスイーツ、「ふわふわ餅


今はまだ、
なるべく調味料を使わずにシンプルに素材の味を楽しみましょうという期間のため、
上記のようなレシピはしばらくあおづけですが、
(特に「ふわふわ餅」は)いつか作ってみたいなぁと思います。


あ~~、お豆腐って最高…。

昔、小さい時には、母に連れられて、お豆腐屋さんにお豆腐を買いに行ったり、
お豆腐屋さんのラッパの音が聞こえると、

「しゅりちゃん、木綿豆腐1丁お願い~」

と祖母から頼まれて、
ボウルをもってスクーターで走りゆくお豆腐屋さんを追いかけたりした記憶があるのですが、
自分が大人になってからは、スーパーやデパートで買ってしまい、
わざわざお豆腐屋さんに寄るということはなくなってしまいました。

これを機に、近所のお豆腐屋さんのお豆腐巡りもしてみようかなぁなんて思ってみたりして。^^



さてさて
今回の断食で痩せた6キロですが…

今回は前回よりも早く、
いや、早いなんてもんじゃないというペースで体重が元に戻りつつあります…。

せっかく苦労して痩せた6キロなのに…。

もう少ししたら、パンも解禁になりますし…。
このままじゃ、また来年もヨガ断食かしら…。

桃の節句

2014-03-04 | たべもの
kk

桃の節句の日。

行事の日のお献立は

「今日のごはんは何にしようかな?」

と迷わないですむので、ちょっとうれしいです。

今年もちらし寿司。



今年はどのレシピにしようかな?

と、野崎洋光さんの「五目ちらし」を真似してみました。

こちらは鰻のかば焼きを使ったレシピで、
かなり簡単に豪華なちらし寿司を楽しめるという魅力的なレシピです。

遅い時間にスーパーに行ってしまったため、鰻がなくなっていたので、あなごで代用しました。

レシピのお写真と見比べてみると、やっぱり木の芽あると彩がきれいですね…。
ケチってしまった自分に、ちと反省…。

去年作ったのは、高山なおみさんレシピの「梅肉ネギトロ寿司」。
あちらもすごくおいしくて、工程も楽ちんな素敵レシピでした。



私が母と最後に一緒に食べたごはんは、4年前の3月3日に私が作ったちらし寿司。

あの時と同じレシピで、あの時と同じ味のちらし寿司を作るのはなんだかせつなくて、
あの時のレシピは封印してしまいました。

それ以来、毎年違う「ちらし寿司」のレシピを見つけては試しています。^^

同じ「ちらし寿司」でも、こんなにもいろんなアイデアがあって、種類が豊富なのねぇ
と感心することしきり!
いろいろ探すのも楽しいです。

そのうち、私の定番のちらし寿司に出会えればいいなぁ☆と思います。

ある雪の日に

2014-02-23 | たべもの


東京の大雪のある日。
いつも見慣れた風景が全く別世界になっていました。

その日は本来なら着付けのお稽古の日だったわけですが、大雪のためお稽古はおやすみに。

ニュースでは不要不急の用事がなければ外出を控えるようにと散々アナウンスしていたのですが、
前もってごはんの材料を買いだめしておくのを忘れてしまったので、
お買い物にはいかなくちゃ…と、ダウンの上にレインコートを来て、完全防備でおそとに出ました。




だってだって…
どうしても食べたかったのです…
おいしいパンが…

慣れない雪道、吹雪の中、ぐんぐんと歩いてむかったのはシニフィアンシニフィエ

低温長時間発酵のパイオニアとして知られる志賀シェフ(パンの神様とも言われています)の人気のお店ですが、
さすがにこの雪の中お買い物にくる方はあまりいらっしゃらないようで…

おかげでゆっくりじっくり選び、そしていっぱいいっぱい買ってしまいました。
こちらのパン、お値段はちょっと(いや、かなり)お高めなので、
いつもは控えめに種類を厳選して購入するのですが、
この大雪のなかわざわざ来たのだもの!と、自分へのご褒美も兼ねて(?)奮発してみました。
お写真はその中の一部。

上から時計回りに
きなこと大納言
ノア ラ ミソ
黒ごまとサツマイモ(週末限定。その週によって変わるようです)

です。

この「ノア ラ ミソ」はほんのりお味噌の風味が漂うモチモチしたパン。
ナッツの食感が絶妙なバランスを醸し出しています。

お店のHPには下記の説明がされていました。

「東北・陸前高田にある八木澤商店さんのお味噌を生地に入れた、
お味噌の風味豊かな香ばしいパンです。
マッシュポテトやハチミツも加えているので、ほんのりと甘みがあり、
しっとりとした質感です。
クルミとカシューナッツも加え、ナッツの食感とコクをプラスし、
食べ応えのあるパンに仕上がっています。」

なかなか癖になりそうなお味です☆

結局、雪まみれで、まるで雪だるまみたいになって帰って来た自分を見て思ったこと。

私にとってパンを食べることは、重要緊急の事態だったわけです…(笑)

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シニフィアン シニフィエ
東京都世田谷区下馬2-43-11 COMS SHIMOUMA 1F
TEL/FAX 03-3422-0030
不定休 
営業時間 11:00~19:00

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おせちのあじ

2014-01-02 | たべもの


二の重はお煮しめ



母がいなくなってから、姉と分担制をとっていたおせち。

(私)「今回のおせちの分担、どうしよっか?」

(姉)「今回は大丈夫~☆」

えっ?!大丈夫???


…完全に姉をアテにしていた私。。。

こりゃ困ったぞ…。


ちょうど年末、大掃除をしながらつけていたテレビでオンエアしていたのはおせちの作り方。

番組内で「ばあば」と呼ばれている鈴木登紀子さんは、まるで祖母をみているようで、
なんだかおせちを作ってみたくなりました。
(と言っても全部を作るわけではなく、食べたいもの、作りたいもの限定なのですが。(笑))

私が参考にするのは「野崎洋光 和のおかず決定版 「分とく山」の永久保存レシピ」。

普段はレシピの分量を比較的守る私ですが、
おせちの場合、お砂糖の分量の多さに恐れをなし、どうしても分量を加減してしまいます。

栗きんとんに関しては、お砂糖のレシピ分量のおよそ半分(きび砂糖使用)、さらに水あめを使わず、アガぺシロップにしてみました。

…そしたら、栗きんとんというより、むしろいもようかん(栗入り)という感じになってしまいました…。
罪悪感なくたくさん食べれるという意味ではこれもありかなと思うのですが、栗きんとんではない、かな…。(笑)

そして、今回の失敗は田作りと昆布巻…。

姉の作った田作りはカリッとしてとってもおいしかったのですが、私のはサクッと感がなく全然ダメでした…。
姉のは本当においしくて私一人でバクバクと☆^^


そして、昆布巻は昆布が硬くてイマイチ…。

家族の意見を参考に、次の日早速煮なおしてみました。



圧力鍋で作ったらいいのかも?と試してみたら、今度はやわらかくふっくらと。


そしてなますは2種類。
普通の紅白なますと、祖母のクルミ入りなますを真似したもの。



母も祖母も他界しており、祖母の味を受け継いでいる叔母はアメリカ在住。
祖母のクルミ入りのなますは私の大好物だったので、なんとなくこんな感じかなぁと記憶を頼りに。
でも油揚げが入っていた気もするなぁ…。

黒豆は去年作ったものよりふっくらとおいしくできた気がします。
甘さもお砂糖を加減しながらもちょうどよい好みの甘さになった気がします。

伊達巻も去年よりお砂糖をさらに控えめにし、焦がし具合をもう少ししっかりして、ちょっと改善されたかな?


こうして、毎年毎年失敗と成功を繰り返し、自分の味ができてゆくのでしょうか?

そして、10年後ぐらいには…。 
気長~に頑張ることにします。^^

くらしのたのしみともども、今年もどうぞよろしくお願いします。

みなさまのご多幸を心よりお祈り申し上げます。