テーブルのたのしみ

くらしのたのしみのスタッフブログ。大のパン好き。そして器好き。
主に都内パン情報やテーブルを彩る楽しみをご紹介します。

おぼえること

2013-01-28 | つれづれ


最近、自分の物忘れの激しさに、がっくりすることがふえてしまいました。

私はなんでもすぐにネットや携帯に頼ってしまい、
自分の頭で覚える習慣がなくなってしまっていたので、

それが原因かも!?

と、(年齢のせいだとは思いたくないので。^^)、
記憶力を高めるべく、なにかを覚える習慣をつけてみようと思いました。


最近本屋さんに行くと、
小説か、お料理のレシピ本か、ライフスタイルの本か、うつわの本しか買っていなかったのですが、
今年のお正月、いつもだったら手にとらないような本を思わず買ってしまいました。

「こんなに面白かった『百人一首』」

小倉百人一首・・・

確か中学の夏休みの宿題で覚えた気がするのに、
お恥ずかしながら、ちゃんと覚えているのは片手で数えられるほど・・・

お勉強は、いつもテスト前に一夜漬けだったので、
記憶は全く定着していないようです・・・。ダメですね・・・。

では、この機会に☆と、
お正月に思わず手に取った(取ってしまった?)この本とのご縁を感じ、
今年巳年の最初のささやかな目標を

「小倉百人一首を覚えること」

としてみました。

お風呂での半身浴の時間を利用して、ちょっとづつ覚えてみることに。


この本では、詠み人のひととなりや、その歌ができた背景をわかりやすく説明してくれているので、

へぇ、この人って、光源氏のモデルとされてる人の一人なんだぁ

とか、

「最も強烈な個性の持ち主」で「殺人の容疑をかけられた異端の天皇」が宛てたラブレターにしては、素直な恋歌の気がするかも・・・

なんて思いながら、今までとは違った風に楽しめます。


昔、何かの本かテレビで記憶力をアップする方法が紹介されていたのですが、

感動しながら覚えたり、物語の形でおぼえたりすると記憶が定着しやすいそう。

あと、
お料理をすることが、(脳活動を高めることにつながるそうで、)脳のトレーニングにもなるようです。

忙しい時にはちゃちゃっと雑になりがちなお料理も、
たまには手間をかけて、脳トレも兼ねて(?笑)楽しんでみるのもありかも♪
なんて思ってみました。



・・・さて、最近の私のお風呂タイム、

「今日のノルマのこの句を覚えるまでは!」

と頑張るものの、他の句とごちゃごちゃになってしまったりして、
なかなか覚えることができずに、日に日に長風呂になってゆきます・・・。

このままだと、100首目に突入する頃には、
私、ふやけて溶けてしまうかもしれません・・・。

カップ&ソーサー

2013-01-16 | うつわ


私はもっぱらマグカップ派。

・・・というのも、

我が家のちいさな食器棚にはカップ&ソーサーはスペース的にかさばってしまうし、
たっぷり飲み物をいただきたい私にはマグカップのサイズ感がちょうどいいし、
そしてなによりも、胸にずきゅんとくるようなカップ&ソーサーに出会うことができなかったので、
必然的にマグカップ派になっておりました。


・・・それが、あるとき出会ってしまったのです・・・。

胸がきゅーんと、せつなくなるぐらいかわいいカップに・・・(笑)

それが最初のお写真の升たかさんのカップ&ソーサーです。


2年ぐらい前のうつわ楓さんで開催された升たかさんの個展の時に一目ぼれしてしまいました。

その時は既に売却済みで、人気の作家さんの作品ですし、手に入れることは叶わないかもしれないけれど、
もしいつかご縁があればいいなぁとずぅっと恋焦がれておりました。

素敵なご縁に心より感謝しております♪


升たかさんは1946年長崎生まれの作家さん。
お若い時には『劇団・天井桟敷』に入団されていたという経験もおありだそうで、
その後イラストレーターとして活躍され、50歳より陶芸を始められたという異色の経歴をお持ちの作家さんです。

こちらのカップは『百鹿』という模様。

古く中国の時代より、「百」という文字には多くという意味があり、
「鹿」と「禄」は同音で、「百禄」には吉祥富貴の意味が込められているようです。



後ろにもこんなにかわいいたくさんの鹿さんが☆

姉もよくブログで鹿好きを公言しておりますが(笑)、
姉同様、私も鹿さん大好きなのです♪


以前、姉夫婦と行った鎌倉のギャラリーGALLERY Bさん。

そちら併設のカフェのコーヒーカップはすべて升たかさんのものを使用していらっしゃいます。



私もちょっとずつ升さんのカップ&ソーサーを集めてゆけたらいいなぁ・・・。

今年も6月14日(金)~19日(水)まで、青山のうつわ楓さんで、升さんの個展が開催されるそうです。

毎回あたらしい側面を見せてくださる升さんの個展、今からとっても楽しみです♪

まねしてみました

2013-01-10 | たべもの


お仕事の日のお昼ごはんは、
姉と近くの自然派のカフェに行くことが多いです。

そこにはいつもいろんなヒントがいっぱい。

ある日のメニューは大豆のハンバーグがメインのランチプレートでした。

お豆の味がしっかりしていて、とてもおいしかったので、
自分でも作ってみたいなぁと思っていたら、
自由閲覧の本の中に『カフェに教わるおいしいごはん』という自然派カフェのレシピ本が置かれていて、
そちらのお店のレシピが掲載されていました。

しかもメニューは『大豆のハンバーグ』。

これは頭にインプットしなきゃ!!と、
姉と記憶を分担(?)して帰ってきて、早速レシピ帳にメモメモ・・・。

そして、味の記憶が消えないうちに、まねっこしてみました。


・・・ちょっと焼きがあまかったかもしれません。
味は悪くないのですが、
本物はもっと表面がカリカリしていて、中がほろほろするような食感が絶妙だったのに、
私の作ったのはおやきのような感じ・・・。

もう少し改善の余地がありそうです・・・

ちょっと失敗(?)したって、うつわが手助けしてくれます。
貫入のひびひび具合がたまらない、大好きな増渕篤宥さんの板皿に盛り付けてみました。




そして別の日、同じ本に掲載されていた、『ナチュラル豆カレー』にもチャレンジ。

こちらは本物をいただいたことはないのですが、
トマトのホール缶とココナッツミルクが入るのだから、絶対おいしいはず!!
ということで、作ってみました。

案の定(?)おいしくできました(笑)。

こちらは額賀章夫さんのうつわに。

このうつわは、

ぜひカレーを盛り付けたいな☆

と思って購入したもの。
もちろんカレー以外でもいろいろなものに合うので、
しょっちゅう我が家の食卓にのぼるうつわです。


おそとでごはんを食べると、
うつわづかいや盛り付け、そしてメニューのヒントが広がるので楽しいですね。



こちらはまた別の自然派レストランのランチでいただいたデリチョイスなのですが、
次回挑戦したいのは、この左上のメニュー
『玄米ビーフンとタコのナムル』です。

この辛みはなんだと思う?
他には何が入っていると思う?

と、姉とふたりで思案に暮れました。

レパートリーを増やすべく、奮闘してみたいと思います。

おせち?

2013-01-01 | たべもの


あけましておめでとうございます
今年もどうぞよろしくお願いします^^


母が亡くなってから、毎年おせちは姉と分担制をとっています。

・・・と言っても、全部手作りというわけではなく、

これは私が作りたい~!作ってみたい~!

というものだけ、申告制で担当を決め、
他は食べたいものを買ってくるという、ゆるーい感じです。

今年の私の担当はこの3品。

田作り、黒豆、伊達巻き。


私の中で、おせちといえば黒豆。

毎年作ってくれる母の黒豆が大好きだったので、
私も作れるようになりたいなぁと思っていたのですが、
ことことと何時間もかけて煮ている姿を見ていたので、
黒豆を作るのは時間のかかる大変な作業なのだろうなぁと思っていました。

でも最近、分とく山の野崎洋光さんのレシピで圧力鍋で黒豆を煮る方法を知り、
おかげで黒豆のハードルがぐーんと下がりました。

この方法だと時間もかからずに、とても簡単にすごくおいしくできてしまうのです。

写真の小粒の黒豆はまぼろしの黒豆といわれる「黒千石」というお豆をいただいたので、
そちらを煮てみました。


そして、こちらは姉から託された黒豆。


(しわができているのはご愛嬌ということで・・・)

黒豆を自分で煮ることの利点は、
甘さを自分の好みに合わせられることにあると思います。

甘さを控えめにしたためか、いくらでも食べれてしまうので、
味見の段階ですでにおなかいっぱい☆

姉の栗きんとんもとってもおいしかったので、たくさんもらってきました。

お正月は黒豆と栗きんとんで、幸せいっぱい♪

お正月が過ぎたら、いつも以上に走らなきゃ・・・かもです(笑)。

今年が皆様にとって、幸せいっぱいの年になりますように☆