今年の梅雨の時期の私の梅仕事。
「青梅の醤油漬け」
です。
毎年、うちの実家の梅の木の青梅は、父がせっせと梅仕事をしてくれます。
父が作ってくれるのは「梅干し」、「梅ジュース」、「梅酒」。
父がおいしく、上手に梅仕事をしてくれるので、
今まで私が自分で梅仕事をしたことはおろか、
してみようとさえ思ったことはありませんでした。
そんな私が今年は梅仕事をしてみることに。
それは、ずっと前から憧れていた和食のお店にうかがったことがきっかけでした。
そちらのお店で、「青梅の醤油漬け」が薬味として出てきたのですが、
それがとってもおいしくて感動していたら、
板さんから、口頭でざっくりとした作り方を伺うことができたのです☆
それで、
「よし!今度の龍神さんの青梅販売の際には私も予約して、これを作るぞ!!!」
と意気込み、梅仕事をする決意をしたのでした。
しかしながら…
あろうことか、その口頭で伺ったそのレシピ、
1年もたたないうちにすっかりと忘れてしまったのです…。
どこかにメモしていたような氣もするのですが、どこを探しても見つからず…。
いや、もしかしたら
「メモしよう!」
と思っただけで、そもそもメモすらしなかったのかも…。
うん、、、私のことだからきっとそうだと思います…。
ああ、もう…。
わたしってなんてバカなのかしら…。
確か、
お醤油とお酒(いや、みりんか???)を火にかけ、さまし、
それに(なり口のホシを取った)青梅をいれて漬ける。
という感じだったと思うのですが、
さらに、確か1週間~10日後に何かをしなくてはいけなかった氣がするのです…。
漬け汁だけを取り出して、
それをまた火にかけて冷ましてそれを注ぐ
という工程だったような…。
いや、
かき混ぜる
という工程だったような…。
もう全くお手上げなので、いろいろネットで調べてみて、
なんとなくいろいろなレシピの折衷案にて製作してみることにしました。
とりあえず、レシピはアバウトになってしまうけれども、
せっかく龍神さんのおいしいおいしい青梅を漬けるのだからと、
お醤油にもこだわって、いいものをお取り寄せしよう!
と思ったわけですが、
お醤油やさんのお話では、「青梅の醤油漬け」にする場合は、
いいお醤油をつかってしまったら、梅とお醤油のいいところがいきてこないかもしれないから、
もったいないとのこと。
なるほど。
そこで、お醤油やさんにおすすめいただいて、
あえて中くらいのランクぐらいのお醤油を使ってみることにしました。
(中くらいとはいえ、わたしとしてはこのお醤油もなかなかおいしいものでした。)
そんなこんなでできた「青梅の醤油漬け」。
今年の私のヒットアイテムです。
いったい何につかうの?
というご質問を何件か頂いたので、我が家での活用法を一部ご紹介させていただきます。
漬けた青梅の梅肉を、鶏のささみに巻いて蒸して
同じ日のメニュー。
お肉が苦手な家族には、お肉ではなくかじきを焼いて、梅醤油で味付けしたバージョンで。
簡単にチャーハンもよく作ります。
青梅を梅肉にして、おじゃことしそで。
香りづけの梅醤油もいい感じ。
…と、どれもこれも簡単メニューばかりで
お写真で紹介するほどのものではなくお恥ずかしい限りです…。
青梅が漬かっていた梅風味のお醤油はそれだけで簡単な調味料になります。
そのまま大根おろしとめかぶにかけたり、お豆腐にかけても。
だしと一緒にして、おそうめんやおうどんのつゆにもよいです。
梅しそ冷やしうどんというのも、今年の我が家の夏の簡単メニューとして活躍しました☆
イワシの梅煮にもつかえますし、
ひじきを煮るときに、いつものお醤油代わりに、こちらをつかって(さらに梅肉も一緒にいれて)、
ご飯のお供に最適です☆
「青梅の醤油漬け」があるおかげで、ラクしてレパートリーが広がりました。
来年も父に「梅干し」、「梅ジュース」、「梅酒」作りはお任せし、
私は「青梅の醤油漬け」担当希望です。^^