BEAST SIDE 1

ジュエリーアーティスト太田マリ(タバサ)です。工房からの制作風景、プライベートでやってるロックバンドの話も少しだけ。

ハートリングの仕上げ風景

2013-12-10 10:14:51 | オリジナルジュエリー
今回はハートリングの仕上げ風景を撮ってみました。

このリングはTABITHA初期の作品ですが、スタイリッシュな雰囲気をかっていただけてるのでしょうか、よくご注文いただくリングです。

「TABITHAのハートは甘くない」というキャッチコピーも気に入っています。


原型のゴム型から、シルバーでキャストした状態です。




後ろ側には、湯道といってシルバーを流し込んだ部分も残っています。




これをキサゲやヤスリ、それと電動工具のリューターを使って仕上げていきます。

荒く仕上げた状態です。



このあたりでサイズ出しをします。
今回は9号というご依頼でしたので9番のラインぎりぎりのあたりまで、木槌でたたいて地金をのばしてあわせていきます。






サイズがあったら、いよいよ磨きこんでいきます。

このあたりからは、ほとんど道具はリューターです。

裏側が、ほぼ仕上がりました。

リングはきれいですが、手は真っ黒ですね。





表面はバフもしっかりあてます。

ハートリングは、特にハートの面の仕上げが難しい作品です。

ぴしっとシャープにでないと、甘くないハートにならないので、その部分は一番気を使っています。


完成です。
いよいよお客様の元へ。





今回、ご主人様から奥様へのプレゼントということでのご注文でした。

後日、奥様が、大変喜んでくださったとのメールと、奥様がおつけになったお写真を送ってくださいました。




きれいなお指に、ハートリングがとてもお似合いになってると感じました。


また、「お客様の声」ページに、たいへんうれしいお言葉もいただきました。

以下、引用させていただきます。

「今回はツイッターのフォロワーさんからご紹介して頂き購入を決めました。ともすればバーチャルな取引の中、まるで対面で話を進めていくような対応が嬉しかったです。そういう「心遣い」が作品にも表れており、プレゼントした妻にも久しぶりの嬉し涙が(笑)←私も一青窈レベルにもらい泣き。これからも宜しくお願いします。」


こちらこそ、うれしいお言葉をたくさんいただけて、疲れも飛びましたし、元気とやる気をたくさんいただきました。

作り手は、作った作品に愛着を持っていただけるのことが、なによりの喜びになります。

本当にありがとうございました。




ジュエリーTABITHA
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