GO ☆ HAPPY!

ミュージカルの舞台を中心に活動する鈴木結加里のブログ

おしらせイロイロ

出演情報:11月14日ソロライブ「Sing2」@銀座蛙たち 2021年2月「屋根の上のヴァイオリン弾き」@日生劇場 他 公演チケット・ボーカルレッスン等のお問い合わせは、メッセージ欄または「gohappy1016@yahoo.co.jp」までご連絡くださいませ。

言いつけ通りに・・・

2018年06月29日 | 日記


「シークレットガーデン」無事に中日(なかび)を過ぎました。

ま、今回、ミュージカル作品に出演してるんですが、

ご観劇くださった方、ぜぇ~いんに「歌わないんだね」というお言葉をいただいてます

そして写真のように、あっけらか~んと笑顔になることもありません。

今日見てくださった役者さんに、メドロックさんに「言いつけ通りに」ってナンバーがあって、
最後の歌詞は「~どこかにカギをかけるでしょう」で終わったらいいんじゃない?というなんとも斬新なご意見をいただきました(笑)。

おもしろい~


ミュージカルって海外翻訳物がほとんどなので、舞台となる国や、時代背景を調べないと、作品を理解できないことが多々あります。

イギリスの階級社会、使用人の日常などは、「ダウントン・アビー」「ゴスフォード・パーク」「マナーハウス」などの映像作品を、レベッカや、マイフェア レディに出演する際も参考にしました。

家政婦長さんは、どの映像を見ても、気軽に相談できたり、他愛もない話をする相手が周りにいなくて、雇用主と使用人達の間にはさまれて、絶対的な権限もないけど、業務を遂行しなければいけないっていうところが、メドロックさんをやるにあたって大きなヒントになりました。

音大や芸術学科卒だったら、どんなに実践的だっただろうとこの世界に入った時に思いましたが、

いやいや、文学部史学科にいたことが意外に役にたってるんです。しかもイギリス史専攻(笑)

よく進路相談をうけたりしますが、どの道を通っても、何事も無駄はないってことですね。


先日、劇場近くにNEW OPENした、行列が絶えない飲茶屋さんに行ってきました。



昆ちゃん、はるちゃん、りなちゃんと。

ここぞとばかりに、食べ過ぎた・・・。く、くるしい。




千秋楽を終えた「モーツアルト」チームに、大量のジャガイモをいただいたので、夜中にポテサラをせっせと作ってます。

マチソワ間に「シークレット」のみんなに食べてもらおう(笑)


千秋楽まで1回1回丁寧に、がんばりま~す。

毎日、暑いので、熱中症にはおきをつけくださいね。












アリマさんが帰っちゃった・・・

2018年06月15日 | 日記


「シークレットガーデン」ちびっ子Wキャストの初日が無事に終わり、演出のスタッフォード・アリマさんがカナダに帰国されました。

ほんとにさびしい
あんなに愛に満ち溢れた素敵な人に出会えたことが、宝物
これからは私たち出演者が、愛溢れる世界を客席のお客様に伝えていって下さいね と最後におっしゃっていました。

座長のまるさん(石丸幹二さん)は、カンパニーのお父さん的存在で、
いつもみんなのことを気にかけ、声をかけてくださる。
こういうことが必要なんじゃないかってことがあると、まるさん自ら率先して動いてくださる。
そんなお父さんの背中を見てたら、そりゃカンパニーもまとまりますし、みんな頑張りますよね(笑)



なんかこの舞台写真だけ見ると、ロッテンマイヤーさんとハイジみたいですけど(笑)、
この冒頭のシーンで、私演じるメドロックさんは、クレイブン家で今までおきたことをメアリーちゃんに説明します。
お稽古が始まったばかりのころ、まるさんが「ゆかり、長台詞覚えるの大変だろうから、読み合わせの相手するよ」と
お稽古につきあってくださったんです。

初めてカーテンコールのお稽古をした時に、曲の都合上、少し短いカウントのセクションと長いカウントのセクションがあって、
「自分の2カウントを短くなってる人にあげてはどうか?」とかずさん(石井一孝さん)とりょうくん(松田凌くん)が
すぐさま提案していました。


他のキャスト、スタッフさんにも言えるんですけど、いつも現場に人のやさしさがあふれています。

それが、作品の内容とあいまって、素敵な「秘密の花園」の世界をお届けできるんじゃないかと思ってます。

ぜひ、「シークレットガーデン」みにいらしてください。

劇場でおまちしていま~す。



















お稽古場とサヨウナラ

2018年06月05日 | 日記


4月下旬から始まった「シークレットガーデン」のお稽古が終了しました。

最終日はてっちゃん(上野哲也くん)のお誕生日。

てっちゃんは、主人公の女の子メアリーのお父さんアルバート役。

すっと子供を気にかけてる父親役を稽古していたのもあって、
今回の誕生日は、まずご両親に感謝の気持ちを伝えたんだとか。

シークレットガーデンのストーリー的なもの、演出のアリマさんのお人柄もあって、
この稽古場にいると、とても素直にいろんなことを感じ取れるし受けとれる。

アリマさんは、キャストはもちろん、スタッフさん全員の名前を覚えてる。
稽古前にすべてのセクションに「今日もよろしくお願いします」と挨拶をし、稽古後には感謝の言葉を伝えている。
稽古後のいわゆる「ダメ出し」の時間は、どこがよかったかのほめコメントがほとんど。
できなかったところを指摘されることになれてる日本人のワタシたちは
「こんなまだまだなのに褒められてしまうなんて、まずい!もっとやれることがあるはず」と、変に不安になるという・・(笑)。

とてもクラシカルで、オーケストラで聞いたらさらに音楽が素敵になってるし、
どの年代の方にもおススメできる作品に仕上がってると思います。

私は、この稽古中、夜な夜な「アルプスの少女ハイジ」を見続け、ついに最終話の52話を見終えました!
あらためて見ると、本当にいいアニメ。宮崎駿さん・高畑勲さんの作品だったんですね。

なんで、私がハイジをみていたのかは、劇場にきていただければお分かりいただけると思います(笑)

それでは、劇場でおまちしていま~す。