書道をしよう

Reisinより書道の魅力をお伝えします

展覧会-その2

2008-04-05 | 書道
同じく、本日行って参りました『遠藤雪飛展』@銀座

20点程の作品が出品されていましたが、
遠藤雪飛様のご了解を得て、こちらは、一部写真も掲載します
室内で撮影すると、私の撮影技術が悪いため、
どうしても画像が暗くなってしまい、
個展の雰囲気が上手く伝わっていないような気が… 

是非、現地に出向いて見ていただきたいのが本音です


(その1「飛」)
個展ご案内葉書になっている作品です。
入り口を入って真正面の作品ですが、ぱっと目に「飛」び込んできます。



(その2「もんもん」)
もんもん もんもん … と頭を抱える様子が目に浮ぶような作品です。
この作品は文字もさることながら、表具もシンプルでとても素敵でした。



(その3 個展風景)
雪飛様の作品は、どれも個性が溢れています。
一つ一つ雰囲気の異なる作品が飾られていることをお伝えしようと、
写真を取ってみました。
伝わっているでしょうか???




雪飛様は、長年に渡り、伝統的な「書」の勉強を続けられ、
その後、全く違う先生方のもとで勉強し、
「書」の世界を広げられた方です。

いわゆる美しい字も書くことが出来、
個性的なデザイン性豊かな書の作品も創作出来る
私が求める書家の姿そのものです。

お話を伺い、今回の作品に押印されている印も
全てご自身で彫られたとのこと。笑顔で、
「まあ、自分で彫ったなら、少しくらい下手でもいいでしょ。」
とおっしゃった前向きさ、大胆さは見習いたいものです。


「なんでもね、『習うより、馴れろ』よ。」の言葉がとても印象的でした。
会期はこれも明日まで。
銀座バーニーズニューヨークのすぐ近くです。



展覧会ーその1

2008-04-05 | 書道
数日前から疲労か?心労か? 
急に肩が痛くて首が回らなくなってしまったReisinです
代わりに目が回るほど忙しい一週間が終わり、やっとこ週末を迎えました。
東京は、春満開 
前々から予定していた展覧会に行って参りました。
銀座は沢山の人で賑わっていました。

展覧会―その1「日本教育書道藝術院書作展」

東京セントラル美術館にて行なわれている学院在学生の展覧会です。
師範を取得するくらいまでの方々の作品ですが、一言、“素晴らしい!!!”

行かなきゃ行かなきゃと思いつつ、
何年か足を運べなかった展覧会ですが、久しぶりに作品を目にし、
まだ勉強して2年位の人がこんなに書けるんだと感動しました。

もちろん、先生のお手本を見ながらの作品創りですので、
初めて見る方にとっては“皆同じに見える”という感想を
持たれるかもしれません。
しかし、皆気迫が迫ってくるような作品が沢山ありました。

特に、大賞を受賞された方の作品は目をみはるものがあり、圧巻です。
あれは、手本なしでご自身で創作されたものか、
どんな方が書かれたのか、と想像に膨らみました。

今はまだ周りの方、先生方をお手本に、
がむしゃらに勉強をしている発展途上の方々。
これから先、どんな風に『自分流』を切り開いていかれるのか。
楽しみですね。

会期は明日まで。
展覧会その2は、自分流を切り開いている大先輩の個展です