今日は早起きして出かけた.
入院できるのは昼からということだったが,早く目覚めてしまって落ち着かなかったので,いい機会だと思って,入院前の病院の外での自由な時間を満喫することにした.散歩したり,吉野家に行ったり,スタバに行ってまったりと過ごしたりした.
その後,100均に行って,タオルや箸,コップなど,入院生活に必要なものを購入して,大学病院へ向かう.
大学病院の入院病棟は,外来病棟に比べると,新築で小ぎれいな感じがした.入院の事務手続きを終えて,眼科の病棟へ.まず,眼科の病棟につくなり,腕に氏名と入院患者の識別するための番号,バーコードの入ったリストバントを装着された.このリストバンドは退院するまでは外せない仕様になっている.これは,投薬や点滴,処置,手術の際に患者さんの取り違いを防ぐ目的があるのだが,入院してみて確かに効果的なシステムだということが実感できた.
その後,担当の看護師さんに連れられて,入院する病室へ.担当の看護師さんは,1年目の新人さんだった.病室に入って,担当の看護師さんから入院生活の説明を受けて,病棟のオリエンテーションに行った後,今度は,眼科医の先生が来て,眼の検査やら,診察やら,手術の説明やらがあった.
主治医の先生は女医さんだった.
症状と手術の説明は,主治医の先生とベテランぽい男の先生から行われた.
私が受けた説明をまとめると,
・左眼の網膜剥離は,1年くらい前から始まっていたらしい.
・網膜剥離になったことと眼の疲労(使いすぎ)は関係ない.
・眼の変性部(クラックのあるところ)から裂孔(クラック)が伸展して,剥離に至った.
・左眼の剥離は,強膜内陥術という手術を行う.
・手術は全身麻酔で行われ,手術時間は,2~3時間.
・右眼の変性部にも今後の網膜剥離の予防のため,レーザー治療を行う.
・術後2~3ヶ月は運動は控えたほうがよい.
・術後は手術の影響で一時的に近視が強くなる.
・人によっては再発の可能性があるので(非常に少なくはあるが),今後定期的に検診を受けたほうがよい.
というような事が主だったと思う.
私が受けることになった「強膜内陥術」という術式は,剥離した部位を復位(元にもどすこと)するために,眼の外側にシリコン製のインプラント(バックル)を埋め込んで,眼を外側から押して治すというものらしく,基本的に,一生シリコンを埋め込んでおくことになるそうだ.網膜剥離の術式としては,古典的でよく用いられるというだったが,具体的な手術のやり方が分かると,これまでは考えもしなかった手術への不安や恐怖が大きくなってくる.
眼にシリコン….
そんなもの入れても大丈夫なのだろうか?
痛みはどれくらいあるのだろうか?
湧き上がってくる不安なことを先生に尋ねたら,その1つ1つに非常に丁寧に分かりやすく説明を加えてくれた.インフォームドコンセントというやつだろうか.
説明の一番最後に,
「今,衛星プロジェクトでばりばり働いているのですが,退院後はこれまでのように働いても大丈夫でしょうか?」
と尋ねたら,
ベテランっぽい男の先生から,
「働きすぎと網膜剥離は関係ありませんから,治ったら心おきなく働いてください.衛星を完成させないといけないでしょう.」
と太鼓判を押されたので,退院後は問題なく復帰できるのだろう.
よかった.
完治することが分かって,それまで漠然と湧き上がっていた手術を行うことへの恐怖が少しは解消されたように思う.
次から次に慌ただしくて,自分が入院患者だということにあまり実感が持てない程だったが,終わってみるとあっという間に流れていた1日だった.
手術は5/1(木)の朝の1番はじめに行われることになった.
明日からの3日間は,手術のための検査と事前処置が行われるとのことだった.
長い一日だった.
入院できるのは昼からということだったが,早く目覚めてしまって落ち着かなかったので,いい機会だと思って,入院前の病院の外での自由な時間を満喫することにした.散歩したり,吉野家に行ったり,スタバに行ってまったりと過ごしたりした.
その後,100均に行って,タオルや箸,コップなど,入院生活に必要なものを購入して,大学病院へ向かう.
大学病院の入院病棟は,外来病棟に比べると,新築で小ぎれいな感じがした.入院の事務手続きを終えて,眼科の病棟へ.まず,眼科の病棟につくなり,腕に氏名と入院患者の識別するための番号,バーコードの入ったリストバントを装着された.このリストバンドは退院するまでは外せない仕様になっている.これは,投薬や点滴,処置,手術の際に患者さんの取り違いを防ぐ目的があるのだが,入院してみて確かに効果的なシステムだということが実感できた.
その後,担当の看護師さんに連れられて,入院する病室へ.担当の看護師さんは,1年目の新人さんだった.病室に入って,担当の看護師さんから入院生活の説明を受けて,病棟のオリエンテーションに行った後,今度は,眼科医の先生が来て,眼の検査やら,診察やら,手術の説明やらがあった.
主治医の先生は女医さんだった.
症状と手術の説明は,主治医の先生とベテランぽい男の先生から行われた.
私が受けた説明をまとめると,
・左眼の網膜剥離は,1年くらい前から始まっていたらしい.
・網膜剥離になったことと眼の疲労(使いすぎ)は関係ない.
・眼の変性部(クラックのあるところ)から裂孔(クラック)が伸展して,剥離に至った.
・左眼の剥離は,強膜内陥術という手術を行う.
・手術は全身麻酔で行われ,手術時間は,2~3時間.
・右眼の変性部にも今後の網膜剥離の予防のため,レーザー治療を行う.
・術後2~3ヶ月は運動は控えたほうがよい.
・術後は手術の影響で一時的に近視が強くなる.
・人によっては再発の可能性があるので(非常に少なくはあるが),今後定期的に検診を受けたほうがよい.
というような事が主だったと思う.
私が受けることになった「強膜内陥術」という術式は,剥離した部位を復位(元にもどすこと)するために,眼の外側にシリコン製のインプラント(バックル)を埋め込んで,眼を外側から押して治すというものらしく,基本的に,一生シリコンを埋め込んでおくことになるそうだ.網膜剥離の術式としては,古典的でよく用いられるというだったが,具体的な手術のやり方が分かると,これまでは考えもしなかった手術への不安や恐怖が大きくなってくる.
眼にシリコン….
そんなもの入れても大丈夫なのだろうか?
痛みはどれくらいあるのだろうか?
湧き上がってくる不安なことを先生に尋ねたら,その1つ1つに非常に丁寧に分かりやすく説明を加えてくれた.インフォームドコンセントというやつだろうか.
説明の一番最後に,
「今,衛星プロジェクトでばりばり働いているのですが,退院後はこれまでのように働いても大丈夫でしょうか?」
と尋ねたら,
ベテランっぽい男の先生から,
「働きすぎと網膜剥離は関係ありませんから,治ったら心おきなく働いてください.衛星を完成させないといけないでしょう.」
と太鼓判を押されたので,退院後は問題なく復帰できるのだろう.
よかった.
完治することが分かって,それまで漠然と湧き上がっていた手術を行うことへの恐怖が少しは解消されたように思う.
次から次に慌ただしくて,自分が入院患者だということにあまり実感が持てない程だったが,終わってみるとあっという間に流れていた1日だった.
手術は5/1(木)の朝の1番はじめに行われることになった.
明日からの3日間は,手術のための検査と事前処置が行われるとのことだった.
長い一日だった.