Tsuruday

日記のようで
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24才、網膜剥離。 4 ~入院を明日に控えて

2007-04-26 21:58:51 | 網膜剥離と眼のこと
月曜に診断を下されてから,今日で3日が経過して,この症状に対する心構えというか向き合い方もだいぶ変わってきている.研究者のはしくれとしての性分からだろうか,自分のこの症状がどういうものなのか調べたくてしょうがない.これは,症状への恐怖からではなく,単純な知的好奇心からきているとでも言ったらいいのだろうか.こうやって,客観的に見始めると,自分の視野が欠けている事実が,対して気にならなくなる.決して症状がなくなった訳ではなく,生活に不便なことには変わりないのだが,漠然とした恐怖という感じは薄らいできている.視野が欠けていることで,不自由な感じはあるのだけれども,何というか,研究対象としての見方だろうか?自分でもあきれてしまうが,疑問を感じたものに対して,まず最初に探究心がわきあがってきてしまうという性格(バイアス)が,今回は幸いしているというところだろうか?

早速,インターネットで網膜剥離について調べてみる.医学系のサイトで,症状と治療方法を図解してあったり,網膜剥離の手術の体験談を綴ったブログや個人サイトなどをいくつか回ってみたのだが,イメージがつかめると,だいぶ気持的にも冷静に見れるようになっていた.

1つのことで冷静になると,他のことにも冷静になれるもので,気になるのは,新しく入った4年生のこと.ちょうど1週間前,研究室には新4年生が配属になったばかりだった.4年生はもう研究室には慣れたのだろうか?今年は,4年生への対応がかなり丁寧なので,戸惑ってはいないと思うが,早く自分で動けるようになってもらいたいものである.自分が4年で入った時も,昨年の4年生の時も,研究室に入ったその日から,ゼミと会議の連続で,辟易したものだ.しかも,よく分らないままに,衛星の担当を決めなくてはならなかった.ちなみに,私の場合,そこで決まったものに,今では1つも関わっていないから,やるせない.そこで,今年は,4年生にやりたいことの希望をとって,時間を掛けて配属を決めることを提案した.本来なら,今週中に決定されるはずだったのだが,私が入院することになって,決定は先送りになってしまったようだ.
もう少し時間をうまく使えれば入院する前に,4年生の配属やケアもうまくいったかもしれないと,反省している.

明日から入院だというのに,そのことはすっかり頭になかった1日だった.


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