ザクとは違うのよね

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あずみ2

2005-03-11 00:05:44 | 映画
 今日、12日からの公開に先駆けて、映画「あずみ2」の特別試写会に行ってきた。職場の先輩が、中日新聞主催の試写会のペア招待券を友人から譲ってもらったからと誘われたもの。もちろん、もともと行くつもり200%だったので、即「行きます!」と返事。

 公開前なんであんまり具体的なことはやめておくが、前作よりもいい仕上がりだったと思う。監督をはじめスタッフが入れ替わったことで、かなり違った映画という印象。でも、前作に比べテイストは原作に近づいた感じ。
 前作の最初の仲間を斬るシーンの小幡月斎、どうも原作とイメージが違いすぎて。その後も原作に近いストーリーにしながら、肝心な所で原作を無視するから余計すっきりしない。(ラストの360度回転アクションは個人的には不要)。
 今回、過激な性描写はともかくとして、バタバタと人が死んでいく、そして全体に漂う不条理さは出ていたかな。

 まず、殺陣が上手くなった。上戸彩だけに限らず、全体的に殺陣らしくなっている。敵の中ボス的なキャラのアクションシーンも上手く撮られていた。
 ただ、あずみとながら(石垣佑磨)については、雑魚相手の時に受け太刀などせず、剣先を見切りながら一太刀で殺ってほしかったな。そのあたりは原作に忠実にしてもらいたかった(あの動き実際にやるのは難しいと思うが)。

 上戸彩も、前作に増して綺麗に映ってたなあ。

 そして、こずえ役の栗山千明。彼女らしさが出ていた。矢を射る姿がgood。 

 そして、何といっても高島礼子。その演技は圧巻。敵役として申し分なし。極妻が少し入っている?

 逆に、ツッコミどころも満載。「一人変なヤツが出ている」「マントはどこにあったんだ?」「金角・銀角のあのキャラは何?」「天海の役者が変わっているぞ(佐藤慶から神山繁へ。体調不良でもあった?)」等々。

 まあ、もともと真田昌幸の件(くだり)は、原作には登場していないからいいや。ラストは前作の200人斬りまでいかないもののそれなりのシーンだったし、全体的な評価としては十分楽しめた。
 終わった後、人生2冊目のパンフレットを買った(ちなみに、1冊目は前作)。是非パート3をと願ってしまうのであった。