或るScientistの徒然なるつぶやき

つれづれなるままに、日ぐらしPCに向かひて、心に移り行くよしなしごとを、blogに書きつくれば......

アメリカでBSE牛 3頭目か?

2005-07-29 00:13:30 | シャカイ

アメリカでBSE牛3頭目が見つかったかもしれないとのこと。まあ、あまりにも少なすぎるので見つけられてないだけではないかと思っていたがやっぱりね。

CNNのWeb記事(http://www.cnn.co.jp/science/CNN200507280005.html)を見てみて驚いた。

 BSEの原因物質、異常プリオンを染色する「免疫組織化学法(IHC)」で、脳組織の一部に「しみ」がみられたが、その分布が通常の感染例とは異なるため、さらに詳しい検査が必要だという。

免疫組織化学法ってこんないい加減な目視検査だったのか....。
これでは検査の精度なんてでないよな。

牛は4月に死亡したが、民間の獣医が組織を保存したまま最近まで忘れていたとされ、BSE検査体制の不備が露呈した形だ。

死亡した際に獣医が組織を採取したが、ホルマリンで処理したまま放置し、数日前になって農務省に提出した。ホルマリンの影響で、より精度の高い「ウエスタン・ブロット法」は使えないという。

おいおい、わざとやってんじゃないだろうな。
不真面目すぎるぞ。こんなにいい加減では彼の国の人たちと変わらないではないか。
しっかりしろアメリカ人。


衛星関係のニュース ひまわり5号 など

2005-07-28 00:04:17 | 科学

ひまわり5号運用停止へ 耐用年数超え気象観測 (共同通信) - goo ニュース

ひまわり5号が完全に運用を停止し軌道から外されたようです。
後継機の打ち上げ失敗や、日本の宇宙開発の予算の少なさや宇宙開発に関する国の失政から、長期間運用(打ち上げは1995年)されて、観測機器の故障後もデーターの中継を行っていましたが、やっと、ひまわり6号に交代しました。

ご苦労様、ひまわり5号 

ミニ観測衛星をシリーズ化 文科省が計画、信頼性に重点 (朝日新聞) - goo ニュース

日本は、戦艦を作っていた時代やその後の高度経済成長期は大きいものが好きだったが、その後、民生品は小型化への道を歩んだ。
その流れが、やっと衛星にも届いたようだ。日本は、予算の少なさを補うためにひとつの衛星を可能な限り多機能化していた。ただ、大きな衛星は当然単価は高く、故障のリスクや、打ち上げ失敗のリスクが大きくなる。
やっと、小型の衛星を作った方が良いということに政府が気がついたようだ。

個人的に望ましい方向性は、小型化、民生部品の使用だと思う。(衛星に使われる電気、電子部品はスペースグレードと呼ばれるもので、信頼性は非常に高いのだが、高価で設計が古いものが多く、しかも日本で製造していないものが多い。最近の研究で市販品に使われている民生品を使ってもさほど信頼性には影響がでないことがわかってきているし、既にそれを実証するための衛星も打ち上げられている。)

衛星も、よしぎゅうと一緒で早くて安い方が当然よいと言うわけですね。

 


ペンシルロケット 宇宙へ

2005-07-27 23:41:46 | 科学

 50歳「ペンシル」も宇宙旅行、野口さんに託され (読売新聞) - goo ニュース

ペンシルロケットを持っていくなんて、しゃれてますね。

日本のロケット技術の出発点であるペンシルロケット。
0からの出発だったのに、いまや国産のロケットを打ち上げられる技術を持っています。(もっとしっかり予算を配分していれば、もっと早く出来ていたとは思いますが。)

JAXAはペンシルロケット50周年の記念行事をしているようです。
http://www.jaxa.jp/pencil50/

 


自民党の国際競争力調査会 わが国の国際競争力強化に向けた提言」

2005-07-27 23:35:51 | シャカイ

研究開発投資の増額を要請 自民、英語教育充実も (共同通信) - goo ニュース をみて思った。

たまには自民党もいいこと言うね「わが国の国際競争力強化に向けた提言」

「政府が策定中の第3期科学技術基本計画(06-10年度)で、国と地方を合わせた研究開発投資を国内総生産(GDP)の1%程度を目標に大幅に増やすよう要請。」

「造業の競争力が低下した一因と指摘される、空港や港湾など国内物流の高コスト構造の解消や、土地などの資産を持たないベンチャー企業が技術力を担保に資金調達できる仕組みの構築も求めた。」

このあたりもいいね。ちゃんと実現されれば結構効果がありそうですね。

私は、科学技術の発展に貢献するのは中小企業だと思っています。
大企業はリスクを嫌うので研究においてはあまり役に立ちませんし、工場の技術力もそんなに高くないのですが、それに対して、中小企業は特定の分野においては優れて技術を持っているところが多いです。
科学の研究においては特殊な1点もの装置をつくることが多いのですが、(逆にそうではない一般に市販されている装置で画期的な研究が行われる事はまれ)、そのような場合には中小企業が欠かせません。優秀な中小企業が立ち直ることが日本の科学技術の発展に欠かせないともうので、出来ればそのあたりも考えてもらえるともっとよいのですが。

 


マンガ 嫌韓流 1位!

2005-07-27 01:38:48 | 朝鮮うおっち

マンガ 嫌韓流 がアマゾンのランキングで1位!

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/488380478X/qid=/br=1-1/ref=br_lf_b_1/249-6411196-1836310

これによって、多くの人が韓国、北朝鮮のうそを知る事が、日本と韓国、北朝鮮の関係を改善する一歩になるとよいですね。

出版社のマンガ 嫌韓流のページはこちら
http://www.shinyusha.co.jp/~kenkanryu/

 

 


世界中でうそばっかりついている人たち

2005-07-27 01:28:33 | 朝鮮うおっち

もうここまでひどいと捏造もはらが立ってきます。

http://www.nkzone.org/nkzone/entry/2005/01/propyongyang_s.php

コメントにこんな事かいてます。

原文
People don't understand why these people have to go to these schools. It is because they can't attend Japanese school. Eventhough they are born in Japan they are not accepted as Japanese and they don't have citizenship.

適当な訳
みんなは何でそれらの(朝鮮人の)人々がそういった学校(朝鮮人学校)にいか無ければならないか理解してないです。朝鮮人は日本の学校に行けないんですよ。たとえ、日本で生まれても日本人として受け入れられなくて市民権(citizenship)も無いんです。

おいおい、うそも休み休み言え。外国人だって、日本の公立の学校には当然通えるよ。ロシア人、中国人、インド人様々な国の人たちが通っているよ。通おうとしないだけだろう。
日本で生まれても日本人として受け入れられないと言うのもうそだし。単に、日本国籍をなぜかとらないだけじゃないか。永住資格があれば帰化して日本国籍をとるのは容易なのに。あと、外国人に参政権が無いのは当然だから。市民権の一部が制限されるのは当然のこと。それでなかったら日本国籍をもっていう意味が無い。

 


北朝鮮船舶の保険会社は「調べていない」です!?

2005-07-22 16:44:21 | 朝鮮うおっち

こんなニュース発見。
http://news.goo.ne.jp/news/sankei/seiji/20050722/m20050722006.html

保険会社が怪しく保険支払い能力がないのではないかと言う疑いで有名な北朝鮮船舶ですが、衆院拉致問題特別委員会でのやり取りの中で、外務省の佐々江賢一郎アジア大洋州局長は「会社の詳細については調べていない」と述べた。。。。らしい。
噂では知っていましたが、とうとう、政府が認めてしまいました。

しかし

一方、国土交通省の中野正志政務官は「十分な審査を行い、法令の規定に適合した保険者であると判断した」と強調したということで、責任を取りたくない省庁同士で意見が食い違ってしまっているようだ。

あれ待てよ、「国交省の要請による外務省の調査」と書いてあるってことは「十分な審査」は国土交通省じゃなくて外務省が行って調査って事だよな。
じゃ、外務省がいい加減にやった事を認めてるんだから判断の前提が間違っていたってことでは無いのか?

うーん、行政は複雑系だ。

 


マンガ嫌韓流

2005-07-21 00:23:55 | 朝鮮うおっち

島根県の人たちが作っている「県土竹島を守る会」というサイトで今話題の「マンガ嫌韓流」の一部が公開されています。

http://www.takeshima-wo-mamorukai.com/

 この漫画、ネットで、情報を集めている人にとっては物足りないかもしれませんが、けっこうわかりやすくて一般受けしそうです。

「マンガ嫌韓流」はアマゾンで予約できます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/488380478X

 あそうそう、現在1位 独走中...大人気ですね。


北朝鮮 万景峰 入港7回目

2005-07-19 08:26:00 | 朝鮮うおっち

最近はテレビニュースにならないので、政府の対応もだんだんいい加減になってきましたが。
保険の件も適当に処理してしまったため、北朝鮮の万景峰号は着実に入港を繰り返しているようです。

ネットでニュースの見出しを見てみると

- 北朝鮮・万景峰号:新潟西港に入港 家族会の増元さんら50人、阻止訴え /新潟(毎日新聞) (13日16時35分)
- 万景峰が新潟入港 今年6回目(共同通信) (6月27日10時29分)
- 万景峰が新潟入港 今年5回目(共同通信) (6月10日10時3分)
- 万景峰が日帰り 新潟港、今年4回目(共同通信) (6月4日17時42分)
- 万景峰が新潟入港 今月3回目、静かに着岸(共同通信) (5月30日10時32分)
- 万景峰がまた新潟入港 岸壁では50人が抗議(共同通信) (5月23日10時15分)
- 万景峰号、5ヵ月ぶりに日本に入港 - 東亜日報 (5月19日13時13分)

13日で今年7回目のようです。拉致問題を中心に書かれているblog(http://adoruk626.seesaa.net/article/4165238.html)に実際に抗議に行かれた方の体験が書かれていますが、日本の取調官は十数人、麻薬捜査犬は一匹も配備されていないということで、日本政府の対応の甘さがよくわかります。

同blogによると、今後の万景峰号抗議の予定≒入港予定は、
7/27、8/10、8/24、9/6、9/21、10/4、10/18
だということです。

いまだに結構な頻度で入港しているのですね、この「工作船」は。

こんな事でよいのでしょうか。。。。


「東シナ海ガス田」問題と30年前の「日韓共同開発区域」

2005-07-17 23:23:34 | シャカイ

東シナ海のガス田の試掘権を許可することが正式の発表されましたが、よく見に行っている下記のblogを見ているとこの海域での埋蔵資源は1960年代から明らかだったそうです。しかも、「帝国石油はじめとする4社が1966年に政府に試掘権の申請を行っている」のだそうです。
いままで、日本政府はいったい何をやっていたのでしょうか?

http://blog.livedoor.jp/lancer1/archives/28094745.html
http://blog.goo.ne.jp/takkie0516/e/05a64a217d8f2be7ac01b1e573e2a384

上記ブログを見ていてもうひとつ気になったのが、日本EEZ内に「日韓共同開発区域」という広い海域が存在することです。 詳しい情報はここに載っているようですが、

 http://oilresearch.jogmec.go.jp/glossary/japanese/ni.html#11680

 資源があることがわかって韓国が「1972年一方的に韓国が日本側EEZ内に鉱区を設定してきた」ということです。
これは、李承晩ラインとまったく同じような方法です。韓国の外交の手法っておかしくないですか?日本政府の対応も「共同開発」という日本に著しく不利な対応だったのですが、昔の事なのでこれはもう仕方が無いですね。

今回の「東シナ海ガス田」については、たぶん中国が韓国の手法を真似て開発を始めたわけですが、不当な要求を跳ね除けて、独自で開発を行って欲しいものです。

 


「新しい歴史教科書」、「韓国国定教科書」 - 歴史は科学ではなかったのか?

2005-07-17 11:16:18 | 朝鮮うおっち

日本人が「新しい歴史教科書をつくる会」(扶桑社発行)の教科書に文句を言うのはかまわないし、それによって様々な議論が行われるのは良いことだと思う。 

それはさておき、お隣の韓国が日本の教科書に関して日本政府に文句をつけるのはおかしい。資料を提示しておかしいところを指摘するのはかまわないが、個別にやってもらいたいものである。とはいっても、様々な団体を使って工作するのは勘弁願いたいが。

で、お隣の教科書はどうなってんのと言う事で、調べていたら、こんなページを見つけた。

韓国国定歴史教科書
http://members.tripod.com/textbook_korea/

どこかのページに「新しい歴史教科書をつくる会」は科学的ではなく文学的であるというひょうげんがありましたが。。。こっちはもっとである。
すごぎる、ものすごく文学的な教科書である。歴史については素人の私が朝鮮通信使のあたりを読んだだけでもおかしいと思う「心理的」描写がなされている。「日本に...してあげた。日本に...してあげた。(のに...)」と言う風に行間を読めてしまう。読んでいると、だんだん日本に腹が立つように出来ている。(翻訳が正しいのかどうかは知りませんが)

歴史は科学ではなかったのか?


活字文化振興法案

2005-07-16 09:23:14 | ネット

活字文化振興法案が衆院通過
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20050716AT1E1500W15072005.html

インターネットや携帯メールは活字ではないといことか?

むしろ以前よりは、文章を書く機会が増えたと思うが。
まさにblogなんてそうだよな、以前はhtmlを手打ちしたり、htmlエディターを使っていたから面倒でどうしてもwebサイトの更新が頻繁ではなかったが、いまは、普通に文章を書くだけだからね。

確かに、ネットや携帯メールだけの表現があるけど、それも文字の文化の一部だと思うな。

ま、法案自身に、外国人(在日韓国、朝鮮人?)参政権の法案や人権擁護法案(言論弾圧法案、日本人いじめ法案)みたいに害が無いからいいんだけどね。


自民党憲法改正草案

2005-07-16 09:17:34 | シャカイ

下旬に条文提示・憲法改正草案で与謝野氏見通しhttp://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20050716AT1E1500O15072005.html

日経に載っていた記事。

自民党の与謝野馨政調会長は15日、党新憲法起草委員会が札幌市で開いた「新憲法―国民の声を聞く集い」で、11月に策定する憲法改正草案について「大慌てで条文作成をしている。おそらく20日から月末ぐらいで条文として、きちんとしたたたき台が出る」との見通しを示した。

そんなもん大慌てでやるものか?
もっとまじめにやれよ。
たたき台になる条文が出たら、隅々までたたくことと決定!たのしみだな。


非科学的な国土交通省

2005-07-16 09:10:10 | シャカイ

読売にこんな記事が載っていた

http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050716it01.htm
落札価格と工事の質、「国発注」も無関係…専門家分析

統計的に「成績評定」と「落札率」の間に相関関係が無いという分析結果がでたようだ。
3人の統計関係の専門家(いちおう、経済、統計関係の研究者のようだ)が同じような分析結果になっている。「相関関係はない。むしろ、落札率が高いグループでも、品質の低いものが多いなど、大きなばらつきが目立つ」というコメントをつけた人もいるようだ。

それに対して、国交省技術調査課は「国交省としては、落札率と工事の成績には明確な関係があると考えており、低入札の方が明らかに工事成績は悪い。このデータについては、これ以上、分析する予定はない」とのたまった。

まったく反対のことを言うなんて、彼らのデーターは公開されたものと違っているのか?
あ、わかった、彼らは「工事の成績」に心理的な係数(賄賂等による印象値)をかけるんだろうな。データーを見て客観的に分析できないのなら技術調査課なんかいらない!


19年もたってやっと批准 「石綿(アスベスト)の使用における安全に関する条約」

2005-07-16 08:53:04 | シャカイ

国際労働機関(ILO)が86年に採択した「石綿(アスベスト)の使用における安全に関する条約」を日本が19年間も批准されずに放置していたことがニュースになっている。

http://www.asahi.com/politics/update/0715/009.html
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050715i117.htm

いったい何をやってたんだ。19年も。
「人が死ななければ国は動かない」とよく言われるけどこれはまさにそれ。

1986年ってどんな年だったのかな?と言う事で、
http://www001.upp.so-net.ne.jp/fukushi/year/index.html
このサイトで見てみると。
まずは科学に関係するねたとしては、スペースシャトル「チャレンジャー」爆発、チェルノブイリ原発事故、三原山大噴火などの年らしい(この年結構のろわれているな)。
あとはイギリスでBSE(牛海綿状脳症)が初めて公式の認定された年と言う事だ。

そして、さっさと条約を批准しなかった大ばか者は誰かと言えば、

第3次中曽根内閣(7月22日~1987年11月6日)
[総理]中曽根康弘、[副総理]金丸信、[法務]遠藤要、[外務]倉成正、[大蔵]宮沢喜一

そうかー、あんた達か。。。。。
この無能ぞろいのメンバーでは、そりゃ、批准しないよな。

そして、衆参同時選挙で自民党が空前の勝利。。。

関係ないけど、なんと「レンズ付きフィルム 写ルンです」が発売されたのもこの年とのこと。