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或るScientistの徒然なるつぶやき

つれづれなるままに、日ぐらしPCに向かひて、心に移り行くよしなしごとを、blogに書きつくれば......

米国産牛肉 BSE

2006-01-22 12:05:30 | BSE

米国産牛肉、再び輸入禁止…危険部位が混入
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060120-00000013-yom-bus_all

うーん、米国もいい加減だな。
やっぱり自分が食べるわけじゃないから適当なのか?
いや、そんなことは無いな、米国の住人も食べてるわけだしね。

そういえば、このサイト
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/05110401.htm
で、見かけたのだけどnatureに下記のような内容の論文がのったらしい。

研究者は100万頭以上の羊がいるサルジニア島に渡り、遺伝的にスクレイピーに罹りやすい261頭の羊を分析した。そのうち7頭はスクレイピーに罹っており、4頭は乳腺に炎症をもっていた。これら4頭のすべての乳腺に異常プリオン蛋白質が発見され、他の羊では発見されなかった。ネイチャー・ニュースは、これは感染動物の乳に異常プリオン蛋白質が存在する可能性を示唆すると言う。

スクレイピー(BSEの羊版)が広まる原因(共食いさせてるわけじゃないのに)が何なんだろうと疑問に思っていたが、どうやら、尿中に含まれるものが牧草等に付着したり、母乳を介して感染するのが可能性としては高そう。

だとすると、ヤバイな、肉牛だけじゃなくて乳牛も危ない可能性があるんだな。

また、これとは別にこんな情報も

http://www.mhlw.go.jp/houdou/2004/11/h1101-3.html

BSEにかかった牛の末梢神経組織の一部や副腎から異常プリオンタンパク質が発見されたみたいである。まあ、当たり前といえば当たり前、タンパク質が一箇所にとどまるわけ無いからね。いままで、検出するための方法の感度が悪かったから見つからなかっただけかもしれない。
いずれにしても、もっとも異常プリオンたん白質の濃度が高い部位=特定危険部位を除去すること、そして、BSE発生の元を断つのが必要。

しかし、最近、輸入物の食材が怖くて食べれない。。。
中国産野菜の汚染、キムチの寄生虫卵、ごみ入り餃子、そしてBSE。
ところで、最近流行のラムとかマトンは大丈夫なのかね?
羊だけど。。。一応、感染しないといわれているけども、
十分な統計を元にした情報じゃないだろうし。


米国「肉骨粉の使用、全家畜に禁止」 - いまさら何を言ってるんだか...

2005-10-06 06:08:17 | BSE

肉骨粉の使用、全家畜に禁止 米、BSE対策
http://www.sankei.co.jp/news/051005/kei051.htm

 「牛の脳や脊髄(せきずい)などのBSE感染の可能性のある危険部位を含む肉骨粉について、牛だけでなく豚や家禽(かきん)類などすべての家畜のエサに使用することを禁止する」
ということなので、効果があるでしょう。
逆にいままで、対策して無かったってことは相当数のBSE牛がアメリカに入るんだろうな。

しかし

「全米牛肉生産者協会(NCBA)などの生産者団体は、牛以外の家畜のエサとして特定危険部位も販売していた牛農家の減収につながるとして規制強化に反対しており、今後、生産者らの反発も予想される。」
だって。。。。
病気が発生する危険性があるから売るなって言う単純なことがアメリカの生産者団体はなぜ理解できないのだろうか。
すでにBSEにかっていて判断力がなくなっているのか?

これでは、輸入再開しても気持ち悪いから食べたくないな。。。というか怖くて食べれない。


外食産業政治研究会は献金で米国牛輸入を再開させようとしてたらしい

2005-10-04 08:22:20 | BSE

「外食業、農林族らに献金 米国牛輸入再開求める」
http://www.asahi.com/business/update/1003/043.html

客に危険性があるかもしれないものを食べさせて平気な外食産業の団体。
お金の使い方を間違えてないですかね。
安全な食材の確保のための調査研究費用にでも使えばいいのに。
まあ、3500万円ではBSEの研究には足りないかもしれないが、どこかの研究機関に補助金として出せばある程度の成果は上がるはず。


BSE関連 北海道 死に方がおかしい牛40頭埋めた マジ?

2005-08-28 19:30:58 | BSE

牛の不法投棄「40頭埋めた」 北海道の酪農家
http://www.asahi.com/national/update/0826/TKY200508260208.html

アサヒコムによると
北海道十勝支庁士幌町で死んだ牛1頭を河川敷に不法に捨てた事件を起こした男が、「死亡した牛40頭くらいを埋めた」と供述しているらしい。
「死に方がおかしく、牛海綿状脳症(BSE)や伝染病だと経営に響き、近くの農家に迷惑をかけるかもしれない」と話していたのこと。

おいおい、BSEのやつがいたらどうするんだよ。こういうことするから原因の究明が遅れるんだよ。食品関連の会社って隠蔽すること多いよな。自分が食べなければいいと思っているのかね?

 


まだまだでますよ。国内18頭目のBSE感染牛。

2005-05-14 08:02:39 | BSE
北海道で国内18頭目のBSE感染牛 (朝日新聞) - goo ニュース

またまた、出ました。北海道でBSE感染牛。

厚生労働省は12日、北海道砂川市で飼育され、10日に処理された
雌の乳牛が牛海綿状脳症(BSE)だったと発表した。
国内のBSE感染牛は4月以来で、18頭目。
肉は流通に回らず、焼却処分されるという。
同省によると、今回の感染牛は99年8月生まれの68カ月齢。
1次検査で陽性の疑いが出たため、北海道大学で行われた精密な
2次検査に基づき、BSE検査専門家会議が陽性を確認した。


BSE対策が行われる以前に生まれた牛が残っているので、
しばらくは続きそうですね。
問題は、全頭検査されなくなっったら、
BSE対策がうまく行っているかを確認するのがすこし難しくなる事。