或るScientistの徒然なるつぶやき

つれづれなるままに、日ぐらしPCに向かひて、心に移り行くよしなしごとを、blogに書きつくれば......

「万能細胞」支援 5年間で70億円は多いか少ないか

2007-11-24 00:20:10 | シャカイ
新型「万能細胞」国が支援、実用化へ5年で70億円投入(読売新聞) - goo ニュース

対応が早いのはいいけど、5年間で70億円は多いのか少ないのか。

理化学機器の値段は結構高い。(まあ、用途が限定されていて、需要がほとんどないので、量産効果がでないからねぇ。)たとえば、透過型電子顕微鏡なんて安い奴で一億近いねだんだし。
人件費だって(ポスドクで)一人当たり500万ぐらいするだろうし。
それ以外にも、まじめにやるんだったら、研究用の施設も必要だし。

70億円は普通の金銭感覚で言うと大きなお金だけど、国家プロジェクトが使うお金としては少なすぎるかと。アメリカはきっと本気で支援する体制を整えると思うので、アメリカに負けるんじゃないかな。

商社なんてそんなもの~

2007-11-23 23:59:30 | シャカイ
山田洋行を取引停止 防衛省への備品納入で水増し請求(産経新聞) - goo ニュース

商社なんてそんなもの~。特に、総代理店になっている商社は輸入品の値段をかなり高めに請求している。確かに、輸入する場合にはいろいろ手続きがあるので、どこまでが許されるかは結構微妙な問題。理化学機器だと海外での販売価格の2倍近い値段になっているものがあったりします。

結局問題なのは、官公庁や研究機関、大学なんかは物を購入するときの手続きが煩雑で輸入品を直接購入しようとしたら購入を担当する人の負担が半端じゃないこと。そういう事情がなければぼろ儲けしている商社から物を買ったりしません。
こういう面倒なことこそ事務がやってくれればいいのだけれど・・・

もちろん、すべての商社がぼろ儲けしているわけではないと思いますが。