食うのが目的のオカズダイバー

カリフォルニアは法律に則っていればロブスター、アワビ、カニ、ウニ、ホタテ、タコ、イカなど捕獲できる。一緒に潜れへん?

ウオォ~ォ~ッ! 気持ちが高揚してきたど~!

2005年09月30日 | Weblog
カリフォルニア時間9月29日 今日も
 ウッホ、ウッホ、ウッホ! ソワソワソワソワ!

あともう一回寝れば、出撃の日~~!!

ハイパワー充電電池は、破裂するか? というくらい、パンパンに充電したし、タンクも3500psiのところ、3800psiくらいまで入れてもらっているし、、セミドライスーツも準備OK、ゲームバックも準備OK

いよいよ、秒読み態勢となりました。
5,4,3,2,1 

他のエビバカメンバーも同じ気持ちで、この時間を過ごしているんだろうねぇ。(笑)
あ~、落ち着かない~

小物紹介-ウンチクその2

2005年09月29日 | Weblog
僕が使っているマサイヤリ(ヤス)と、貝剥がしの鉄バールの紹介。
僕が魚を獲る時に使う道具はシンプルなマサイヤリ と決めている。
狙う魚の種類や、状況に合わせて長さを変えるが、ガシラ(こっちのガシラはオコゼと同じようにトゲに毒がある)などは、“自分は誰にも襲われない”と思っているのだろう、触るまで逃げないくらいだから、この場合は写真上のような短く切ったもので十分。 
 
次に、ホタテ貝だが、こちらには2種類のホタテがいる。泳いで移動できる“Bay Scallop”と、岩に定着する“Rock Scallop”。 ベイスキャロップは捕獲禁止。 Rock ScallopはOKだが、大きなものは直径20センチくらいになり、貝柱の大きさは、、直径7センチ、柱の厚さ5センチくらいある。このくらいになると、とてもじゃないけどダイビングナイフでは剥がせない。だから、自家製の鉄バールが必要なのじゃ。(写真下)

あ、そうそう、栗(ウニ)拾いの話をしなくては。。。
ウニは、海草を食べるので、海草が沢山茂っている場所の岩にしがみ付いているウニは身が詰まって、金色で、甘くて美味しいんです。
 すし屋の板さんから『北海道から空輸で取り寄せたウニ、今朝仕入れたばかりで、トビッキリ新鮮です!』って言われた時、困るんだ。なんて返事したらいいか。。。
だって、僕ら、ウニを拾う前に、海中でウニを割って試食するんですから、、、、【トビッキリ新鮮】とはこの事を言うのではないだろうか?ってね。
言えないよねぇ、、、板さん怒らしたら勘定が高くなるし。。。(笑)

エビ(ロブスター)のお話- 種類の違い

2005年09月29日 | Weblog
折角15分かかって書き上げた“その2”が、投稿中に消失した! 

僕が知る限り(アメリカはでかいから。。笑)アメリカには2種類のロブスターがいる。僕達が捕まえて食す“California Spiny Lobster”はエビ科で、日本の伊勢海老と全く同じで身体はトゲだらけ。(ハサミがない) 別の種類は東海岸で獲れる“Main Lobster” これはザリガニ科で、ハサミがある。
州によって捕獲する規定が異なるが、カリフォルニアでは【手】でしか獲れない。判りやすく言うと、ヤスで突いたり、網ですくったりしてはいけないという事。
夜間、餌を食べに歩いている伊勢海老を捕まえるのはたやすいが、昼間、岩の中に隠れているヤツを引っ張り出すのは意外と大変。手を突っ込んで手探りでエビたちを引っ張り出す。 当然、薄手の手袋を着用しないと何に触れているか感覚が判らなければ捕まえられない。 逃がしてはなるものかと、手を突っ込むから、トゲはささるし、岩にぶつけるし、シーズンが始まったら僕達の手は傷だらけになる。
仲間の1人は余りにも勢い良く突っ込み、岩に親指を強打して骨折した者もいる。
かわいそうだが、彼のあだ名はCossetsにしようと考えている。(笑)

小物紹介-ウンチク その1

2005年09月29日 | Weblog
夜間ダイビングに必須のライト。
CANNONは通常のニクロム線を使ったものではなく、詳しく知らんけど電光を飛ばして発光させてる。 明るさの単位(ルクスだっけ?)では太陽光線と同等らしく、光の色は白~白青。
機材にはメッチャくちゃこだわるバディーから情報を仕入れて購入した充電式乾電池は大容量!
多分市販されているC型(日本でいう単二)のアンペア数は2000mA前後のはずだけど、、電池専門のオンラインショップで買ったこの電池は4500mA。
タダでも明るいCANNONが、焼け切れるのではないやろか?というくらい明るい。解禁日は伊勢海老を狙うダイバーが一斉に海に入るから、あとは 【泳ぐ早さ】【見つけるスキル】【逃がさず捕まえる技術】のほかに、【人より早く見付ける】事が勝敗を左右すると言っても過言ではなく、その為にもより遠くまで光が届く【ライト】もバカに出来ないのである。

あなたハッピー? 僕ハッピー。(半狂状態。笑)

2005年09月29日 | Weblog
カリフォルニア時間よる10:45分 汗は出ないけど、暑い
でも、今から2日後の今頃は伊勢海老解禁で捕獲に向けてドライブしている頃!
伊勢海老シーズン開幕を迎えるのは今年で5回目だけど、何回迎えてもワクワクするなぁ。。。
ゲームバック(獲った獲物を入れる袋)も買ってきた。
嬉しい事に、通常価格$24.99 の商品がセールになっていて$19.99。
たかが$5、されど$5。サッポロ大瓶が飲めるモンね!


熱ッツ~ゥ!

2005年09月29日 | Weblog
カリフォルニア時間9月28日(水) メチャメチャ
360度、雲一点無い。 気温100度(摂氏37.4度)
通常海からの風が吹くのに、今日は朝から北東の風が吹いて大陸で熱せられた熱風が吹いている。Santana Wind と巷では呼んでおり、いつも夏が終わって涼しくなって来た頃に、2~3日間、熱風が吹いて温度が再上昇する。

さて、ココで本題(このブログの本題は“おかずを獲る”(笑)です。)問題です。あといくつ寝るとお正月でしょうか?

答え:2つ(正式には3つ)
解説:伊勢海老を獲る事に情熱を燃やしている私達は“エビ暦”を採用しており、エビ暦の元旦はエビの解禁日という事になっております。(『バ~カ!』と呼ばないで~、もう、耳がタコだらけでタコが出来る場所がないから。笑)
よって、今年の元旦は10月1日(土)なのですが、僕達は日の出を待たず、深夜0:00と同時に伊勢海老を捕獲します。だから、、大晦日9/30夜から行動を始めるので、僕達にとってはあと2つなのです。

さて、今日も朝から仕事が全く手につかず、、、、
お昼ごはん食べてから直ぐにタンクに空気を入れに行ってきたし、海中電灯は充電したし、、、、セミドライスーツのジッパーにワックスも塗ったし、、、

たのしみだなぁ....。o○ 




伊勢海老解禁まであと3日~っ!

2005年09月28日 | Weblog
10月1日午前0時に解禁となるので、我らエビバカ軍団は前夜9月30日に出撃する。
と、言っても、エビ(伊勢海老)に狂っている我らは既にスイッチが入っており、恐らくまともに仕事をしているヤツは居ないハズ。

解禁を間近に控えたエビバカの典型的な1日:
朝6時:「なんだ、エビを食べていたのは夢か.。o○」とボヤキながら起床
7時:「しかし、あのエビはでかかったなぁ。正夢になるかなぁ.。o○」とつぶやきながら朝食
8時:「大きなエビが複数居た場合、どうやって捕獲したらええんやろ.。o○ ア~ッ! 危ねぇ!! もうチョッとでオカマ掘るところやった。。。」と言いながら通勤。
9時:仕事を始めようとすると、直ぐにエビが脳裏に浮かんでしまう。
9時10分:コーヒーを飲んで目を覚まそうとすると、コーヒーにエビの姿が映っている。
10時:書類を見るが、不思議と、頭の中はエビの映像しか出てこない。
11時:エビの姿を見たら落ち着くかも? と、インタネットでエビの写真を見る
12時:エビの活け造り、エビのBBQ、エビのボイル、エビのてんぷら、エビフライ、、、、、、を思い浮かべながらハンバーガーをかじる。
13時:昼食後腹が膨れて、眠気が襲ってきてウトウトするが、突如大きなエビが岩の中から飛び出し、とっさに手が動いて目が覚める。
14時:「そうだ、なにかエビを捕獲する新しい機材が発売されていないか、インターネットでチェックしよう。」 と調査する。
15時:深入り。
16時:帰宅前にダイビングショップに行って事に決める。
17時:退社
18時:ダイビングショップで新しい商品がないかウロウロ
19時:週末は伊勢海老三昧でコレステロール摂取量がたかくなるので、豆腐、納豆など、あっさりした食事で済ませる。
20時:機材の点検(実はここんところ毎日している。笑)
21時:インターネットで週末の海の天気を調べる。
22時:エビの写真を枕の下に入れて海の神様~、私に大きなエビを与えてください~。と祈りながら寝る。
23時:夢の中でエビが岩の穴からアンテナを出してきた。
24時:でも、動きが俊敏でアンテナしか触れない。“掴んだ!”と思ったらカミサンの鼻で、「痛いっ!」と怒られて目が覚める。
1時:とんでもないデカイヤツがいるが、奥の方に隠れたままで出てこない。手を伸ばしたら、カミサンのマタグラで、又もや「いい加減にして!」と怒られて目が覚める。
2時:“やった~!今度は掴んだぞ!!”と思ったら又もやカミサンのオッパイで、とうとうベッドから放り出される。
3時:“今日はやけに水温が冷たいなぁ.。o○” と思ったら、布団がなくて目が覚める。
4時:やっと一匹捕まえた!
5時:“ギーギー”と鳴くエビを調理している。
6時:おはようございます。



南カリフォルニアのダイビング紹介ブログを開始しま~す

2005年09月28日 | Weblog
9月27日
まず始めに堅苦し~い話ですが、、このブログ管理者のコンセプトを判って頂いた上で、賛同頂いた方々に参加して頂ければ意気投合するのではないかと考えます。

日本は日本なりに楽しい趣味は沢山ある。
でも、正直なところ、高速道路一つにしてもカリフォルニアとは違って有料だし、何をするにも金が掛かる。勿論、金さえあればどこの国でも、どんな遊びでもできる事は判る。 だから、逆に金を掛けなくても遊べる趣味に意義を感じる。
 2001年9月、メキシコ沖にマグロのトローリングに出かけた時、タマタマ乗り合わせた日本人に声を掛けられたのがそもそものきっかけ。
「ダイビングをしたら、イセエビが獲れますよ。解禁は二週間先なので、今から講習を受けると間に合います。」 ハマリました。(笑)
 釣は釣り糸を垂れて【待つ】遊びだが、ダイビングは【追いかける】【捕まえる】遊びです。勿論、自然界の動物ライオンでもオスだけが狩猟するわけではなく、メスも狩猟しますが、どちらかと言うと【追いかける】【捕まえる】ところにオスの本能をなびかされるのだと、管理人は思うのである。

さて、日本には日本の法律があるので賛否両論だろうが、カリフォルニアのように、漁師も、趣味の釣り人やダイバーも公平に海を利用して、魚介類を獲る楽しみを与えてあげたら良いのに。と思う。
因みに、カリフォルニアではプロの漁師の生活を守る為、個人が捕獲した魚介類の販売・購入は法律で厳しく禁止され、レストランなどには販売できないようにしているし、プロの漁師の年間捕獲量と比較すると、趣味の捕獲量はビビたるもので、当局がしっかりと、両者の権利、自由を上手く取り持っている。
生態調査は常に行っており、魚の種類ごとに捕獲最低サイズなどや、禁漁期が定められており、一般的に言うと、プロの漁師も趣味の連中もこれに従う事により、自然を保護している。

最後に:
一言でダイビングと言っても写真を撮ったり、リゾートダイビングしたり、目的は様々ですが、当ブログを通じて、【獲物を獲って食す】事に共感してもらえるダイバーが集うブログ、そして、日本在住のダイバーの皆さんがカリフォルニアに来られた際に平等に海産物を獲る楽しみがあるすばらしさを感じてもらえる機会を作り、そしていつか、日本のダイバー達も漁師さんと上手く共存していけるように日本の法律が整備される事を希望し今後これらにまつわる話題を続けて行きたいと考えます。 賛同いただける皆様からのカキコミをお待ちしております。