馬鹿バスケ

Brooklyn Comets(ABA)でのアシスタントコーチを終えて、今はNYでスタッツいじり。

VS Newark Express (11/11/06)

2006年11月13日 | Brooklyn Comets
シーズン2戦目、ホーム開幕戦。否が応でも気合が入る。

朝は昨日の試合で使ったユニフォームの洗濯から。エキップメント係がいないのでアシスタントコーチが交代でやることになっている。ユニフォームのバッグ(かなり重かった。。。)を背負って、会場のKingsborough Community Collegeまで地下鉄・バスを乗り継いで行く。週末に急行のBラインが走っていないのはちと痛い。

ホーム初戦はオペレーションが大変だと警告を受けていたが、ここまで凄いとは。選手の背番号がプログラムと違っていて、ラジオアナウンサーから最終版をくれとせっつかれたり、ホームなのにビジターのロッカーを割り当てられたり。。。段々感覚が麻痺してきて多少の事では驚かなくなってきたのは収穫。

試合の方は、スタメンのSGであるRyan Williamsが今日からAnd1日本ツアーに参加する為、昨日PGに入っていたCombo GuardのKenny Satterfield(元NBAプレイヤー)を2番にシフト。昨日後半いい仕事としていたKarl SandersをPGに挿入。KarlはKennyが来るまではスタメンのPGとしてチームを引っ張ってくれていた。ミスが少なくディフェンスを頑張る、日本人好みの典型的なPG。

ホームの観客の応援に後押しされて快調な出だし。ところが昨日に引き続いてトランジションディフェンスが甘く、点差を付けられては、投入した控え選手の頑張りで追いつく展開。Back-to-Backのゲームで中心選手に疲れが溜まっている状況では、控えの"Flesh Leg"の使い方がカギになることを学ぶ。

残り15秒、ワンダーズが4点勝っている状況でのスローイン。ボールをしっかり保持していれば勝てるところ、バックコートで痛恨のミス。相手がゴール下に持ち込んでシュートを決めると、これが"3D Rule"で3点に。残り2秒で1点差に。ABAルールは確かに見ていると面白いが、やっている方はたまったもんじゃない。

残り2秒のボール保持には成功し、初勝利を収めることが出来た。日曜日の対Baltimore戦は、相手チームが開幕二日で潰れてしまい中止に。日曜日はビデオとスタッツの分析で一日終わりそうだ。

次の試合は水曜日、アウェイでのRichmond Ballerz戦。仕事があり帯同できないのが残念。このチームはオーナーがなんとIversonの母親。基本的にこのリーグは、ビジネスモデルとして継続的な運営が極めて困難なことが明らかな中で、参入障壁の低さ(リーグ加盟料が安い等)から、「自分のチームを持ちたい」という一部のお金持ちが入ってきてくれるお陰で、なんとか成り立っているような気がする。


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4 コメント

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がんばれ、年ボウ (あか)
2006-11-15 12:23:27
ご苦労様です。昔の年ボウの生活を彷彿させます。貴重な体験をしていることには間違いなのでがんばってください。話を聞いていると、映画に出てくる昔のMLBのようなイメージが湧いてきます。ある種の純粋さを感じるようです。といっても、現実はもっと厳しいのでしょうけどね。いずれにしても、がんばってください。
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初勝利おめでとう! (HOOP-MMF)
2006-11-16 13:03:46
スタッフのとって勝利が何よりの報酬ですよね。
これから様々な体験をすると思ういますが、全てチームスタッフの醍醐味ですよ。頑張ってください。出張の折には時間合えば応援駆けつけたいと思います。
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Re; (t123da)
2006-11-20 03:44:19
赤さん、ご無沙汰してます。気がつくと赤さんのような生活をしている自分に気がつきます。ああいう環境で過ごしてしまうと、もはやバスケから離れて暮らすことは困難ですね。頑張ります。
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Re; (t123da)
2006-11-20 03:51:01
Hoopパパさんご無沙汰です。MMFも名古屋に行かれたそうで、もはや全国区ですね。スタッフとして味わう勝利はまた格別です。出張の際は是非ご連絡を。
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