先週、息子家族が4泊5日で北海道旅行に行きました。
3連休をはさんで、あと2日は親子とも学校や仕事を休んで行ったわけです。
愛知県では昨年「ラーケーション」なる制度ができ、学校外で家族でできる体験をするために休んでも、欠席にならないという制度です。
年間3日とれます。
学校には届を出すことになっています。
公表されたときは、なーんだそれ、と思いましたが、今では「ラーケーションとります」との申し出が多く出るようになりました。
親世代も働きかた改革とやらで、家族のために使う休暇が増えてきたようです。
私がフルタイムで働いていた頃は、休みなんてほとんどとらず、病気になってもかなり無理をして働きました。
子どもの頃は皆勤を目指して通学しました。
それも今は昔。
休むことを国が奨励しています。
でも、大丈夫なのかなあ?
大学生の学力は世界基準の地位がどんどん下がっているし、不登校の子供はどんどん増えているし、大人の世界でも、経済力は落ちているし、大人も子供もこんなに休んでいいのかあ?
北海道では様々な体験をして楽しかったようで、よかったねえ、と言いましたが、みんながみんなラーケーションをとって家族旅行に行ける子ばかりではありません。
ハワイに行った子もいれば、とても行ける状態じゃない子もいるわけで、同じクラスにいてどんな思いが生ずるのでしょうか。
私は知事が提唱したこの「ラーケーション」には反対です。
(息子たちには言いませんが)
今日お土産をもらいました。
かわいいシマエナガのクッキー、ラベンダーの香り、鮭チップスなど。
まあ、素直にありがとうと言いましたが。
わかめご飯、牛乳、さんまの銀紙焼き、五目きんぴら、のっぺい汁
休みを取って能登地方のお手伝いに行っている人もあろうかと。
そんな人たちが一人でも増える方がいいと思うのです。
愛知県が先駆けて進めている教育方針ですね。旅に出なくても親子で野菜作りしたり
親子でいっしょに何かをするという とてもいい教育だと思います。
教室だけが教育の場ではない と言った人がいますがその通りです。
かつて『ゆとり教育』が導入され 私たちが昔学習した 円周率の3.14が3になったため
掛け算・割り算もできない子が増えたと 何年も前にの息子が嘆いていましたが
いまも円周率は3のままでしょうか。
休みを取って能登の被災地の手伝いに行っている人たちには 手を合わせたいです。
他の県ではやってないんでしょうかね。
愛知県、休みすぎだわ。
もっと勉強しろ、と言いたいですね。
ゆとり教育は失敗でした。
詰め込み教育もいかん、いったい何がちょうどいいんだか。
私がもっと若ければ、大学生くらいなら、絶対ボランティアに行くんですけど、今はボランティアを受ける側ですよね。
そんな受ける側の方が人口が多いときてますからほんとうに大変です。