３月２８日（月） 木のコンセプト

今制作中の作品が、

いつもと違う方向性へ



展開し始めた。


時折起きる現象だ。




昨日朝アップした、

ご近所の道端に

力強く咲く花たちへの

リクエストに喜んで............







お応えいたします。

たっくさん、咲いてます。



そして今日のワーキングを終えて、

帰途に着く頃.................


取り壊し中のビルに



久しぶりに目が留まる。

あれだけ毎日

気にして通ったこの場所を

いつしか忘れて

素通る自分

やはり少し違ってきている

心の景色。




沈む夕日は今日も、美しかった。



先日のブログでお約束した「木」（木肌）の作品の
コンセプトを
ご紹介させていただきます。



Ein schwarzer waldⅡ,acrylic on canvas,45.5x37.9cm 2010

（スイスのバーゼル・ブリューメンインゼルに出品中。　邦題：黒い森）


（邦訳）

日本人の生活は昔から「木」と深く関わっています。木の家、木の家具、木の浴槽、木の箸、木でできた神社仏閣、木彫の仏像等、木の香りとぬくもりが人々の心を捉えて離しません。

また経済界では「年輪経営」と言う言葉があります。
「よい会社は遠きを計り、ゆっくり成長する」と言う意味です。

そう考えていくと日本人は、生活の道具としてだけでなく、心の拠り所としても、「木」を尊び愛し続けているのだと思います。



Drifting civilization-2,acrylic on canvas,116.7x90.9cm 2010

（OKA展出品作品。　　邦題：漂流する文明）


ちいさな事かもしれませんが、
私はいつも「マイ箸」をポケットに入れて持ち歩いています。




「タテータ・ニータ」acrylic on canvas,53.0x45.5cm 2010

（未発表作品。　　　邦題：立て板に板）


そしてこの木肌をモチーフとしたシリーズ
J-WOODシリーズを制作するときは、
いつも心が　
落ち着きます。


J-WOOD-1,acrylic on canvas,27.3x22.0cm 2010


落ち着きついでに最後は..............
早朝の倉敷アイビースクエアーを
動画でアップします。

中庭のシーンです。シーンとしています。




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