T.Wakabayashi

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3月17日(日) PROST BERLIN 10

2013-03-17 | 展示会のご案内
「黎明」  acrylic on canvas   32.0X41.0cm   2012   T.wakabayashi







先日、ドイツから1通の便りが届いた。
3月1日~3月31日までベルリンのInvalidenstrasseにあるGallery DENで
「原発アート展」が開催中なのだが、

「原発展」のバニサージ風景        (C)TERADA Project





その作品群の中から5作品が優秀賞として選出された。

(C) TERADA Project





審査は厳格に執り行われ、寺田画伯主催のもと........

マリアンネ・ヤルチッツ(インド美術館・元館長)
アンドレアス・キュッバース(ドイツ地球科学研究センター)
ベーター・リューゲ(建築家・大学教授)
クルト・ゲルガー(独日協会会長)
アンネッテ・ゲッシェル(美術評論家)
ゲルハルト・ゲッシェル(芸術家)

以上6名の審査員の方々が熱心に審査された結果、

(C) TERADA Project





あろう事か..........

(C) TERADA Project






私の作品が選出された。

(C) TERADA Project






驚天動地の出来事だ。

"GENPATSU2" acrylic on canvas 32.0X41.0cm 2013 T.wakabayashi






そして2枚出品した作品(GENPATSU/GENPATSU2)の内、
選出されたのは多分こっちの方じゃないか.......と

"GENPATSU" acrylic on canvas 32.0X41.0cm 2013 T.wakabayashi


自分では勝手にそう思っている。(違ったりして

でもいずれであったとしても、本当に嬉しいことです。
ありがとうございました。



因みにこの2作品は、冒頭掲載した2012年の作品「黎明」のシリーズでもあり私自身、原発をテーマに描き始めていたところだった。

ベルリンでの「原発展」は原発そのものの賛否を問うわけではなく、現代アートを描く者にとって今や避けて通れぬテーマとしての原発を、形骸化し浮き彫りにすることが目的だった。


その主旨に賛同し出品した私は、明確に原発反対の考えのもと制作を続けている。

ちょうど今夕のTV番組「バンキシャ」でもレポートされていたが、仮保存とも言える六カ所村のプールの中には約12000本もの使用済み核燃料が保存され、当施設のキャパの99%にまで達している。

そして我が国の原発の歴史はここで50年を迎えるのだが...........
最終処分場については未だに未定のままでいる。
なにひとつ決められないまま、我々の手に負えないモノを賛同できるわけがない。




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