<土木のある風景③> 夢の超特急編 『SHINKANSEN』
注釈>>
※6)総工事費1972億円:
昭和35年度の国家予算が総額1兆5697億円、道路事業予算が1072億円。いかに新幹線建設プロジェクトの規模が大きかったかが想像できる。
ちなみに、平成20年度当初一般会計予算は、約83兆円。
本四架橋3ルートで総額3兆3700億円といわれている。
※7)約3800億円:
昭和39年度の予算が成立して間もない時期に工事費不足約874億円(当時)が露呈した。「全体で約2926億円、それ以上は要求しない」とした直後のことである。これが政治問題化し次期首相候補の鞘あて、思惑が交錯し、十河追い落とし派の度重なる工作もあり、十河は再々任されず新幹線開通を待たずに総裁の座を去っている。
ちなみに、
新幹線開通後、次々代総裁の時に写真のようなレンガ色の碑がつくられた。
それは、東京駅19番ホームの大阪寄り先端にある。
そしてそこには、新幹線誕生に格闘した熱血総裁・十河信二のレリーフが置かれている。「一花開天下春」(一花、天下の春を開く)という自筆の書碑とともに。
注釈>>
※6)総工事費1972億円:
昭和35年度の国家予算が総額1兆5697億円、道路事業予算が1072億円。いかに新幹線建設プロジェクトの規模が大きかったかが想像できる。
ちなみに、平成20年度当初一般会計予算は、約83兆円。
本四架橋3ルートで総額3兆3700億円といわれている。
※7)約3800億円:
昭和39年度の予算が成立して間もない時期に工事費不足約874億円(当時)が露呈した。「全体で約2926億円、それ以上は要求しない」とした直後のことである。これが政治問題化し次期首相候補の鞘あて、思惑が交錯し、十河追い落とし派の度重なる工作もあり、十河は再々任されず新幹線開通を待たずに総裁の座を去っている。
ちなみに、
新幹線開通後、次々代総裁の時に写真のようなレンガ色の碑がつくられた。
それは、東京駅19番ホームの大阪寄り先端にある。
そしてそこには、新幹線誕生に格闘した熱血総裁・十河信二のレリーフが置かれている。「一花開天下春」(一花、天下の春を開く)という自筆の書碑とともに。