しょうちゃんズ_Cafe

全力少年しょうちゃんが日々の感動と発見の中から、その心象風景とそこに織りなす人間ドラマを紹介します⌒⌒。

第14話<特別編> 「東日本大震災」その4

2011年03月18日 23時59分59秒 | Weblog
【どぼくのある風景】第14話_特別編<東北地方太平洋沖地震>その4;今日で一週間

震度7、M9.0
第一波の震源は宮城県沖約130km、深さ24kmとされる。
地震被害は東北地方に止まらず、北関東ほか首都圏でも大きな被害が報告されている。
とりわけ、東京タワーの電波塔先端頂部が変形したことは象徴的であった。
東京都区部震度5強。
大阪市内 震度3。

津波被害が被災規模をより激烈なものにした。

福島第一原発の被災は衝撃的であった。
11.3.18現在、IAEAの安全基準※1)レベル5に相当し、
1999年茨城県東海村JCO臨界事故のレベル4を凌ぎ、アメリカ・スリーマイル島原発事故に相当する重大事故となった。

原発・東電の関係者ほか、自衛隊、消防等あらゆる組織が総力を挙げて封じ込め、鎮静化に動いている。
危機的な状況が続いているが、幸いなことに、
彼らはチームとしての「闘志」を未だ失っていない。
ここが期待が持てる唯一最大の要因だと考える。※2)

何を守るのか?原子炉か?
否。
海水を使うと意思決定した時点で、すでに考えが揺れることはないはず。
原子炉を守るのではなく、日本を国民を守るのだ、ということがメンバーに共通した使命となっていることと想像できる。


 文字通り死力を尽くしての作業が続くことになるであろう。困難に立ち向かうメンバー各位に敬意を表します。また、送り出している側の家族の皆さんの勇気と克己心にも、メンバー各位に対するものと同様、感服し同時に深く感謝します。
未だ予断を許さない状況が続きますが、何とか無事に沈静化へ向かうことを念じます。



参考文献;
※1) IAEA国際原子力事象評価尺度(International_Nuclear_Event_Scale)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E4%BA%8B%E8%B1%A1%E8%A9%95%E4%BE%A1%E5%B0%BA%E5%BA%A6


参考図 IAEA国際原子力事象評価尺度
(2011.3.18 レベル5相当と公表された)

※2) 例えば、
 ・米紙NYタイムズ電子版より;「Fukusima50」(2011.3.15付け)
  「顔の見えない無名の作業員が50人残っている」とする記事を東京発で載せた。
 ・米ABCテレビも
  「福島の英雄50人-自発的に多大な危険を冒して残った原発作業員-」と報道。
 ・オバマ米大統領は17日の声明で
  「日本の作業員らの英雄的な努力」とたたえた。
 http://micro.asahi.com/w/news/TKY201103180477.php

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