今流行の『鬼滅の刃』…とは聞くが、ここスイスに在住しているとサッパリ実感がない。
インターネットの情報のみで出来上がっている『世界』に私は住んでいる…それは実に『マトリクス』ではある。
『鬼滅の刃』が何で流行るか…それが問題である???
私見であるが、それは日本が『悟りの国』で、その郷里(さとり)が『日本』であるから・・・である。
そう考えた時、『鬼滅』とはそのまま『悟り』を意味している…ことがわかる(?)
で、その鍵( One-piece )がこれだ。⬇︎⬇︎
禰豆子ちゃんの口を封じている竹の『猿ぐつわ』= 『 マスク 』・・・つまり『一黙』を象徴している。
これを観ると私は子供の頃みた『忍術をする忍者』が何かの巻物を咥えて忍の印相を組んでいるのを漫画で学んだ事を思い出す…。
その印相は今思えば、右手が『2』を表すジャンケンのチョキでその拳は左手の人差し指『1』を握り・・・『不ニノ法門』を表している。
それはさておき、『一黙』こそは『悟りの門』の入り口で、千何百年前か?知らないが『維摩経』という有り難い仏教経典があって
日本には聖徳太子がそれについて解説している。その中に『維摩の一黙、雷の如し』…とあって、まさに『不ニノ法門』を一黙で象徴しているのだ。
これが日本文化の礎(いしずえ)となっている・・・というのが私、馬骨論なのであるが…。
『鬼滅の刃』物語はこの禰豆子の『一黙』=『マスク』を巡って展開している。『一黙』こそが、人間の本性である『慈悲と智慧』への法門に続く道だから・・・
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