このところ入れ込んでいる茶道指南書?『日日是好日』と映画をじっくり観るにつけ、『はは〜ッ』と思ったことがあった。
これまで『茶道』には全く興味がなく、何も知らずにいたが、森下典子さんの著書と映画のおかげで『茶道』のなんたるかを
垣間見て思ったのは、同じ『悟道』であっても私が歩んだ居士林での『禅』修行とは、行き方が真反対のように見受けた。
私は『茶道』の師による『手取り足取り』の指導法、茶や茶器の種類はもちろん、和菓子、花、掛け軸等など五感すべてに
注意をはらう『行』のやり方と、『魂』以外はすべてを奪い取る如き、『手取れ足取れ(=ダルマ状)の禅行のあり方』
とのあまりの違いに心底驚いたのだ。
ことに居士がする『禅修行』は雲水達とは違い、常に娑婆と聖域の行き来があり、仮に『師』の指導を受けたとしても
『けんもほろろ』の指導法で取り付く島など無いのが普通であるから、私が今回『茶道』の行法を知って驚くのも無理はない。
いずれも『無我』に至る道であるが、毎回強制的に『まんじゅう』を喰らう『茶道』に魅せられる馬骨
追伸:今日2月28日は『利休忌』とのこと…何たる偶然。
当時の専制君主、秀吉に屈することなく切腹した日であるが、だからこその息吹を『茶道』に吹き込んだ、ともいえる。
味があって、素敵だなと思いました😊
「味」を云々されれば「下手だけど…」ということが前提になりますが、
わかってますので、素直に喜んでいます♪。