時間的( 約60年)にも距離的(日本〜スイス)にも遠くになった故郷をいま思う時、小中学生時代、いわゆる義務教育という
日本の教育体制による、当時の担当の先生方や同級生等と過ごした、7歳から15歳の9年間に学び培ったモノ・・・
普段あまり省みることのないこの時期こそ、私という人間の基礎を築き上げてくれた期間であったと…
海外在住しているせいか、日本という国に対して感謝の念が湧いてきたりする。
6,7年に一回(?)ぐらいの割に小中学時代のアルバムや成績表などを観て、するともなく『還暦スキャン』をしては
まったく無学な私に、一クラス45名という大所帯であるにも関わらず、目を配って世話をしてくださった先生方の思い出が目に浮かび
通信簿に、各学期わずか一行ながらも伸びた点や注意点など記入があり、先生方の暖かな眼差しを読み取ることができる。
このように私は故郷を省みる時に、日本という国を強く意識するのは、海外在住がその理由であることは間違いないと思うが
そのような視点を持っている日本人の存在と意見は、日本にとっても大切ではなかろうか。
私が何故そんなことを言うかというと、自国文化を継承するなかで義務教育が果たす役割の重要性を痛感していることだ。
ボンクラながらも、30年以上ヨーロッパに住んで、肌感覚で日本とヨーロッパとの相違点を感じているだろうし
同じ日本であっても60年前の教育と現在のそれとでは違っている。(日本の良さを体験した身としては)
今日は参議院選挙の開票日、今現在日本時間で23時30分。今回の投票率は51%になる見込みだそうだ。
山本太郎氏の東京選挙区では6人枠のうち4人が当選確実(蓮舫、山添拓、竹谷、朝日、その後生稲)で現在山本太郎は5位。
れいわ新選組の比例特定枠で天畠氏が当選した。
追伸 山本太郎氏当選しました。 良かった。(日本時間0時すぎ)
私が小学校6年生のとき、1964年で東京オリンピックの年で経済的に上り坂で全国民的に希望に満ちた時期であったし
私の小学校には、6年生だけでクラス45名X5クラスで、225名もいて少子化の真反対な状況であった・・・。
今回の選挙、自民党が大幅に議席を増やし、改憲勢力に勢いがつく見通し、日本はどうなることやら。
我が街・モルジュのレマン湖畔からの本日の風景