拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

うだる暑さの下で・・・

2011年06月28日 | 人間観察録
 昨日の暑さが、可愛いく感じられる今日の気温33度だって。

 ホコリ高き 引越し稼業としては ちょいとキツイ気温なのだが、ボクはひんやり気味の地下室
 担当で助かった。 そのうえ、 客の子供、三人姉弟の8歳の長女 カミちゃんが怖いパパに似ず
 じつに愛らしく 隠れんぼ をして遊んでくれた。 両親はフランス人であるが、父親の仕事の
 関係で日本に5,6年住んでいて少し日本語、そして英語、もちろんフランス語が出来る女の子だ。

 日本に長いこと住んでいたせいか? 顔は可愛い赤毛の洋風だが、雰囲気がふんわりとした和風?
 で8歳の子にしては なんか深いものを持っている将来楽しみの女の子と見た。

 ところでボクの相棒のアフリカ系ポルトガル人の老師ミカエルは仕事仲間としては非の打ち所が無い
 のだが、ただ一つ凄い弱点があるのだ。
 (ミカエルについて詳しく書いてある昔の記事を参照)
  http://d.hatena.ne.jp/syaraku-sai/searchdiary?word=%A5%DF%A5%AB%A5%A8%A5%EB

 朝起きに 非常に弱い。 今日も寝坊で 約束の7:30に来なかったのだ。仕方なく彼の住んでいる
 地区までトラックで迎えに行く。 彼を雇っている 親方のアントニオは事あるごとに「奴のあの
 欠点の為にだれもアイツを雇うものがいないんだよ。」と・・・。
 
 たしかにこの欠点は困りものだが、それでも 彼の存在はボクにとって欠点を補って余りあるもので、
 朝あったとき 子供のように小さくなっている彼を見ると どうも強く叱れないのだ。

 それにしても トラックでの移動中は うだる暑さ に こんな風景を 逆想像して涼しさを求めた。
  散歩コースちょっと遠目のモルジュの1月の寒い風景